Institution for a Global Society[インスティテューション フォー ア グローバル ソサエティ]の抽選結果がでました。野村證券が主幹事で公開株数が多かったため当選期待が高まります。
2021年最後のIPOになるためイベント化し実力以上の初値を付ける可能性があります。強気の株価設定となっているため不安もありますが当選者は喜んでいることでしょう!
同社はAIを活用した人材評価プラットフォームなどを企業や学校法人に販売しています。
人工知能関連のため個人投資家を中心に人気になると予想されていますが、業績水準が低くいつ赤字に転落しても不思議ではありません。
教育現場ではコロナ禍によりデジタル化の特需が発生し同社には追い風が吹いています。来期も黒字を維持できるのかは微妙なところかもしれません。
また、上場後の成長期待は高くAIアルゴリズムで特許を取得している材料もあります。
ただし上場規模が37.9億円とマザーズにしては荷もたれ感が強いことで警戒されています。またロックアップが公開価格1.5倍の2,580円で解除されるため初値は1.5倍に届かないと予想されています。
Institution for a Global Society(4265)IPOの公開価格が決定しました
公開価格は仮条件上限の1,720円に決定しています。申告された需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限に集中していたそうです。総需要株式数も問題なかったようです。
IPOの地合いは人気化する銘柄と不人気の2極化が進んでいるようです。本日上場の4社は2銘柄が公開価格割れとなっています。事前評価が低いIPOは危険みたいですね。
また、同社の詳しい事業内容や業績、これまでの初値予想値などは下記記事でまとめています。幹事引受価格は1,582.40円に決定しています。
Institution for a Global Society上場データと初値予想を考察
Institution for a Global Society(4265)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!
幹事別の抽選結果を確認してみました。2021年最後のIPOに当選できたのか?結果は以下のようになりました。
幹事名 | 抽選結果 |
野村證券 | 補欠当選 |
みずほ証券 | 落選 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 落選 |
SBI証券 | 落選 |
いちよし証券 | 電話待ち |
丸三証券 | 抽選対象外 |
岩井コスモ証券 | 抽選待ち |
極東証券 | 口座なし |
私っていつも中途半端だと自分でも思います。だって大事なところで補欠当選なんです!
公開株数が多かったためかなり期待していました。オーラスIPOに参加できたのはいつ以来だろう?と昔を思い出します。
今年も参加できない可能性が高そうです。野村證券は買付余力があるため購入申込を行うだけです。最後の最後で当選を頂けると嬉しいですね。
そもそも入金不要でIPO抽選に参加できますが、補欠当選が続くので入金していました。IPOルールは下記記事でまとめています。
野村證券のIPOは当選できないのか自分の当選履歴をもとに考えてみました。インターネット口座と店頭口座のIPOルールについてもふれています。野村證券がIPOの主幹事になる確率は高いと過去データからもわかりますが、当選を …
丸三証券は買い付け余力がありませんでした。CS-Cの補欠当選を申し込んだら資金不足となっていました。
この他、後期型抽選には参加予定です。
Institution for a Global Society(4265)IPOの最新の初値予想は?
Institution for a Global Society[インスティテューション フォー ア グローバル ソサエティ]の最新の初値予想を調べてみました。初値後に急騰したり急落したり上場後の値動きが激しくなっています。セカンダリー投資はリスクが高まっているようです。
見ているだけだと面白いと感じますが、やられると悔しいですよね。
最新の初値予想は2,000円~2,500円となっています。
ベンチャーキャピタルの売出し株が多いため微妙なところです。機関投資家の買いは日程定期に見込めないと言われているため、初値2,000円あたりが妥当だとも言われています。
海外からの買いはクリスマス休暇に入るため限定的になります。
同社のビジネスは経済産業省の補助金対象に関係し、教育現場や自治体などからの需要が今後見込めるようです。上場の冠があればステージがワンランク上がるため取引先の増加が期待できると思います。
2022年3月期の売上予想は7.4億円、四半期利益は1,400万円になる見込みのため、増収増益と言ってもこの規模で上場できることがやや疑問に思えます。吸収金額は大きいですからね。
と言うことで事業に新味が感じられるAI系、しかし業績の割に吸収金額が大きいVC案件のためオーラスIPOとしては不発感があるように思います。
2022年のIPOに期待できるように初値後の値動きに期待したいと思います。
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