ピアズIPOの大手初値予想と幹事配分記事になります。公開株数とOAを合わせ444,400株と株数は少なくなっていますが、上場規模は約17億円と荷もたれ感があるIPOです。結構人気だと読んでいましたが実はそれほど初値が上昇するようなことはないのかもしれません。


スマートフォン販売店などのキャリアショップを中心としたコンサルティングや販売支援を行っている企業になります。NTTドコモへの売上が全体の60%を超えるなど収益安定と同時に依存度も高くなっています。


ピアズIPO初値予想と幹事配分


項目株数データ
想定価格3,820円
仮条件6月04日
公開価格6月12日
公募株数207,000株
売出株数179,500株
公開株数(合計)386,500株
想定ベースの時価総額約83.1億円
幹事団SMBC日興証券(主幹事) ←主幹事多い
大和証券
みずほ証券
東海東京証券 ←幹事引受け増加中
SBI証券
岩井コスモ証券
楽天証券 ←幹事引受け積極的
極東証券


2019年9月期の単独業績予想は売上26.8億円となり前期比で34.6%の伸び率となっています。金額にすると約6.9億円になります。経常利益は5億円を見込んでおり前期比で21.8%(9,000万円増)となります。業益が好調に推移していることから初値買い需要は多いと思われます。


想定発行価格3,820円から算出されるPERは約23.69倍、PBRは4.36倍です。類似企業比較では割高になるようですが好調な業績が後押しとなり現在の価格帯となったのかもしれません。


ベンチャーキャピタル保有株はなく公開株数以外の株が流通する可能性は低そうですが、イメージワンの30,000株のみ公開価格の1.5倍で売却可能となることは覚えておきましょう。銘柄の詳細は下記に詳しくまとめています。


⇒ ピアズIPO上場と初値予想!業績絶好調のSMBC日興証券主幹事だ


初値予想4,200円~5,500円


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
SMBC日興証券(主幹事)348,30090.12
大和証券11,5002.98
みずほ証券9,6002.48
東海東京証券5,7001.47
SBI証券3,8000.98
岩井コスモ証券3,8000.98
楽天証券1,9000.49
極東証券1,9000.49


コンサルティングや販売請負などで収益をたてているようです。売上が上がると言うことはそれなりに需要がある分野だと推測でいます。また、2019年4月から始まった携帯料金(スマートフォンなどのデバイス)値下げにより同社の収益も伸びることが予想されます。


私も携帯料金が高いのか安いのか自分でもわかりません。プランなどがすぐに変わり抱き合わせシステムなどもあるためよりわかりません。そんな店舗従業員へのコンサルティングを行っていると考えるとゾッとします。


同社いわく、「スタッフの販売意欲や知識・スキルを向上させ、エンドユーザーから高い満足度と信頼を獲得し、さらに目標達成が実現できる販売力向上コンサルティングを行います」とホームページにも書かれています。


ケータイ業界の「かかりつけお医者さん」になるそうです。メーカーへ研修サービスを行っているあたりがなぜ?と思いますが、メーカーも一部の人員しか操作がわからないのか?と違うところに疑問を感じます。


初値は10%~50%の幅で落ち着くようですが、株価設定が高いだけに利益も大きくなる傾向があります。SMBC日興証券主幹事と言うことで初値が低ければギークス(7060)のような展開も期待できそうです。某社は少し厳しい意見のようですね。


ピアズ(7066)IPO主幹事です! 【私はネット口座だけで当選しています】


SMBC日興証券

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