クラウドリアルティ(Crowd Realty)は不動産投資型クラウドファンディングを行う事業者です。しかし類似企業とは少し異なったファンド組成を行っていることから個人投資家からの評判や評価も高いようです。


ただしデメリットとなるようなこともいくつかあるため詳しく調べて情報共有したいと思います!既に大手メディアに沢山取り上げられているため、個人投資家の口コミなども確認しながら深掘りしたいと思います。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)評判とデメリット


これまで組成されたファンドを確認すると表面利回が5%台になる堅調な投資プロジェクトが多いようです。これは不動産投資型クラウドファンディングなので当たり前と言えばそれまでですが、デフォルトになる可能性が低ければ多少利回りが低くても投資家にはメリットになると思います。


メイン投資として考えてもよいですが、分散投資を行うため私は口座開設を行ってみたいと思います。町屋再生やホテルリニューアルへの投資、保育施設やコワーキングスペースなど面白い投資プロジェクトが用意されています!


さらに優待が用意されているファンドもあり、投資を考えている投資家に嬉しい特典も用意されています。また未成年口座を開設することもできる珍しい企業です。


クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)への投資で未成年口座を開設できる企業は少ないと思います。私も子供のために株式投資では未成年口座を利用していますが、クラファンで未成年口座はまだ考えたことがありません。

【この記事を読んでわかること】
  • クラウドリアルティのサービスを画像を用いてわかりやすく説明している
  • 投資対象ファンドの領域と人気になっている理由がわかる
  • メリットとデメリットの両方を詳しく調べた結果がわかる
  • クラウドリアルティの口コミを調べて儲かるのか自分で実践している


クラウドリアルティ(Crowd Realty)に投資をしたら儲かるの?サービスを詳しく調べてみた

クラウドリアルティに投資を考えているためサービスを調べてみました。投資をすれば儲かると思いますがデフォルトになるファンドがあるかもしれません。


ここでは投資スキームについて詳しく調べてみます!


クラウドリアルティ(Crowd Realty)投資のスキーム


公式ページではP2P取引を可能にしたプラットフォームを提供しているとあります。取引を行う当事者同士の主観的な合意による取引が可能になる新しい投資方法です。


このP2P取引を利用することでこれまで資金調達できなかった事業者が資金を調達しやすくなります。投資家にはそのリターンとして分配金が支払われます。分配金はプロジェクトにより配当方法が異なります。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)低コストの不動産証券化


独自開発のスキームにより低コストが見込める不動産証券化を実現しているため、同社では数十万円で証券化することが可能になっています。


このことも公式サイトに書かれていますが、これについてはあまり賛同できません。そもそもJ-REITと比較してどうするの?と疑問を持ちます。


わかりやすさに重点を置いて説明していると思いますが、言いたいことは費用が1%位しか発生しないため同社サービスを利用する企業に費用面で安価だと伝えたいのだと思います。


またクラウドファンディングの仕組みを使っていることからスマートフォン1台あれば簡単に投資できます。同社は第二種金融商品取引業の資格を得ていることからインターネットを使った投資環境を行うことができます。


最近は第二種金融商品取引業の資格がなくても他社に委託することでクラウドファンディングを行えるため投資方法がこれから複雑化していきそうです。


先日インタビューさせて頂いたCRE Fundingでは外部に委託することでクラウドファンディングを行っています。FUELという企業と提携してファンド組成を行っている企業です。まだ少ないですが東証1部上場のシーアールイー(3458)が導入しています。




クラウドリアルティ(Crowd Realty)は不動産投資型クラウドファンディングを行いますが、自社資産ではないため劣後出資は行わないようです。


募集項目にはプロジェクト概要と「起案者」の項目があるため基本的にクラウドリアルティは審査を行うだけのようです。預け入れ資金は分別管理されているため安心できます。


【劣後出資採用企業】
  1. Rimple(リンプル)
  2. Jointoα(ジョイントアルファ)
  3. CREAL(クリアル)
※詳細記事へのリンクです


