SOLS(ソルス)の不動産投資型クラウドファンディングについて評判や口コミを調べてみました。またメリットやデメリットについてもピックアップしています。
同社は不動産投資をウェブ完結で簡単に始めることができるとあり人気のようです。利回りが比較的高く設定されファンド組成規模も大きいようです。
※ソルス公式サイト引用
投資家の投資リスクを抑えるために劣後出資割合が高めに設定されているようです。リスク面を気にされる方に特に人気がありそうです。
公式サイトの情報量も多く「お役立ちコラム」では投資のことについて学ぶことができます。
SOLS(ソルス)の運営会社である不二興産は、マンション・アパート開発や販売事業等の社会貢献型不動産、また非都市部における再生不動産に強みを持つ企業です。
20年以上にわたり不動産の買取販売などを行っているため実績ある企業だと考えられます。では、今回も投資内容を深掘りしてみたいと思います!
SOLS(ソルス)に投資したら儲かるの?劣後出資割合が高く安心感がある
SOLS(ソルス)を利用した投資は不動産特定共同事業法に基づいた投資になります。簡単に説明するならファンドを選択し入金作業を行い償還を待つだけの投資です。ファンドは現時点で抽選式となっていますが、今後先着式の導入も期待できると思います。
※ソルス公式サイト引用
また事務手数料がかかるものの、投資期間中に現金が必要となった場合はファンドの解約もできるようです。
基本的に投資を行った後は多くの企業で解約はできないことになっていますが、同社のように「やむを得ない事由」が発生した場合はファンド解約ができる企業があります。
中長期運用のファンドだとイレギラーなことが起きた場合に安心できます。
同社の不動産投資型クラウドファンディングは不動産(物件)が担保になっており、優先劣後システムの仕組みによって対象不動産の評価額が下落した場合でも、下落率が劣後出資の範囲内であれば出資元本への影響はありません。
ファンド毎に劣後出資割合は異なりますが、実際に組成されたファンド確認では劣後出資が他社よりも高く設定されています。
しかもファンド組成金額に一定のボリュームがあるため企業規模も大きいと感じます。
現物不動産に直接投資を行う場合は大きな資金が必要になります。しかしクラウドファンディングを利用すれば数万円から投資が可能になります。
同社の場合は1口5万円からの投資となっています!!
元本の安全性を高める方法として優先劣後システムが取り入れられています
優先劣後システムとは投資対象となる不動産の評価額が下落した場合でも、劣後出資の範囲であれば投資家の元本に影響がない構造となっています。※ソルス公式サイト引用
例えば1億円の不動産が8,000万円に下落しても投資家の元本に影響がありません。
リーマンショック級のイレギラーなことが起きない限り不動産価値が20%も下落することはないと考えられます。ただ元本保証の投資ではないためここだけは気を付けておきましょう。
また、組成されたファンドを確認すると劣後出資が50%を超えるようなプロジェクトもあります。
劣後出資50%の場合で先程の例を適用すると、1億円の不動産が5,000万円に下落しても投資家の元本に影響がないという試算になります。不動産投資型のクラウドファンディングに投資を行う場合はこの劣後出資が1つのポイントになると思います。
ただファンド組成金額が低い場合は劣後出資が邪魔をするため、投資家が投資できないと言った不満も出てきます。
同社がファンド化する案件の規模が大きいため劣後出資割合が高くても問題ないのかもしれません。それでも完売が続いているようです。
長年蓄積したプロの目利きで優良物件を選定していることも関係がありそうです。運用期間も短期が多いようなので個人投資家には人気だと思います。
運営企業の不二興産について調べてみました
SOLSの運営企業は株式会社不二興産になります。日本では不動産の空室問題(空き家問題)が顕著化し深刻化しています。同社では不動産価値を再生し市場に送り出す「収益不動産再生」を主力に事業展開しているようです。
収益不動産再生事業では不動産買取、そしてリノベーションや不動産再販を行います。
項 目 | その内容 |
会社名 | 株式会社 不二興産 |
所在地 | 〒452-0814 愛知県名古屋市西区南川町227番地 |
会社設立 | 2000年8月 |
代表者 | 猪子能史 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 |
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免許等 |
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加盟団体 |
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収益不動産再生事業の他には、アパートやマンション経営に悩む大家を積極的にサポートする「コンサルティング事業」を行います。
また、空室増加や入居者トラブル、管理会社トラブルなど賃貸不動産管理で悩むオーナーに対して賃貸経営をサポートする「建物管理事業」も行います。
本社が愛知県名古屋市になり東京都大阪に支店があります。調べるとテレビCMもあるようです。
ファンド化できる案件は豊富だと考えられます。創業から不動産再生に特化したビジネスを行っているためです。
不二興産の公式サイト確認では、寄付活動やボランティア活動にも積極的に取り組んでいることが伺えました!
