アソインターナショナル(9340)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。地味な事業で業績も横ばい傾向のため人気がなさそうです。
しかし業績がしっかりしているため公開価格割れもなさそうです。VC出資がないため売り圧力は感じられません!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 835円 |
仮条件 | 12月07日 |
公開価格 | 12月15日 |
公募株数 | 850,000株 |
売出株数 | 770,000株 |
公開株数(合計) | 1,620,000株 |
オーバーアロットメント | 243,000株 |
幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) 野村證券 みずほ証券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 |
委託見込 | DMM.com証券 |
矯正用歯科技工物の製造と販売を行っている企業になります。大手情報によれば初物になるとの観測が出ているようです。
物珍しさはあるようですが、スタンダード市場への上場と言うことで人気が高まるとは思えません。
ひっそり上場しその後も横ばいの株価推移となるのではないでしょうか。企業規模が大きくなるとどこかのタイミングで株価が上向く感じでしょうか。意外とそんな銘柄がありますからね。
歯科技工所の上場例はこれまでないとされているため一定の需要は見込めそうです。ただ、IPO投資を専門とする公募組にはあまり好まれないと思います。
上場規模は想定ベースで約15.6億円、時価総額は約40.5億円になります。
歯科技工所の上場例がないとされていますが新奇性もほぼ感じませんよね。全国の矯正治療を行う歯科医院などに対して矯正歯科技工物の供給を行っています。
管理方法はアナログが基本となっていますがデジタル化も進んでいるそうです。
アソインターナショナル(9340)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。業績や株価設定から割れるような銘柄ではないと考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想900円~1,000円
※注目度B
※注目度B
想定発行価格835円なのでジャスト1,000円あたりがポイントになりそうです。
PER的には15倍~20倍くらいはいけそうな気もしますがどうでしょうか。類似企業の松風(7979)よりだと厳しそうですが、ナカニシ(7716)よりだと高値が狙えそうです。
事業規模の違いなどもありますがPER10倍~15倍あたりで落ち着く試算だと思います。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
アソインターナショナルの上場データと初値予想を考察
アソインターナショナル(9340)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で引受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 1,409,400株 | 87.00% |
野村證券 | 81,000株 | 5.00% |
みずほ証券 | 64,800株 | 4.00% |
SBI証券 | 32,400株 | 2.00% |
東海東京証券 | 16,200株 | 1.00% |
楽天証券 | 16,200株 | 1.00% |
公開価格割れしないと考えているためIPO抽選に参加しておきたいと思います。公開株数が多いため平幹事からも当選が狙えそうです。
ブックビルディング期間が12月08日~12月14日となっているため皆さん中だるみする頃だと思います。
最後まで頑張って申込んでおくことをお勧めします。逃がした獲物は大きいかもしれません!配当金も出ますからね。
SMBC日興証券のIPOルールは下記記事にまとめています。IPO抜きにして毎月かなり利用しています。
信用取引手数料無料はありがたいですね。ネット口座のダイレクトコースは使えます!
SMBC日興証券のIPO抽選ルールについて徹底的に調べました。個人的にも過去の当選履歴から一番IPOに当選できている証券会社かもしれません。IPO取扱い数も業界最高水準のため、口座がない方は早めに作っておいたほうがよいと …
アソインターナショナル(9340)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!※アソインターナショナル公式サイト引用
業績を確認すると2023年6月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上32.62億円となり前期31.15億円から4.72%増、経常利益4.86億円となり前期5.18億円から6.18%減となります。
四半期利益は3.35億円となり前期3.51億円から4.56%減を予想しています。
想定発行価格835円から指標を算出するとEPS75.55からPER11.05倍、BPS501.24からPBR1.67倍になります。配当金は21円出るため配当利回り2.51%になります。
初値がガンガン上がるタイプの銘柄ではありませんが、公開価格割れする可能性も低そうです。
大手が初物と書いたため資金が集まることに期待したいと思います。地味な事業だと思いますが規模が大きくなると株価が跳ねてもおかしくないと思います。
ナカニシのチャートを見るとワクワクしてしまいます。マニー(7730)なども長期スパンで株価を確認すると面白みがあります。
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