劣後出資を採用している不動産投資型クラウドファンディングへの投資は比較的安全だと個人的に考えています。


不動産価値が設定数値まで下落しても投資家はリスクを基本的に負わないため安心できます。企業破綻などのリスクは何処でもあるためリスクゼロではありません。

クラウドリアルティの企業概要を調べると凄い事実がわかった

クラウドリアルティの企業概要を調べていると凄いことがわかり驚きました。会社設立は2014年12月になっていることから既に実績ある企業だと思います。取扱いファンドを個別に確認すると全て満額成立となっています。


株主構成には上場企業やベンチャーキャピタル名があり資本の大きさが伝わってきます。資本金を確認するとPR TIMESの情報で6億3,500万円となっています。


クラウドファンディングを行う企業でこれほど大きな資本を注入している企業は珍しいと思います。大手でも資本金1億円~2億円程度になっていることが多いです。


項 目その内容
会社名株式会社クラウドリアルティ
英語表記:Crowd Realty, Inc
事業内容エクイティ・クラウドファンディング事業
免許登録金融業(第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2963号)
不動産業(宅地建物取引業 東京都知事(1)第98234号)
代表者代表取締役 鬼頭 武嗣
板中心値段1,240円(公募・売出価格)
設立2014年12月
本社所在地〒100-0004
東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル2階 FINOLAB
主要株主経営陣
auカブドットコム証券株式会社
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合
新生企業投資株式会社
株式会社新生銀行
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合
三菱地所株式会社
株式会社三菱UFJ銀行
三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合
※2020年4月13日調べ


また子会社がエストニアにあり社名が「Crowd Realty Estonia OÜ」となっています。子会社があることで海外ファンドの取扱いが行われるようです。


公開されているプロジェクトからもエストニアファンドを確認できるため間違いないでしょう。

プロジェクト利回りが意外と高め?海外ファンドも人気だった

プロジェクトの詳細を確認してみると動画を用意したファンドもあります。投資家にアピールするために最近は動画を取り入れている企業が多くなっています。


株式投資型クラウドファンディングだと動画が当たり前になっていますが、不動産投資型クラウドファンディングではまだ珍しいと思います。株式投資型とはFUNDINNO(ファンディーノ)などになります。




この他にも融資型や購入型、寄付型、ファンド投資型など色々と種類があります。リスクを比較すると今回ご紹介している「不動産投資型クラウドファンディング」が低いと思います。


リスクは低めだと思いますがクラウドリアルティ(Crowd Realty)への投資は他社に比べると、P2P投資ということで類似企業的にはリスクが高いかな?と考えています。


寄付型クラウドファンディングにどちらかと言えば近い感じも個人的にしています。投資家の投資スタンスにより意見がわかれそうです。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)ファンド紹介


ファンド募集の結果を確認すると渋谷区上原シェア保育園プロジェクトが1.74億円の完売となっています。想定利回り6.5%と高めの設定で1口50,000円の設定になっています。最低出資口数が2口なので10万円必要です。


複数の画像と動画が用意されているため募集する側も本気だと感じます。政府の幼児教育や保育の無償化、子育て支援サービスや女性の社会進出など大きなテーマがあり人気となったようです。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)プロジェクト紹介


直近の募集だと上記のようなプロジェクトがあり、投資対象が「コワーキングオフィス」「寄宿舎」「宿泊施設」になっています。


しばらく前までは「古民家再生プロジェクト」などの取扱いが多かったようです。プロジェクトの幅が広く口座を開設しておくことで詳細確認でき面白そうです。


法人登録も出来るようになっていますが、多くは個人投資家からの出資になると思います。


法人登録の場合は登記事項証明書や印鑑登録証明書などの書類が必要になります。その他に取引担当者の身分証明書が必要になるそうです。


エストニア不動産担保ローン


海外ファンドは現在のところエストニア不動産担保ローンのみとなっています。海外の不動産担保ローンになりますが円建てで投資が行われます。想定利回りが高めなので積極的な投資家に人気のようです。


海外投資で有名なのはクラウドクレジットだと思います。同様にエストニアへの投資が可能です。


社会インパクト投資への投資目的ならクラウドクレジットのほうが良いかもしれません。リスクはあると思いますが成長国への投資は面白みがあります。私も投資を行っているので記事を書いてみました。為替ヘッジなどが特に参考になると思います。




