ウェルスナビ(Wealthnavi)にはじめて投資をしたのは2017年4月です。その後、1ヶ月ほど投資成績を確認したのち積み立て投資を1万円設定しています。老後の貯蓄として積み立てているわけですが、その前に市場が怪しくなれば即解約すればいいだけです。解約の方法はログイン後に出金作業をするだけなので簡単です。
ウェルスナビが取り扱っているETFは流動性があるため、即売でも約定するはずです。注文を出すとその日のうちに基本的に約定できると思います。出金口座への着金は3日程度かかるそうです。ということで現在はそれほど深く考えていませんが、1年5ヶ月の運用成績を画像付きで確認してみたいと思います。
ETF銘柄 | 評価額(損益) |
米国株(VTI) | 172,702円(利益35,394円) |
日欧株(VEA) | 173,771円(利益12,760円) |
新興国株(VWO) | 73,161円(利益1,093円) |
米国債券(AGG) | 24,159円(損失684円) |
金(GLD) | 39,356円(損失1,472円) |
不動産(IYR) | 27,676円(利益1,503円) |
現金 | 1,336円 |
ウェルスナビのロボットアドバイザーを使い続けて最近気が付いたのは、1万円以下の現金でも自動買い付けが行われていることです。以前は2万円弱なければ自動買い付けが行われなかったため取引しやすい環境になったと思います。
理由として考えられるのは、同社の初回入金が10万円に引き下げられ、端株取引ができるようになったためだと考えられます。端株購入ができるようになったのは、同社からの買い付け額が大きくなったためでしょう。公式サイトには下記のように書かれています。
【公式サイトより】
- 当社の取引において、1株未満の株式を端株とし、1株の1000分の1(0.001株)を最小の単位として、お客様との間で店頭取引による売買を行います。
- 端株取引における売買価格は、原則として証券が上場する市場の当日の寄付価格とします。
- 売買のための手数料はいただきません。
- 株式は、端株を含めすべて外国証券取引口座により処理されます。
- 特定口座をご利用の場合、銘柄毎の取得価格や損益の計算は、端株取引も合算して行われます。
※端株取引とは、証券取引所で取引できる単位に満たない端株を取引する仕組みです。WealthNaviとお客様との間での店頭取引による売買となります。証券取引所で取引できる単位を超える分に関しては、従来の方法で取引します。
画像のようにリバランスも自動で行われ、自分で行う作業は入金作業だけになります。途中で運用プランの変更も可能ですが、私は変更せずにそのまま運用しています。
ウェルスナビのETF自動買い付け結果とその実績
ウェルスナビ(Wealthnavi)のETF自動買い付けはこのような感じで買い付けされています。画像は私の買い付け結果になりますが、申込者のリスク管理や預入資産などで銘柄の保有割合が変わってきます。数ヶ月前までは、2ヶ月に1回のペースで買い付けが行われていましたが、現在は毎月購入しているようです。手数料は現在448円引かれているようです。分配金である程度相殺できているようです。
分配金は毎月型と「数ヶ月に1回振り込み」にわかれているようです。2,000円くらい入金されていることもあります。日欧株(VEA)の分配金が大きいようです。米国債券(AGG)は毎月分配のようです。
現在の資産評価は総入金額が46万円で、利益が52,161円(+11.34%)となっています。現在の市場が円安方向に向かっているため好調な結果となります。ドル建てだとプラス8.93%とやや低くなります。
日本の家計に眠る金融資産は1,800兆円あるって知ってますか?
雑談の範囲になりますが、日本の家計に眠っている金融資産は1,800兆円もあるそうです。よくメディアでも取り上げられる数値で日本が抱えている借金が1,000兆円なので「相殺すれば生き残れる」といった話もあります。個人的にはその返済のために資産を国に取り上げられたら怒りしかありません。ちなみに国民一人当たりの借金は900万円弱となっています。そんな状況で消費税は増税されようとしていますし、旦那が社会保険でその扶養に入っている主婦層からの税金徴収も話が出ています。将来は不安しかないように思えてなりません。
なぜ1,800兆円の話を書いたかと言いますと、殆ど高齢者が保有しているからです。そして全体の52%は現金預金になります。仮にその10%が投資に回ったら市場が活性化すると考えられており、アメリカだと資産の現金預金率は13%でドイツが39%になります。
文化が違うのでこれからどのように日本が推移していくのかわかりませんが、少しずつ貯蓄から投資への流れができているようです。
ロボットアドバイザー投資のデメリットはないのか?
