Heartseed[ハートシード](219A)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。慶應義塾大学発のバイオベンチャー企業になります。


主幹事はSMBC日興証券が務め公開株数1,801,700株、オーバーアロットメント270,200株です。上場規模は想定発行価格1,110円から計算すると約23.0億円になります。


Heartseed[ハートシード](219A)IPOが上場承認
※ハートシード公式サイト引用


また、バイオIPOが登場しました。もちろん今回も赤字です。


同社は心臓移植しか治療法のない重症心不全患者を救うために心筋再生医療の実現を目指して設立されています。上場時点では「HS-001」での早期収益を目指しているそうです。


研究段階の企業なので販売承認を取得した製品群を保有している訳ではありません。だから赤字なんですけどね。


IPOとしては海外販売が行われるため海外期待でしょう。


Heartseed(219A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日7月30日
市場グロース市場
業種医薬品
事業内容重症心不全患者を対象としたiPS細胞由来心筋球移植治療をはじめとする再生医療等製品の研究・開発
ブックビルディング7月12日~7月19日
想定価格1,110円
仮条件1,110円~1,160円
公開価格7月22日
初値結果
企業情報https://heartseed.jp/
監査人EY新日本有限責任監査法人
手取金の使途
  • 研究開発費
  • 経営管理費


項目株数データ
公募株数1,801,700株
売出株数0株
公開株数(合計)1,801,700株
オーバーアロットメント270,200株
上場時発行済み株数21,996,900株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約244.2億円
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
SBI証券
野村證券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
極東証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


Heartseed(219A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,110円を基に吸収金額を算出すると約20.0億円となり、オーバーアロットメントを含めると約23.0億円規模の上場となります。


Heartseed[ハートシード]が再生医療等製品として開発している治療法は、iPS細胞から心筋細胞を作製しそれを凝集させた微小組織(心筋球)として重症心不全の患者に移植しています。


慶應義塾大学と同社の独自技術を組み合わせたもので、本治療により心臓の収縮力と生活の質、生命予後を改善することが期待されています。


Heartseed[ハートシード]IPOの業績
※有価証券届出書引用


iPS細胞から作製した心筋細胞を重症心不全患者の心臓の中に移植する世界初の心筋再生医療を実現する事業になります。


同社のリードパイプラインである「HS-001」の現在進行中の治験は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)ウェブサイト上で、国内開発の最終段階である治験で終了後承認申請が見込まれる治験として届け出ているそうです。


他家iPS細胞由来心筋球については、現在進行中の治験の承認後は、事業パートナーであるグローバル大手製薬企業のノボノルディスク エー・エスと共にグローバル市場への展開を取り組んでいく方針だそうです。


Heartseed[ハートシード]の臨床開発パイプライン詳細
※有価証券届出書引用


事業におけるバリューチェーンは研究、開発、製造、輸送、販売から構成されています。


大学病院や公的研究機関等に加え企業等の開発パートナーとの共同研究等を通じて心筋再生に関する最先端の研究を遂行しているそうです。


これら研究成果を特許として出願することにより知的財産を形成しています。


Heartseed[ハートシード]の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


売上の殆どが「ノボノルディスク エー・エス」だったので調べると、


他家iPS細胞由来心筋球による心筋再生医療の海外展開を視野に入れ、2021年5月にデンマークに本社を置くグローバル大手製薬企業である「ノボノルディスク エー・エス」と全世界を対象とする独占的技術提携・ライセンス契約を締結したとありました。


マイルストン収入と海外販売開始後の売上に伴うロイヤルティ収入受取りはすべて米ドルベースとなっています。


Heartseed(219A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2015年11月30日、東京都港区芝浦一丁目2番3号に本社を構えます。社長は福田惠一氏(1957年5月23日生まれ)、株式保有率は15.09%(3,200,000株)です。


従業員数39人で臨時雇用者3人、平均年齢43.7歳、平均勤続年数3.8年、平均年間給与8,051,818円です。


セグメントは医薬品事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
福田 惠一3,200,000株15.09%
SBI Ventures Two2,236,800株10.55%
Angel Bridge Deal-by-Deal Fund5号1,890,400株8.92%
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合1,539,200株7.26%
秋山 琢己1,120,000株5.28%
古川 俊治1,120,000株5.28%
河西 佑太郎800,000株3.77%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2025年1月25日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


