ノバック(5079)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。業種が建設業になり東証2部への上場、そして吸収金額が想定で30億円と大きいため不人気になる可能性が高いでしょう。


先に上場する守谷輸送機(6226)の動向次第では多少初値に期待できるかもしれません。一般的に東証2部のIPOには資金が集まりにくいとされています。


ノバック(5079)IPOの評価


項目株数データ
想定価格3,260円
仮条件3月14日
公開価格3月23日
公募株数480,000株
売出株数320,000株
公開株数(合計)800,000株
オーバーアロットメント120,000株
幹事団東海東京証券(主幹事)
野村證券
SBI証券
楽天証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
東洋証券
丸三証券
委託見込DMM.com証券


土木工事や建築工事事業を行う中堅ゼネコンになります。何処にでもありそうな企業なので初値で買われる理由があまりありません。


そうなると配当金狙いになり、事業内容よりも同社株を購入してインカムゲインを狙うことが目標になります。


配当金予定は100円となっているため、想定発行価格3,260円から配当利回りを計算すると約3.07%になります。


個人的な意見になりますが配当3%程度では厳しいと思います。株価設定は低く抑えられていますが、公募で同社株を購入する理由が特になさそうです。


ただ業績不安などはなく中長期的に同社株を保有するのであれば面白いかもしれません。短期で売り抜けるには厳しいと思います。


2021年4月期の売上を確認すると土木工事事業42.35%、建築工事事業57.60%、その他の事業0.04%となっています。


持株会社が筆頭株主になりベンチャーキャピタル保有株がなく、ストックオプション(新株予約権)もありません。そのため売り圧力は低いと思います。


公募株を購入する方は限定的だと思います。配当が4%台になれが公募組も参戦すると思いますが、このままでは厳しいかもしれません。


主幹事が中堅証券となっているあたりもやや心配です。唯一の希望は4月末が配当権利となっていることでしょうか。


ノバック(5079)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。ファーストインプレッションは公開価格割れとなる弱気予想だと感じました。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想3,000円~3,300円
※注目度C


東証2部への上場なのが不人気の理由です。想定発行価格は3,260円です。


将来的に東証1部を目指すのかもしれませんが、業績頭打ちとなっている感もあります。


民間景気の減速や建設市場の縮小により受注環境が悪化となった場合は、業績に影響があると考えられます。世界の景気も今後どうなるのかわかりにく状況だと思います。


これまでの情報は下記記事でまとめています。

ノバックの上場データと初値予想を考察


ノバック(5079)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は東海東京証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
東海東京証券(主幹事)720,000株90.00%
野村證券24,000株3.00%
SBI証券12,000株1.50%
楽天証券12,000株1.50%
岩井コスモ証券8,000株1.00%
あかつき証券8,000株1.00%
東洋証券8,000株1.00%
丸三証券8,000株1.00%


あまり人気がないと考えているため、主幹事の東海東京証券から申込めばネット口座でも当選確率は高いと思います。


ただ売却手数料以上の利益が見込めない可能性もあり判断に困ります。


仮条件発表で大幅に株価が引き下げられる事もあまり考えられない気がしています。地合いが悪い中で上場することを選択していますからね。


また、別件になりますがIEOに参加するためフォビジャパンに口座開設を行いキャンペーンにも参加してみました。入金金額が1万円としょぼいけど簡単に達成できました。


別のキャンペーンも行われています。


新規暗号資産に興味があれば面白い投資ができると思います。詳しくは下記記事にまとめています。株式のIPOが不発なので、このままだと他の投資に資金が流れるかもしれませんね!!




ノバック(5079)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


しっかりした企業なのは業績からわかりますが、我々公募組は初値で利益を狙うためノバックのIPOは厳しいと思います。


ノバック(5079)IPOの業績予想
※ノバック公式サイト引用


業績を確認すると2022年4月期の単独予想を確認することができました。売上329.23億円となり前期比7.76%増、経常利益26.62億円となり6.31%増となります。


四半期利益は19.37億円となり前期比13.14%増を予想しています。PERはEPS417.57から7.81倍、BPS3,408.18からPBRは0.96倍になります。


一見増収増益に見えますが、新型コロナウイルス感染症が広がる以前の業績に戻っただけとも過去のデータから考えられます。また、元請け比率100%となっているようです。


土木関連は自治体の予算とも関係が深く、今後の景気動向も気になるところです。


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