アジアクエスト(4261)のIPOがマザーズに新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。業績が急激に伸びており、IPOでも人気業態のため初値は高くなると思います。いい感じの銘柄ですね。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数380,000株、オーバーアロットメント57,000株です。上場規模は想定発行価格2,370円から計算すると約10.4億円と小粒です。


アジアクエスト(4261)IPOが上場承認
※アジアクエスト公式サイト引用


同社はIoT/AIやクラウド、モバイル等のデジタルテクノロジーを駆使したシステムインテグレーションを行います。


IPOでも人気が特に強い事業を行っています。さらにDXの実現に貢献する取り組みを行い業績がスコブル好調となっています。


2021年12月はアジアクエストみたいなIPOがたくさん登場すると思いますが、どちらかと言えば荷もたれ感が強い銘柄が多いようです。


同社の該当する市場は今後も伸びると言われており将来展望は明るいと思います。特に初値では大きな利益が見込めそうです!!


アジアクエスト(4261)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日12月27日
市場マザーズ
業種情報・通信業
事業内容デジタルトランスフォーメーション事業(企業のDXを実現する為のコンサルティング、システム開発、プロダクト開発等、様々なデジタル技術を活用したデジタルインテグレーションサービスの提供)
ブックビルディング12月09日~12月15日
想定価格2,370円
仮条件2,370円~2,430円
公開価格2,430円
初値結果5,600円(公開価格2.30倍)
企業情報https://www.asia-quest.jp/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途
  • 設備資金
  • 借入金返済
  • 人件費・労務費等運転資金


項目株数データ
公募株数230,000株
売出株数150,000株
公開株数(合計)380,000株
オーバーアロットメント57,000株
上場時発行済み株数1,400,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約33.2億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
いちよし証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
SBI証券
極東証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
委託見込PayPay証券


アジアクエスト(4261)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,370円を基に吸収金額を算出すると約9.0億円となり、オーバーアロットメントを含めると約10.4億円規模の上場となります。このIPOは利益が大きく狙える可能性があります。


同社グループは、アジアクエストと海外子会社2社により構成されています。


デジタルトランスフォーメーション事業では、IoT/AIソリューション、Webシステム/モバイルアプリ開発、クラウド/インフラ基盤構築・運用等を提供しています。


デジタル技術の活用により、顧客企業のシステム開発や業務プロセス改善、さらにビジネスモデル変革を支援しています。



アジアクエスト(4261)の業績
※有価証券届出書引用


IoT/AIソリューションでは、センサーやAI/ビッグデータを活用したシステム開発・提供を行います。また、IoT/AIソリューションの自社サービスとして、人やモノの位置・環境情報をセンサーで取得し、可視化するIoTプラットフォーム「beaconnect plus」の提供を行います。


Webシステム/モバイルアプリ開発では、Webシステム開発やモバイルアプリ開発を行い、コンサルティングからシステム開発・運用までを提供しています。


アジアクエスト(4261)IPOのデジタル技術
※有価証券届出書引用


クラウド/インフラ基盤構築・運用では、オンプレミス環境で運用されていた既存システムのクラウド環境への移行作業や、新システムを構築する際のクラウド環境の構築作業等のクラウドインテグレーションを提供しています。


同社の特徴としては特定分野・技術に固執せずに、幅広い技術分野を網羅し、最適なものを組み合わせてサービスを提供する事業体制をとっています。


IoTやAI、クラウド、RPA等の先端デジタル技術だけでなくWeb、モバイル、ビッグデータ解析等の技術や、優れた顧客体験を実現するUI/UXのノウハウを織り交ぜ、アジャイルやマイクロサービス等の開発手法を用いています。


これらを複合化することで、顧客ニーズに対応できる強みを持ち合わせています。


アジアクエスト(4261)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


アジアクエスト(4261)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2012年4月11日、東京都千代田区飯田橋三丁目11番13号に本社を構えます。社長は桃井純氏(1970年5月11日生まれ)、株式保有率は41.73%(528,300株)です。