SOLS(ソルス)の口座開設手順とファンドについて調べてみました
同社への口座開設(会員登録)は「かんたん新規会員登録」を行った後に本登録を行う流れになります。かんたん新規会員登録ではメールアドレスやパスワードの設定、名前や生年月日、電話番号などの入力が必要です。
※ソルス公式サイト引用
- 運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認証を事前に準備する
- かんたん新規登録を行う
- 本登録を行う
- 本人情報登録を行う
かんたん新規登録後に同社からメールが送られてくるため、そのメールに記載されたURLから個人情報の登録を行う流れになっています。
用意された項目に沿って入力するだけなので難しい項目はないと思います。
ただ個人登録の場合はオンラインで本人確認を行うことになっています。そのため書類ベースでのやり取りはなさそうです。
登録内容の変更は同社ログイン後にプロフィールで変更可能となっています。名前や住所、銀行口座情報を変更する際は、再度本人確認の審査が行われるそうです。
この他、法人口座も開設が可能となっています。
組成されたファンドを確認してみました
ファンド内容を確認してみたところ募集金額は一般的だと感じました。過去のファンドを確認すると募集金額が1.87億円と大型のファンドも確認できました!※ソルス公式サイト引用
ファンドの募集は現時点で抽選式を採用しています。また1号案件からファンド完売となっています。
ファンドによってはキャンペーンも行われることがあるようです。
抽選式の場合は当選後に入金が必要になります。後払い方式は楽なので助かりますよね。
SOLS(ソルス)のメリットとデメリットを考察!1口5万円からの投資だった
SOLS(ソルス)のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。既に気になっている方がいると思いますが、1口5万円からの投資なので少しハードルが高いと感じます。※ソルス公式サイト引用
ただ実際に投資を行うのであればもっと大きな金額で投資を行う方が多いと思います。
デポジット口座を採用していないため分配金の再投資はあまり考えなくてよさそうです。
- 1口5万円からの小額投資が可能
- 比較的高利回りファンドが多く劣後出資割合が高い
- 法人の口座開設が可能
- 不動産のプロが用意した優良物件に投資できる
- お役立ちコラムが用意され投資の勉強ができる
- 2020年の顧客満足度でNo.1となった実績がある
- 会員登録や口座開設、また口座維持費用は一切必要ない
- 元本や利回りの保証がない
- ファンド成立後の振込手数料は投資家負担
- ファンド償還時の振込手数料は投資家負担
- デポジット口座がなくファンド毎に振込手数料が発生する
- 運営企業の倒産がないとは言いきれない
メリットとデメリットを項目別にピックアップしてみました。
投資を行う際に気になる箇所はファンド償還時にも振込手数料が発生することです。
ただし、出資金の振込先及び、払戻しの際に同社が利用する銀行は「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」のため、投資家によっては振込手数料を無料にすることができそうです。
上記2行は同行間の振込手数料が無料なので、入出金で振込手数料がお得になるケースもあると思います。
また、他社よりも劣後出資割合が高く設定されていることが多いため投資を行う際に安心感が増すと思います。個人的にはあまりにも劣後出資割合が高いため驚きました。
不動産投資に興味がある方や、新しいクラウドファンディング事業者を探している方には強い味方になりそうです。
SOLS WALLET(出入れ自由形式)で資産運用すれば分散投資が可能
SOLS WALLET(出入れ自由形式)というサービスが開始されました。課税区分は通常の「匿名組合型」と同じです。同社では任意組合型のファンド組成も手掛けているため投資する前に確認しておきましょう。
※ソルス公式サイト引用
- 資金の出し入れがいつでも可能
- 小額から不動産投資ができる
- 対象物件を適宜入れ替えることでローリスクに投資ができる
- 運用手数料無料で堅実な資産運用ができる
投資する際はファンド募集ページから申込む流れになります。年に1回想定された分配金を受取れる仕組みです。
利回りが高いとは言えませんがローリスクを好む方に向いていると思います。
GMOあおぞらネット銀行が出資金入金先口座になっていることから本サービスを利用する場合はGMOあおぞらネット銀行の口座を受け入れ先にしておいたほうがいいと思います。
振込手数料が掛からないメリットがあります。分配金(配当金)に関してもGMOあおぞらネット銀行が受け入れ先になります。
劣後出資も設定されているため安心感があります。個人的には通常の「匿名組合型」のほうが高利回りなので好みです。
SOLS WALLETのほうが投資しやすいけど利回りを考えると通常案件が良いですよね~
ただ資金の出し入れをしたい方はSOLS WALLETを選択しても良いかもしれません。通常案件は一度投資したら償還されるまで資金が戻ってきませんからね。
また、SOLS WALLETでは不動産市場に合わせ適切に物件が組み替えられるためずぼらな方には向いていそうです。
任意組合型の「SOLS α」は課税区分が不動産所得になるため個人的にはあまり関係ないと考えています。
資金が大きく余っていたり税制面でメリットがあると判断した方にはお勧めできます。基本的に「SOLS α」は中長期投資になります!
