「プレ初値予想」タイミー(215A)のIPO評価と業績を分析！

タイミー(215A)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。初値高騰パターンのIPOだと考えていましたが大手予想は慎重のようです。


現在発表されているIPOで盛り上がりそうなのはタイミーしかないため個人的には期待しています！

項目	株数データ
想定価格	1,330円 ※想定仮条件1,230円～1,430円の平均価格
仮条件	7月09日
売出価格	7月18日～7月24日
公募株数	0株
売出株数	32,245,400株 国内売出株式数9,996,100株 海外売出株式数22,249,300株
公開株数(合計)	32,245,400株
オーバーアロットメント	4,836,800株
幹事団	大和証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事) 野村證券 みずほ証券 SBI証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 水戸証券 岡三証券 楽天証券
委託見込	大和コネクト証券 auカブコム証券 岡三オンライン SBIネオトレード証券

同社事業はスキマバイトサービス「タイミー」の運営を主力としています。


メディアに代表自ら出演することも多く日々紹介大手として急激に業績を伸ばしています。上場承認時のデータでは登録ワーカー数770万人、登録クライアント事業所数25.4万拠点となっています。


公式サイトを確認すると仕事は1日単位で終了しシフト制もありません。また、複数日拘束されることもなく勤務終了後に即日報酬が振り込まれます。振込手数料も無料で利用者には強い味方になりそうです。


物流・飲食・小売の各業界を代表するエンタープライズ企業の多くに利用され、日本全国あらゆる場所で様々な仕事を見つけることを目標にしています。


想定仮条件1,230円～1,430円の平均価格1,330円で吸収金額を計算すると約493.2億円、時価総額は約1,265.3億円になります。


承認時のデータで日本販売分を計算すると約197.3億円です。


今後、国内販売と海外販売の株数が変更となる可能性もあるためブックビルディング前に再確認しておきましょう。

タイミー(215A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えそうです。


最新の初値予想は下記のようになっています！




注目度がSなので注目されていることがわかります。


ただ想定仮条件から考えると1単元あたりの初値利益は低そうです。まだ仮条件が発表されていないためわかりませんが盛り上がっているのは個人投資家だけというパターンもありそうです。


大手予想が保守的に考えているようにも感じますけどね。同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」タイミー(215A)の上場データと初値予想を考察！

タイミー(215A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券の3社共同になります。


大和証券と三菱UFJ系列でほぼ半々になるように引受けています。

幹事名	割当株数	引受割合
大和証券(共同主幹事)	4,438,300株	44.40％
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)	3,438,600株	34.40％
モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事)	999,600株	10.00％
野村證券	399,800株	4.00％
みずほ証券	239,900株	2.40％
SBI証券	239,900株	2.40％
SMBC日興証券	80,000株	0.80％
岩井コスモ証券	40,000株	0.40％
水戸証券	40,000株	0.40％
岡三証券	40,000株	0.40％
楽天証券	40,000株	0.40％

個人投資家が当選を狙うのであれば大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券からの申込みを優先させることが重要です。


また、大和証券から委託販売が行われる大和コネクト証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売が行われるauカブコム証券からの申込みも必須だと思います。できれば平幹事からも全て申込んでおきましょう。


あまり儲からないような予想が出ていますが多分盛り上がると思います。他の銘柄で投資したくなるようなイベントが直近でありませんからね。


IPOルールについてはそれぞれ下記記事でまとめています。

タイミー(215A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


現時点で個人投資家は全力で当選を狙っているようです。損失の可能性が低いのであれば当選を狙いますよね。



※タイミー公式サイト引用


業績を確認すると2024年10月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上275.56億円になり前期161.44億円から70.69％増、経常利益36.23億円となり前期19.24億円から88.31％増となります。


四半期利益は22.53億円となり前期18.02億円から25.03％増を予想しています。


想定仮条件の中心1,330円から指標を計算するとEPS23.69からPER56.14倍、BPS88.82からPBR14.97倍になります。


競合と比較した場合にPERは割高になりますが業績が伸びているため許容されると考えています。




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