ヤプリ(4168)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。上場前の抽選参加スタンスや業績予想などについても調べています。
上場規模が大きく公開株数も多いため微妙なIPOになると思います。そして業績が赤字で売出株が多いため心配しています。
ただ大手予想は初値利益が見込めると強気のようです!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 2,960円 |
仮条件 | 12月02日 |
公開価格 | 12月11日 |
公募株数 | 350,000株 |
売出株数 | 4,495,400株 |
公開株数(合計) | 4,845,400株 |
想定ベースの時価総額 | 約345.2億円 |
幹事団 | みずほ証券(共同主幹事) 大和証券(共同主幹事) 野村證券 SBI証券 マネックス証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
単独上場であれば利益見込みが強いと思いますが、上場日の12月22日は吸収額が大きいIPOが3社もあります。資金分散となることは間違いないでしょう。
特に注目されそうなのはウェルスナビ(7342)だと思います。Kaizen Platform(4170)は公開価格割れしなければと言った感じになるのではないかと考えています。
同社の場合はスマートフォン用のアプリ開発ツールを手掛けており、SaaS型のアプリ開発プラットフォームの提供を行うことで解約率も低いとされています。そのため、機関投資家からは人気が高いようです。
BASE(4477)みたいに市場でベンチャーキャピタル保有株を吸収してしまえば株価上昇が期待できるパターンなのかも?と感じるところがあります。
上場時点ではあまり評価が高くないかもしれませんが、業績改善のタイミングで化ける可能性がありそうです。12月ラッシュ中に上場する銘柄の中には上場時点で評価が低くても、しばらくすると見直し買いになる銘柄も多いと思います。
そのため、IPOに外れても安値で買うことができる銘柄もあると思います!それを狙って投資を行うのもありでしょう。
ヤプリ(4168)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
大手予想を信じるなら5万円程度は利益が見込めるようです。半信半疑なところはありますが、事業に面白みがあり注目されるようなので期待したいと思います。
株数が多いため当選しやすいと言ったメリットがあるため、積極的に狙いに行けば当選する可能性は高いでしょう。
事前評価が高まりすぎると投資家が殺到する可能性もあります。個人的には後者のパターンも十分あると考えています。毎年のことですが「申込んでおけば」と後悔する銘柄が出てきます!
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ヤプリ(4168)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券と大和証券が共同で引受けています!幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(共同主幹事) | 3,876,300株 | 80.00% |
大和証券(共同主幹事) | 823,700株 | 17.00% |
野村證券 | 72,700株 | 1.50% |
SBI証券 | 48,500株 | 1.00% |
マネックス証券 | 24,200株 | 0.50% |
みずほ証券中心に申し込みを行い、大和証券も忘れずに抽選参加の流れでしょう。野村證券とSBI証券は口座数から考えて抽選枠だと難しそうです。
マネックス証券だと引受け株数を全て抽選に回すため、若干期待できそうです。銘柄別に資金拘束されるため他のIPOに資金を回してしまう方も多くいると思います。
だから穴場証券になる可能性があります。銘柄別に資金拘束されるためこの時期は辛いですね。
マネックス証券のIPOルールについて詳しくまとめました。評判が良いことはわかっていますが、完全抽選方式を取り入れているため誰にでも当選チャンスがある証券会社です。当選実績も合わせてご紹介したいと思います。 …
ヤプリ(4168)IPOの業績予想と抽選参加スタンス
ヤプリの最新業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!業績を確認すると2020年12月の業績予想が確認できました。それによると売上23.70億円となり前期17.21億円から37.7%増、経常利益-6.53億円となり前期-7.98億円からやや赤字解消となります。
四半期利益は-6.58億円となり前期-7.89億円から赤字継続となっています。来期予想はまだ確認できません。
EPS-72.57になるためPERは算出不可、BPS167.90なのでPBRは17.63倍になります。株主優待や配当金はありません。
事業的に面白みのある企業なので人気があるようです。スマートフォン媒体に特化していることが人気要素のようですね。iOSとAndroidの2つのネイティブアプリの開発や運用が同時に可能となっているため定評があるようです。
ヤプリみたいなIPOは利益が出るのか地合い頼みみたいなところがあるため注意しましょう。同日上場のKaizen Platform(4170)よりは人気があると考えています。
難しいIPOが続くためリスクを取れる方だけ投資に参加しておきましょう!
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