従業員数239人で臨時雇用者7人、平均年齢31.6歳、平均勤続年数3.1年、平均年間給与4,924,000円です。連結従業員数は299人で臨時雇用者は7人です。


セグメントはデジタルトランスフォーメーション事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
桃井 純528,300株41.73%
JHDアセットマネジメント株式会社400,000株31.60%
スターティアホールディングス株式会社260,000株20.54%
西野 伸一郎24,000株1.90%
岩崎 友樹14,000株1.11%
西日本電信電話株式会社11,700株0.92%
屋野 祐4,000株0.32%
外谷 悠一郎4,000株0.32%
※株主上位8名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2022年6月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けは行われません。


アジアクエスト(4261)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲は想定発行価格を下限として2,370円~2,430円に決定しました。吸収金額は最大で10.6億円、時価総額34.0億円になります。この規模であれば公開価格割れはないでしょう。


IPOラッシュも落ち着き個人投資家の資金流入に期待したい銘柄です。


システム開発中堅企業でDXを手掛けるIT企業です。IoTやAI、そしてビッグデータなども取扱います。IPOとしては魅力ある銘柄なので資金が入れば初値2倍あたりも視野に入りそうです。


今の地合いが続くのであれば初値持越しは厳しそうです。公開株数も少ないためセカンダリー期待はありそうな気がします。


大手初値予想3,500円~5,000円
修正値4,800円~5,500円
再修正4,000円前後

※注目度B、再修正値は12月20日に追記


業績は2021年12月期の連結予想が出ており、売上22.09億円となり前期比22.72%増、経常利益2.58億円となり前期比158%増となります。


四半期利益は1.76億円となり前期比183.87%増の予想が出ています。上場時に業績が拡大していると印象がとても良いです!


公開価格が2,430円決定の場合の指標はEPS150.16からPER16.18倍、BPS619.91からPBR3.92倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


アジアクエストのIPOは深く考えずに抽選に参加して当選すれば爆益コースとなるでしょう。自分の当選運を信じて申込忘れのないようにしておきましょう!


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)330,600株87.00%
いちよし証券19,000株5.00%
あかつき証券3,800株1.00%
岩井コスモ証券3,800株1.00%
SBI証券3,800株1.00%
極東証券3,800株1.00%
東洋証券3,800株1.00%
松井証券3,800株1.00%
マネックス証券3,800株1.00%
楽天証券3,800株1.00%


業績に勢いがあり申込める証券会社から参加しておくスタンスでよいと思います。


運が良ければ当選するパターンでしょう。当選期待は低いと思いますが全力で取り組んでおきたいIPOだと思います。今年のIPOもそろそろ終わるため頑張りましょう。


マネックス証券完全平等抽選になります。岩井コスモ証券と楽天証券が後期型抽選を採用しています。


完全運任せのIPOでしょう!!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
SHIFT(3697)PER117.64倍PBR19.32倍
コムチュア(3844)PER46.55倍PBR8.73倍
Sharing Innovations(4178)PER30.61倍PBR6.21倍
※2021年12月08日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2014年10月01日~2022年9月28日36,000株50円
2018年12月14日~2023年12月13日30,000株1,000円
2020年12月26日~2028年12月25日20,000株1,000円
2022年12月26日~2030年12月25日8,000株1,200円
2023年8月27日~2031年8月17日2,000株1,710円


ストックオプション(新株予約権)は86,000株が上場時に行使期限を迎えます。


アジアクエスト(4261)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

アジアクエストのIPOは鉄板なので申込んでおきましょう。


こんなIPOに毎回当選すればお金持ちになりますが、そうならないのが人生です。気楽に申込を行っておきたいと思います。


アジアクエスト(4261)IPOの評価
※アジアクエスト公式サイト引用


インドネシアやマレーシアの海外拠点の存在は同社に大きな影響を与えるそうです。理由を調べると積極的に海外で事業展開行うとあります。そのためカントリーリスクなどを抱えることにもつながります。


少子化によりIT系の人材が少ないとされているため同社も人材確保が課題としてあるようです。どの企業も似たような感じみたいですね。


目論見を見ていて気になったのは、請負代金支払請求事件と損害賠償請求反訴事件が現在係争中となっていることです。この辺りは状況によると思います。


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