レオクランIPO初値予想と幹事配分の記事になります。東証2部上場になり医療機器や医療設備を医療機関向けに販売している卸売業者です。公開株数は50万株未満になり上場規模は15億円程度です。需給的にはさばけると思われますが初値上昇率は低いでしょう。


直近の東証2部上場はヤシマキザイ(7677)とユーピーアール(7065)でした。どちらもあまり人気がないと言われていましたが結局、初値15%~21%高となっています。2019年に東証2部上場で公開価格割れしたのはKHC(1451)だけです。5社中1社が公開価格割れとなっています。


レオクランIPO初値予想と幹事配分


項目株数データ
想定価格3,070円
仮条件9月12日
公開価格9月24日
公募株数163,000株
※2,000株は自己株式の処分
売出株数260,000株
公開株数(合計)423,000株
オーバーアロットメント63,400株
幹事団SMBC日興証券(主幹事) ←口座開設でIPO優遇あり
みずほ証券
大和証券
野村証券
エース証券
SBI証券 ←ポイントを貯めて当選できる


IT系のIPOのように初値が何倍にもなるような事はないと思います。また業績が急拡大しているように考えていましたがどうやら一時的に大きな取引が発生していたとのことです。


2020年9月期の売上は260.4億円になり前期に比べ26%程度落ち込むようです。結構厳しい数値だと感じます。また経常利益は6.6億円予想になり前期比40%近く落ち込むそうです。来期予想が出ないタイミングで上場すればよかったのに?と若干心配です。


大幅な減収減益となる予想が出ていることはデメリットです。想定発行価格は3,070円とネガサなので公開価格割れの場合は損失額も大きくなりそうです。需給的には心配がいらないと思いますが成長性が感じられない企業のため買い需要がどれだけ発生するのかがポイントになります。


想定発行価格からPERを計算してみると約13.28倍、PBRは1.17倍あたりになります。元々指標が低い業種になりますが妥当水準と思われます。配当が45円出る設定になり9月末本決算なので配当狙いの買いが入りそうです。配当利回りは1.46%になります。レオクラウンの詳細は下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。


⇒ レオクランIPO上場承認と初値予想!ネガサIPOで利益10万超え?


kimukimu

個人的には公開価格に対して5%~10%は高くなると考えていますが仮条件の修正などが気になるところです。大きな修正はない気がします!


初値予想3,300円~3,700円


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
SMBC日興証券(主幹事)338,50080.02
みずほ証券16,9004.00
大和証券16,9004.00
野村証券16,9004.00
エース証券16,9004.00
SBI証券16,9004.00


地味な事業内容ですが、医療機器販売の他にもCTやMRIなどの医用画像を放射線診断専門医に遠隔で診断して頂く「遠隔画像診断サービス事業」や介護・福祉施設などへの給食サービス「給食事業」を行っています。


高齢化で医療機器も売れると思っていましたが実はそうでもなさそうです。確かに病院の経営も大変になっていると聞くため個人病院やクリニックは大変なのかもしれません。同社の場合は規模が大きい病院を対象としているため契約による収益の波が発生するようです。


大規模な医療施設が一巡した場合は売上の心配が出てきそうです。上場だけを考えた場合は機関投資家が参戦するにはサイズがやや小さいため個人投資家主体の売買になりそうです。地味企業ほど上場後に上げてくるパターンも目立つため、公募株を手に入れても初値売却しない投資家も出てきそうです。


難しい銘柄になりますが当選しやすくはないため全てが微妙です。


トライオートFX実績や評判の記事へ
※トライオートFXを実際に稼働させ取引実績を掲載中


また、人口動態や人口構造の変化、疾病構造の変化に伴う医療、保険、介護制度の見直しなどがあると売上に大きな影響が発生するようです。今後、医療技術革新が起こり事業戦略や経営成績に影響を受ける可能性もあるそうです。


遠隔画像診断サービス事業では放射線診断専門医の安定的確保と専門性の高いノウハウを確立しているそうです。導入医療機関及び取扱件数が増加傾向にあるとのことです。


今後も主力売上に係る医療施設の「新築や移転」などの大型案件獲得の鍵となるコンサルティング営業の強化を図っていくそうです。考え方によっては今期が好調過ぎたため来期は通常に戻るだけとも言えそうです。前期並みの売上・営業利益水準となっていますからね。


ロックアップは180日間になり、ベンチャーキャピタルの大阪中小企業投資育成66,000株もロック対象になります。ストックオプション(新株予約権)35,600株は行使期限に入っています。


IPOに参加する方は通常よりも減ると思われるためSMBC日興証券でステージ制を獲得している方は当選期待が出来るかもしれません。人気が低い割に当選確率も低めとなります。個人的には運試しでほぼ全力参加を考えています!


ウェルスナビタイアップ特典が増額になった! 【業界NO.1の実力を試そう】
⇒ Wealthnavi(ウェルスナビ)公式へ

Wealthnavi(ウェルスナビ)

※ウェルスナビに1年7ヶ月投資をした実績を完全公開【タイアップ特典あり】

上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。