SOLS(ソルス)では3タイプの投資が用意されているため好みに応じて投資できます。
SOLS(ソルス)を利用している投資家の口コミを調べてみた結果
実際に投資を行っている方の口コミを調べてみました。現時点では抽選方式のファンドばかりなので当選者を見つけることが難しいようです。口座開設(会員登録)を行いこれから投資する方が多いのかもしれません。
日株は、月曜日を乗り切ってホッとしてましたが、今日は全面マイナスで70ほど。昨日のプラスの倍下がりましたね..
— びりー (@billy_invest) September 11, 2024
クラファンは、新規物件追加のSOLSに追加投資しました。
SOLS第8号案件:大阪市北区南森町
— かりん(果凛)👩🏻🔧@投資3年目 (@dokupoi211231) October 16, 2024
京阪神エリアの不動産ファンディングはあまりないので、地名で「あの辺りか~」と想像できる案件には注目してしまいます☺️
4口20万円分、投資することに‼︎
SOLSは3案件目。2件は無事償還済🆗 https://t.co/eMRi1jPMTj pic.twitter.com/6TTeJ7pNTT
SOLSの第4号案件、F-studio VERONICAに申し込みしました。
— anna@まったり資産運用 (@anna_thunder8) January 18, 2023
こちらは利回りはそこそこですが、劣後出資比率が65.12%と手厚い!
早期償還の可能性もあるようですが、150日分の分配金は確定とのこと( ꈍᴗꈍ)
なかなか当たらない抽選ですが、今度こそご縁がありますよーに! pic.twitter.com/8GTkSERAHa
SOLS WALLET良さそうですね!
— erikita (@erikitafund) March 1, 2024
出し入れ自由の不動産クラファンは新しい✨途中で出金しても、運用した期間の分配金は年1回のタイミングでもらえるらしいので、短期で使うのもありかもしれません。#不動産クラファン pic.twitter.com/jmWay2UgDR
口コミを調べていて思ったことがあります。それはSOLS公式アカウントのtweetが多いことでです。
最新のファンド情報を得たい方はフォローしておくと良いと思います。
ファンド情報以外にも日常で感じたtweetの発信もあるようです。堅苦しくなく伝わりやすいと思います。
SOLS(ソルス)の評判と口コミまとめ!優良不動産を小口化したクラファン
SOLS(ソルス)は日本マーケティングリサーチ機構調べで「信頼できる収益不動産再生」「お客様満足度」「不動産関係者が選ぶ評判の不動産管理」において過去にNO.1となっています。そのため事業者の評判は良さそうです。
1口5万円からの投資となっていることで躊躇する方も中にいると思いますが、メイン口座ではなくサブ口座として利用することも検討してみるといいと思います。
※ソルス公式サイト引用
不動産投資型クラウドファンディングを提供する企業も増えているため、投資家もどこで投資を行えば良いのかわかりにくくなっているように思います。
同社の場合は愛知県名古屋市に本社があるため、中部地方や東海地方の投資家に人気がありそうです。
同社のクラウドファンディングをまとめると以下のようなことが言えそうです。
- 1口5万円から不動産投資が始められる
- 利回りが比較的高い
- 劣後出資の割合が高く設定されている
- 顧客満足度でNo.1となった実績がある
- ファンドの入出金で振込手数料が発生する
- 元本が保証された投資ではない
不動産投資型のクラウドファンディングは預金やREIT(リート)と比べられますが、預金と比べると運用した場合のリターン差が数千倍になります。REITの場合は元本が変動するため単純比較は難しそうです。
ただ投資になるためリスクが存在します。リスクは「ミドルリスクミドルリターン」だと言われています。
事業者各社でリスクをできるだけ軽減する仕組みを採用しています。同社の場合は劣後出資に力を入れているようです。ファンドによってはマスターリース契約の導入も考えらえます。
マスターリース契約はリスクが高まる場合にのみ導入する企業が多いと個人的に感じます。経費が発生するためです。
浮いた経費分を投資家に還元している企業もあると思います!
同社は再生不動産に強みを持つ企業のため、今後も優良不動産を小口化したファンド組成に期待できそうです。
ファンド組成数が現時点で多いわけではないため、やはりサブ口座で投資を行うスタンスが好ましいと思います。
融資型クラウドファンディングと比較した場合に、不動産投資型クラウドファンディングは現物不動産を取得する仕組みになるため安心材料があります。
劣後出資やマスターリース契約も投資家保護の役割がありますからね!!
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