クラウドリアルティ(Crowd Realty)の口座開設手順を調べてみた

クラウドリアルティに口座を開設する方法を調べました。口座開設申込みを行うことで「会員限定イベント」や「コンテンツの観覧」ができるようになります。


既にクラウドファンディング投資を行っている方は不要と思いますが、同社で用意された「出資のはじめ方ブック(E-book)」がダウンロード可能になります。


クラウドリアルティ口座開設手順


まず初めにメールアドレス登録の申込みを行います。その後、メールアドレスが送られてくるのでログインしてプロフィール入力を完了させます。同時にログインパスワードの設定を行います。


口座開設には4営業日から1週間程度時間がかかります。本人ハガキが届くことで全ての登録が完了します。難しいことは何もないためスマートフォンでもパソコンでも簡単に登録ができます。


口座開設から出資の手順


口座が開設できたら預託金(投資金)の入金が必要になります。振り込み代金は投資家持ちとなっています。この辺りは他の企業と同じです。


入金後の投資になるため事前入金が必要だと覚えていたほうが良いです。最近は投資選択後に入金を行う企業も増えています。


投資を行った後の分配金や投資元金の償還などはプロジェクト(ファンド)ごとに異なるためしっかりと確認を行っておきましょう。プロジェクトに出資した方には出資プロジェクトの状況を定期的にレポートで報告するそうです。


預託金は分別管理を行い、投資する場合は都度預託金口座からの振替が行われます。預託金(デポジット)があることで都度入金の手間が省けます。分配金や償還金も預託金口座に入金されます。


投資家登録を行うにあたり、審査があるため誰でも投資を行えるわけではありません。主に給与や資産などを確認していると思います。基本的に審査落ちする方はいないと思います。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)のデメリットはこれだ!メリットも合わせてご紹介

クラウドファンディングの中でもクラウドリアルティは独自性があります。他社では用意できないようなファンド組成が行えることは大きな特徴でしょう。


企業信頼をさらに得ることができればさらに登録投資家が益々増えそうです。これまでデフォルト案件がないことは安心材料だと思います。しかし新型肺炎の影響で古民家再生プロジェクトなどの「民泊ファンド」が少し気になっています。


インバウンド系の投資は新型肺炎が落ち着くまで控えていたほうが賢そうでね。東京オリンピック(パラリンピック)や大型スポーツイベントが控えているため民泊ブーム再来に期待しましょう!


【デメリットまとめ】
  • 最低投資金が5万円になっている
  • 運用期間が長いファンド組成が多い
  • プロジェクト(ファンド)組成が少ない


【メリットまとめ】
  • 分配金が比較的高めの設定になっている
  • 海外ファンドにも投資ができる
  • 株主優待付きファンドが多く存在する
  • 預託金口座(デポジット口座)が用意されているため振込手数料の軽減が可能
  • 出金手数料が無料
  • 未成年口座の開設が可能
  • 口座開設や維持管理がすべて無料!


動画を見ることで「京町家再生プロジェクト」に出資した投資家の意見なども見ることができます。また海外ファンドについても説明が用意されています。


それとデメリットで気になることは長期間運用が多いことです。36ヶ月や60ヶ月など数年にわたる投資を行わなければならないプロジェクトもあります。


短いプロジェクトで12ヶ月になっていました。個人的にはこれまで2年くらいのファンドが最長なので投資を悩むことがありそうです。

優待付きファンドが用意されている場合がある

個別にファンドを確認してみると優待付きファンド(出資者特典付きファンド)が多く存在することがわかりました。確認した限りでは最低20万円以上の投資が必要のようです。なかには300万円以上の投資となっているプロジェクトもありました。


個人的な投資を考えると20万円以上の投資くらいが現実的だと思います。私であれば300万円必要だと別の投資に回します。そもそも300万円程のお金でクラウドファンディングを楽しんでいますからね。


