ランディックス(2981)とINCLUSIVE(7078)の初値予想と幹事配分などを今回も評価していきたいと思います。どちらのIPOもマザーズ上場になり吸収額が低いため全力申し込みで良さそうです。
利益が出そうなIPOは積極的に申し込みを行っておくことをお勧めします。上場規模が大きいIPOはしっかり考えて申し込みを行いましょう。まずはランディックスIPOから考察してみたいと思います。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,530円 |
仮条件 | 12月03日 |
公開価格 | 12月11日 |
公募株数 | 400,000株 |
売出株数 | 250,000株 |
公開株数(合計) | 650,000株 |
オーバーアロットメント | 97,500株 |
幹事団 | 大和証券(主幹事) SBI証券 みずほ証券 楽天証券 ←後期型抽選 岡三証券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 |
委託見込 | 岡三オンライン証券 ←前受け金不要 SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
富裕層を中心とした不動産売買を行っている企業になります。不動産とITを組み合わせた事業となっていますが最終的には対面で話すことになるためどこまでがITなのかと言った疑問もあります。
ただホームページにも「不動産とIT注文住宅・不動産マッチングにイノベーション」なども言葉もあるためIT化を進めようとしているようです。地域限定(城南6区)の富裕層をメインターゲットにしているあたりが凄いと思います。それだけ富裕層が多い地域ということなんでしょう。
株主名簿にも著名人の名前もあることから多少買い材料になりそうです。
インターネット集客はわずか30%となっておりそれほどIT化できている印象はありません。また自社サイトの他に他社の不動産情報ポータルサイトを利用して集客を行っています。
ランディックスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
ランディックスIPO上場承認と初値予想!富裕層とIT効果が魅力富裕層を対象とした投資用マンションではなく、不動産売買の仲介やオーダーメイド住宅のマッチング、建築後のアフターフォローなどを得意としています。
不動産再販などにも対応し、顧客の高齢化による不動産売却ニーズの増加もあり事業拡大が進んでいるようです。
幹事名 | 配分単位 | 引受割合 |
大和証券(主幹事) | 572,000株 | 88.00% |
SBI証券 | 26,000株 | 4.00% |
みずほ証券 | 19,500株 | 3.00% |
楽天証券 | 13,000株 | 2.00% |
岡三証券 | 6,500株 | 1.00% |
岩井コスモ証券 | 6,500株 | 1.00% |
SMBC日興証券 | 6,500株 | 1.00% |
事業自体に新鮮味はあまりないため初値が何倍にもなるよなIPOではなさそうですが、公開価格割れも考えにくいと思います。軽量級のIPOのため資金流入期待はあると思います。
初値が低ければ上値余地がある分野だと思いますがPERなどは基本的に低めになる企業が多いようです。
2020年3月期の連結業績予想は売上78.5億円で前期比21.8%増、経常利益9.4億円で前期比12.7%増を見込んでいます。四半期利益は6.5億円で前期比13.1%増となる予想が出ています。
PERは想定発行価格1,530円算出で約5.80倍、PBR0.95倍になります。また配当金が42.3円出る予定なので配当利回りは2.76%になります。指標からも不動産テックとは言えないようですね。
不動産と言えばリートIPOの抽選結果が出ていました。SOSiLA物流リートはSMBC日興証券から夫婦ダブル当選となりました。しかしその後も当選が続き現在のところ6口以上の配分が確定しています。
どうなんだろ?1枚で1万円GETは可能のようですけれど信じたいですね。テクノフレックスも当選でマクアケも頂けたら安心できそうです。
INCLUSIVE(インクルーシブ)IPOの初値予想と幹事配分はこうなる!
INCLUSIVE(インクルーシブ)は初値2倍以上が視野に入るIPOのようです。株価設定も高いためまとまった利益が見込まれています。株数は46万株弱あるため運が良ければ当選できるでしょう。テレビ局や出版社などのメディアと呼ばれる企業とも関係がある企業です。ウェブコンサルティングやインターネットサービス運営・支援なども得意としています。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 2,290円 |
仮条件 | 2,010円~2,110円 |
公募株数 | 200,000株 |
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 225,000株 |
公開株数(合計) | 425,000株 |
オーバーアロットメント | 63,700株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) SBI証券 岩井コスモ証券 ←後期型抽選 いちよし証券 丸三証券 楽天証券 東海東京証券 ←取扱い増加中 マネックス証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
市場成長が見込まれるインターネット関連とあってかなり人気化するようです。仮条件は引き下げられているため割高だった判断が下ったようです。この辺りは主幹事の考えによる意向もあるでしょう。みずほ証券主幹事は下げてくる事も度々あります。
2020年3月の業績予想は売上16.5億円で前期の16.7億円とほぼ同水準となるようです。経常利益は3.2億円で前期比4.2%増になります。減収増益となり四半期利益は2.1億円で前期比35.1%増を見込みます。
2018年3月期まで赤字だったことを考えると今後も成長できる企業のように感じます。PERは仮条件上限の2,110円算出で約22.51倍、PBRは約4.08倍になります。
インクルーシブの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
INCLUSIVE(7078)IPO上場承認と初値予想!運用メディア35個で利益億越えアドネットワークサービスの提供なども行うため投資家に好まれそうです。連結子会社4社で設立も2007年と一定の期間が経過しています。
幹事名 | 配分単位 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 361,500株 | 85.06% |
SBI証券 | 42,500株 | 10.00% |
岩井コスモ証券 | 4,200株 | 0.99% |
いちよし証券 | 4,200株 | 0.99% |
丸三証券 | 4,200株 | 0.99% |
楽天証券 | 4,200株 | 0.99% |
東海東京証券 | 2,100株 | 0.49% |
マネックス証券 | 2,100株 | 0.49% |
同社の上場日前後にはIPOを行う企業が集中していることから、初値伸び悩みも起きそうな環境にあります。その中でも強い初値形成が見込まれています。みずほ証券からのストレート当選狙いになると思います。
SBI証券からだとIPOチャレンジ当選を狙って400P前後が必要かもしれません。先に上場する銘柄が爆上げになればよいですが、400Pは持っていても使うに躊躇します。ボーダーが300P辺りなら20万円を狙って申し込む方は多そうですね。
ロックアップは180日間になりロックアップ解除倍率の設定はありません。ベンチャーキャピタル保有株はないため公開株式以外の株は基本的に流通しなさそうです。
新株予約権も上場後180日間後の売却設定があり、上場時に売却はできない構造です。
ランディックスとINCLUSIVEはどちらも人気のようですから攻めた申し込みで良さそうです。ファンペップが上場承認取消しになったことも多少プラス材料になるかもしれません。
またSBIネオモバイル証券でIPO取扱いが始まりました!BuySell Technologies(7685)の取扱いが第一号になるため当選を狙って申し込みを行いたいと思います。
詳細は下記記事で説明しています。注意点があるので確認後に申込しましょう!
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