property technologies(プロパティテクノロジーズ)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。業績しっかりの企業ですが無配なので人気は限定的でしょう。
株価設定も割安とは言えないため地合いが悪ければ公開価格割れもあり得ると思います。不動産業はIPOで不人気傾向にあります。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 2,920円 |
仮条件 | 11月22日 |
公開価格 | 12月02日 |
公募株数 | 360,000株 |
売出株数 | 385,000株 |
公開株数(合計) | 745,000株 |
オーバーアロットメント | 111,700株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 ひろぎん証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
株価設定が高い住宅株になり実力はあるようです。同社は中古住宅などを再生販売する事業を手掛け、主力商品は「リノベーション済中古区分所有マンション」となっています。
北海道から沖縄まで主要都市部で販売し企業規模も大きいようです。また、山口県と秋田県では新築戸建の請負も行います。
売上構成は2021年11月期で中古住宅再生68.0%、戸建て住宅30.4%、その他1.6%となっています。
IPOにおいて新味は全く感じられず無配なので買い手不足となる可能性があります。上場規模は想定発行価格ベースで約25.0億円、時価総額119.0億円です。
配当が3%程度出れば買い向かう個人投資家も多いと思いますが、個人投資家には不人気IPOでしょう。PERは既に評価された数値だと思うので公開価格割れしなければと言った印象を持ちます。
property technologies(プロパティテクノロジーズ)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。地合いが良好のため公開価格を超えてくる予想が出ています。抽選に参加される方は地合いを気にかけておきましょう。
最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
予想値を確認すると利益見込みがあると感じます。想定価格は2,920円です。
しかし個人的には無配のため同社株を買うくらいなら実績が出ている上場企業の株式を買います。多分、皆さん同じことを考えるはずです。
AI査定を利用しているため、この辺りが評価されれば多少は上値があるかもしれません。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
property technologies(プロパティテクノロジーズ)の上場データと初値予想を考察
property technologies(プロパティテクノロジーズ)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 670,500株 | 90.00% |
SBI証券 | 14,900株 | 2.00% |
楽天証券 | 14,900株 | 2.00% |
松井証券 | 14,900株 | 2.00% |
マネックス証券 | 14,900株 | 2.00% |
ひろぎん証券 | 14,900株 | 2.00% |
12月上場ラッシュ1発目のIPOなので需要不安はないと思います。
ただ翌日は大栄環境(9336)とスカイマーク(9204)が上場するため買い控えが起きる可能性はあります。サイフューズから12日間の空白期間があることはメリットだと思います。
想定ベースで大栄環境が約468.8億円、スカイマークが約367.5億円の吸収となっています。
微妙なIPOが続くためしっかり考えてIPO抽選に参加しておきましょう。全ての銘柄が公開価格を超えてくるとは考えないほうがよさそうです。
大手予想も「地合い良好」と言うことで初値予想を算出しているようです。
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property technologies(プロパティテクノロジーズ)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気見込みは低いと思いますが仮条件次第では参加する可能性があります。割安感が感じられないため今のところは消極的に考えています。
※property technologies公式サイト引用
業績を確認すると2022年11月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上372.91億円となり前期295.43億円から26.23%増、経常利益20.77億円となり前期15.93億円から30.38%増となります。
四半期利益は13.89億円となり前期10.34億円から34.33%増と予想されています。2023年11月期の予想はまだ確認されていません。業績自体は絶好調となっています。
このため株価にも反映されるはずです。
また、EPSが389.75のためPERは7.49倍になります。PBRは2.03倍です。
来期業績も今期のように驚異的な数値が確認できればIPOでも利益が見込めそうですが来期業績はまだ非開示なんですよね。
ベンチャーキャピタル出資分は売出株に回され残数が42万株程度になります。
売り圧力としては残りますが、ロックアップ180日間で解除倍率なし設定なので上場時に売却される可能性は限りなく低いと思います。
結局は業績好調でも公開価格をようやく超える程度しか評価されていないようです。社名はIPO向きなので勘違いして参加する方もなかにはいそうです。
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