KIW 宮崎プロジェクトファンドの優待


上記はKIW 宮崎プロジェクトの優待になります。出資金額が50万円以上だと約1万円相当の九州パンケーキとセブングレインパスタオリジナルギフトセットが贈呈されます。


またIW直営のワークプレイスご利用券も付いてくるそうです。プロジェクト(ファンド)により内容が異なるため、投資したいと思ったプロジェクトの詳細を確認すると優待が付いているかもしれません。


優待が付いていることで投資家の意欲も高まりますからね。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)のSNS反応は評価高め!ライター記事も読める

SNSの反応を調べると評判や評価などがわかってきます。特にTwitterは投資と相性が良いためするにすぐに反応がわかります。エストニア不動産は円建てになるけど為替差損が発生するようですね。






ADDress 北鎌倉プロジェクトは情報量が多くFacebookの「いいね!」の数が凄いようです。月4万円からの定額制で全国各地にある拠点が何処でも住み放題になるサービスが人気になったようです。


旅好きだと魅力がありますね。出資者特典もついているプロジェクトでした。株式会社アドレスが行っている「ADDress」サービスになります。日本語だと定額住み放題多拠点生活プラットフォームになります。


クラウドファンディングだと面白い投資先がありメディアでも注目されます。






新型肺炎により古民家再生プロジェクト(民泊ファンド)はしばらく元気がないと思いますが、一般的な不動産投資型クラウドファンディングの取扱いに期待したいと思います。


インバウンド需要はしばらく期待できないと思いますが、投資を行いたい投資家は多いため良質なファンドに期待しましょう!


クラウドリアルティのピックアップ記事


また同社TOP画面に「PICK UP」という記事がありその内容が投資初心者に勉強になりそうです。


ライターが書いている記事なので読みごたえがあります。不定期更新のようですが頻繁に更新されると投資家の知識や投資意欲向上につながると思います。


実際のところクラウドファンディングで人気なのはFunds(ファンズ)でしょう。ここは上場企業がファンド組成を行うため飛び抜けて人気です。


50万円投資を行っているので記事を作成してみました。抽選方式と先着方式の両方を採用しているので運が良ければ投資できます。入金しなくても投資申込みができるのは嬉しいです!



クラウドリアルティ(Crowd Realty)に投資をしたら儲かるの?自分で実践してみる価値がある

クラウドリアルティ(Crowd Realty)は日本最大級の民泊情報サイトとして知名度があります。これまで日本国内だと京町家再生プロジェクトに力を入れていましたが、今後はオフィス案件や収益不動産の証券化などにも力を入れていくそうです。


口座開設者にはメールマガジンが届くため新ファンドのリリースがあればお知らせが届くはずです。


また地方創生に力を入れていることで、地方自治体との関係を活かしたファンド組成(プロジェクト)を行いたい意向があるようです。


クラウドリアルティ(Crowd Realty)に投資をしたら儲かる


私もこれから口座を開設し実際に投資を行ってみたいと考えています。ただしファンド組成が新型肺炎の影響で止まっているようなので状況を確認しながら投資を行いたいと思います。


クラウドファンディングへの投資は300万円~500万円を中長期的に考えています。企業に入金しているけれど遊ばせている資金もあるため、今後の状況を確認しながらしっかり運用を行っていきたいと思います。


面倒でも数社へ資金分散したほうが倒産などのリスクを引き下げることができるので1社へ資金を集中することは避けたほうがよいです。


投資先も増えてきましたが企業により色々と特徴があるものだと感じています。調べることで私もクラウドファンディング投資に詳しくなりました。大手メディアに執筆する機会も増えています!


投資は性格によるものもありますが、リスク分散を行うことが重要だと考えています。クラウドファンディングも分散投資の1つと考えて取り組んでいます。


【追記】
ファンド組成がついに開始されました!再生可能エネルギープロジェクトや障害児通所施設プロジェクトなどこれまでと異なるファンド組成が見受けられます。しかも満額成立となっているため相当な人気があるようです。

新型コロナウイルス感染症によりファンド組成にも変化が見られ、株主構成を考えると面白いファンドの登場も期待できそうです。ワクワクするようなファンドを期待しています。

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