投資をするということはそのお金が減る可能性も含まれています。市場が好調だと資産は拡大し、不調だと縮小します。世代により感じ方は違うと思いますが、市場は上下を繰り返しながら拡大していくものです。私も過去のデータからしかわかりませんが、ウェルスナビCEOの柴山氏も「資産運用では、短期的な変動に一喜一憂せず、長い目で見てじっくり運用する長期投資が大切」と発言されています。
【柴山氏が狙う市場】
ロボアドでは、アメリカは日本のはるか先を走る。ベンチャー企業で始まった独立系のベターメントの預かり資産は、1.5兆円を超える。一方、柴山のウェルスナビは8月、預かり資産が1000億円に到達したと発表した。規模の差はあるが、ウェルスナビの拡大スピードは速い。ベターメントが1000億円に拡大させるのに4年半を要したのに比べ、ウェルスナビはわずか2年でその規模に膨らませている。
アメリカとは国民性も市場も違いますが、日本でもロボットアドバイザーへの投資額は増え続けていくと推測されます。自動運用で買い付けて結果が残せるほど甘い世界ではないと思いますが、現時点ではかなり好調な結果が出ているように思います。大きな下落をした時こそ、買い付けなければならないような話もあります。
THEO(テオ)にも投資したが結果が異なるらしい
テオにもETF投資をしていますが、こちらは購入時期の問題なのかそれほど上昇していません。下げているときに自動買い付けをしていれば結果がだいぶ違ったと思いますが、若干プラスになっている程度です。テオの資産運用の特徴は、ウェルスナビに比べて運用している商品が多いところにあります。テオも無料で診断ができるので使ってみるとよいと思います。どちらも診断をしてみるとパフォーマンスなどの確認ができるでしょう。
この他、楽天ラップやマネックス・セゾン・バンガード(MSV)などのロボットアドバイザーには現在興味がないので取引していません。
ETF銘柄 | 評価額 |
米国の中型の割安株 | 13,021円 |
ユーロ圏の大型株 | 12,921円 |
アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 7,991円 |
日本株 | 6,739円 |
インドの株 | 5,863円 |
日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 5,140円 |
台湾の大型株・中型株 | 4,184円 |
米ドル建ての投資適格の社債 | 12,901円 |
残存期間7-10年の米国債 | 11,357円 |
米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券 | 5,726円 |
インフラ関連株 | 4,791円 |
金(現物) | 2,603円 |
コモディティの先物 | 1,963円 |
銀(現物) | 1,513円 |
投資を行って8ヶ月経過していますが、初期投資の10万円あたりをうろついているようです。こちらも為替の状況で資産が上下します。ウェルスナビよりも投資となる対象商品が多いため、下落率が低い気がします。インカムゲインの債権が足を引っ張っているようですね。
THEOについては下記で詳細を書いているのでよかったら参考にしてください。
THEO(テオ)の評判や口コミを検索したら人気だったので口座を開設します。ETF投資は人気が高く、各社さまざまなサービスを展開しています。THEOに口座を開設する理由として、1万円からETF取引ができるため他社と比較した …
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サービス内容などをまとめたので詳しく知りたい方は下記の記事を参考にして頂ければと思います。
ウェルスナビ(Wealthnavi)の評判と評価をまとめてみました。運用実績を画像付きで公開し投資家の口コミもまとめています。本当に儲かる投資なのか検証したいと思います。既に投資を行い数年が経過しているため、失敗や成功を交 …
私のプランでは279万円の元金が20年後に450万円あたりになるようです。そうなれば良いですが、ならなくても貯蓄と考えると気が楽です。相場が下落しそうだと思えば一旦解約してもいいですからね。解約(出金)は無料となっています。クイック入金も用意されているので対象の銀行からの入金だと入金手数料も無料になります。
特定口座と一般口座の開設ができるため、必要に合わせて選べばよいと思います。私は特定口座を選択しているので確定申告も不要です。たまにしか資産を確認しませんが、とりあえず右肩上がりで増加しているため順調そのものだと感じています。
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