ソフトバンク(9434)の初値予想暫定記事になります。仮条件前の段階で情報を集めた結果になりますが、人気があると伝えている企業と想定発行価格以下になると伝えている企業があり、意見が分かれているようです。仮条件発表後はさらに意見が分かれるかも?
しばらく前に仮条件1,700円説が出ていましたが、どうやら想定発行価格の1,500円を超えてくる可能性が本当にあるようです。事前に行われた調査の結果から2兆円規模の国内個人投資家向けの売出しに目途が付いたと、ブルームバーグが報じているようです。支店倍率が1倍を超えたという話はあがっていましたが、本当に仮条件は上向くのか?
【ブルームバーグ】
ソフトバンクグループが計画する国内通信子会社の新規株式公開(IPO)で、2兆円規模に及ぶ国内個人投資家向けの売り出しにめどがついたことが分かった。高い知名度や高配当への期待感が買い意欲の強さにつながっている。
事情に詳しい複数の関係者によると、ソフトバンク株の売り出しに関わる全ての金融機関で完売の見通しが立った。証券会社の支店の中には、初日に個人からの申し込みが割当枠の半分に達したところもあったという。個人投資家の需要が強く、仮条件の価格帯上限が想定価格の1500円を超えてくる可能性がある。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,500円 |
仮条件 | 11月30日 |
公開価格 | 12月10日 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 1,603,693,700株 |
公開株数(合計) | 1,603,693,700株 国内募集1,427,287,400株 海外募集176,406,300株 |
オーバーアロットメント | 160,369,400株 |
上場時発行済み株数 | 4,787,145,170株(公募分を含む) |
想定ベースの時価総額 | 約7.18兆円 |
幹事団 | 【共同主幹事】 野村證券 大和証券 SMBC日興証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 ←複数配分もあり得る 【幹事又は委託幹事】 岡三証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 水戸証券 西日本シティTT証券 松井証券 ←前受け金不要 マネックス証券 ←完全平等抽選 あかつき証券 auカブコム証券(委託) 岡三オンライン証券(委託) ←前受け金不要 |
A社初値予想1,650円~1,800円
B社初値予想1,500円程度
CM効果もあり、今まで株に興味がなかった層も参加するようです。日本郵政グループ上場と違い今回は若い方も参加してくるようです。国策ではないもののNTT上場時の話題も出てきているため参加者も増加傾向にあるようです。
ソフトバンクは民間企業ですが、CMを常に流している企業のため上場アピールCMに切り替えれば情報戦略としても使えます。親会社のソフトバンクグループ(9984)の株価も戻り基調となっているため個人投資家の動きも活発になっているようです。
同社が人気となっている理由は当初から言われている配当の高さです。配当性向85%が好感されているそうですが、個人的には売上が落ちれば収益も落ちることが予想され、携帯電話料金の値下げ報道にあるように収益悪化は避けられません。また、某社によると楽天が参入することで「今までの収益が続くとは限らない」と言った話もあります。
ソフトバンクの業績や幹事引受株数などは下記の記事に詳細を書いているのでよかったら参考にしてください。文末の関連記事からも確認ができます。
現在はソフトバンクが上場するため、表に出ていない話もたくさんあるように思います。また、証券会社の預かり資金が動きを見せているそうなので個人投資家の準備も着々と進んでいるようです。
しばらく前の発表になりますが、トレーダーズ・ウェブでは少し厳しい意見が掲載されています。大手予想になりますが、同社の記事は良質だと感じているためかなり参考になります。無料でも一部見れますが、さすが有料情報だと感じます。
想定発行価格1,500円から指標を計算してみるとPER17.1倍、PBR6.5倍になります。配当利回りは5%の予定になります。現在の情報をまとめると配当が高いため個人投資家の意欲が高いことが伺えます。
これまでIPO投資を行ってきた感触だと、利益が狙える銘柄のような気がします。上場承認の時には全プレ状態だと言われていましたが、事情が少し変わり全プレはなさそうですね。引き続き注視しながらブックビルディングへ参加したいと思います。
IPOブログを観察していると、支店に電話した状況などを記事としてアップしてくれる方がいるため、私を含め参考になると思います。リアルな話を記事にしてくれるとわかりやすいですよね。支店に電話をして情報を引き出そうと頑張るも冷たい態度の方にあたると結構へこみます。これから口座を開設しても抽選参加は可能だと思いますが、早めにアクションを起こしておくと安心できます。
ここから上場まで様々な情報が飛び交うと思いますが、IPO参加者が儲かるような初値が付くといいですよね。現在の私のスタンスはほぼほぼ全力です。
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みずほ証券では先週に予約で枚数超えてますので、面白くなると思います
貴重なコメントありがとうございます。店頭経由の申し込みでは期待するような配分はできないと言われた方もいるようです。上場承認当初はさばききれないという話ばかりでしたが、事情が少しづつ変わってきているように思います。
証券会社の策略ではないことを祈りたいところです!今後ともどうぞよろしくお願い致します。
確率論による「期待値」は、他の人気IPOと比較すると、ソフトバンクのほうが10倍程度高いです。 全力申し込みの資金があるなら、尚更、ソフトバンクのほうが大きくなります。 買い煽りではなく、あくまで、感情論を抜きにした確率論×統計論による「期待値」です。
例えば、昨日抽選のアルーやピアラは、日興証券の倍率では約3000倍でした。(当選者/応募者) 近年では人気IPOの倍率数千倍以上は当たり前です。
仮にこれらが初値売り30万の利益期待値としましょう。
ソフトバンクの倍率は仮に3倍としましょう。
仮に初値1530円で初値売り3000円の利益期待値としましょう。
当選確率は、ソフトバンクのほうが1000倍高く、利益は100分の1です。期待値は10倍です。
期待値が大きいものに資金や労力を傾けたほうが、効率的です。
初値1530円(15.3万)ならソフトバンクのほうが期待は10倍、
初値1503円(15.03万)でさえ期待値は同程度になります。
もちろん前者には公募割れリスクはほぼなし、後者は公募割れリスクもそこそこあり、 単純には期待値10倍とはいきませんが、例え数百円でも公募を上回る確率が高ければ、確率論による期待値で言えば、ソフトバンクのIPOに分があります。
どうしても公募割れリスクを受け入れないのであれば、数千倍の確率のIPO当選を数年待つ方法もありますが、 そこまでリスクを避けたいのであれば、利率の高い債券や投資商品を数年運用したほうが、 期待リターンは高いとも言えますし、リスクを受け入れるのであれば、数千倍の倍率のIPOより、もっと魅力ある投資先はたくさんあります。
人間はリスクを極端に恐れますが、確率を元にした期待値としては、当選確率が極端に低い人気IPOよりも、
当選確率が高いIPOの大量当選のほうが、薄利の積み上げによる期待値は大きくなります。
>hijk521さん
貴重なご意見ありがとうございます。いろんな方から情報を頂いておりますが、確率論のお話は初めてです。IPOに申し込むも申し込まないも個人の自由ですが、そこにはリスクがあるため皆さん躊躇します。この記事を見に来られている方は数万人いらっしゃるようですから、hijk521さんのご意見は皆さんの判断につながると感じます。
多分皆さんが全力申し込みを躊躇する理由は、公開規模の大きさです。私も200万円~300万円の配分であればお受けいたしますが、それ以上の申し込みや配分はまだ考え中です。ネット申し込みはもちろん取りに行きますが、店頭配分が全く読めません。JR九州の上場では頑張って申し込みを行い大きな利益を得ることができました。日本郵政もそうです。情報があればまたコメントお願い致します!