ベンチャーキャピタル(VC)やファンド等に対しては180日間のロックアップ付与、ロックアップ解除倍率が発行価格(売出価格)の1.5倍以上となっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けは味の素株式会社が2億円を上限、Nikon-SBI Innovation Fund IIが1億円を上限に実施予定です。合計3億円規模になります。


Heartseed(219A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,110円~1,160円に決定し上場による吸収金額は最大で約24.0億円、時価総額は約255.2億円になります。


デンマークの世界大手製薬と大型契約を結んでいるため投資家から注目されるようです。仮条件も引き上げられ大手予想も初値売却益がでると考えています。


日本市場で比較できる企業はクオリプス(4894)になるようです。今年のバイオIPOは資金が流入し同社も期待できるようです!


大手初値予想1,100円~1,500円
修正値1,300円~1,400円

※注目度B


業績を確認すると2024年10月期の単独予想を確認することができました。売上1.53億円となり前期比55.52%減、経常利益-17.98億円となり前期-14.56億円から赤字額が増えます。


四半期利益は-17.98億円となり前期-14.73億円から赤字額が拡大する予想が出ています。


公開価格が1,160円決定の場合の指標はEPS-109.09からPERは計算不可、BPS240.96からPBR4.81倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


そもそもバイオベンチャー企業のIPOは不人気業態なので熱が冷めれば需要がなくなります。今年に限っては警戒感が和らいでいると観測されています。


kimukimu

直近に上場したバイオ株がロックアップ解除価格あたりで失速していることから同社もそのパータンが考えられるようです。ただ低位株ではないため気を付けたほうがよさそうです。



ハートシードのロックアップは公開価格の1.5倍解除なので1,740円になります。セカンダリーで目指すのであればこのラインまでと言うことでしょう。


どうなるのかわかりませんが公募組は利益がでると観測されています!!


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)1,297,300株72.00%
SBI証券360,300株20.00%
野村證券108,100株6.00%
楽天証券9,000株0.50%
松井証券9,000株0.50%
マネックス証券9,000株0.50%
極東証券9,000株0.50%


赤字企業で第6期を頂点に売上が毎年減少しています。手を出しずらいIPOなので詳しく調べる必要がありそうです。


人気化する材料があれば嬉しいです。募集は全て公募株なので単純に資金が必要だと感じます。また、ベンチャーキャピタル出資が多く懸念されます。SBI系ファンド保有率が高いようですね。


オファリングレシオを絞った上場作戦は好感が持てます。株価設定などが気になりますね。


kimukimu

一旦仮条件待ちでいいと思います!



マネーファームという新しい投資をご存知でしょうか?金銭債権をトークン化し投資家に販売しています。


投資は1口1万円からになり後入金なので気楽に投資できます。高利回り案件が多く償還サイクルがはやい投資先です。詳しく記事にまとめたのでよかったら参考にしてください。


まだ人気があるスキームではありませんが、預金しているよりも相当利回りが高いため積極的に投資している方もいるようです!




預金よりも投資妙味があるクラウドファンディングも人気です。最近は色んな投資先があるため悩みますよね。


その中でも証券会社がファンド組成を行っているオルタナバンクが人気です。丁度キャンペーンが行われているため詳しい内容をまとめてみました。


口座開設だけでも1,000円分のAmazonギフトカードが貰えます。運用期間が短いファンドも用意されているため10,000円分のアマギフを貰うのも簡単だと思います。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
メディネット(2370)PER-倍PBR2.03倍
クオリプス(4894)PER-倍PBR10.38倍
ケイファーマ(4896)PER-倍PBR2.97倍
※2024年7月12日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2020年8月28日~2030年8月27日344,000株553円
2021年9月14日~2031年9月13日613,600株639円
2022年6月07日~2032年6月06日46,400株683円


ストックオプション(新株予約権)は1,004,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数20,195,200株に対する新株予約権の割合は4.97%に相当します。新株予約権による潜在株式数は1,004,000株です。


Heartseed(219A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

Heartseed[ハートシード]のIPOは人気が見込めるのか微妙です。


再生医療分野やiPS細胞等分野では世界中で研究競争が盛んに行われ既存技術の大幅な改善が見込まれます。同社の場合はどうでしょうか。


Heartseed[ハートシード](219A)IPOのまとめ
※ハートシード公式サイト引用


競合は大手企業を中心に、新興企業、研究機関等が増加傾向にあります。今後の市場拡大を見込み参入機会をうかがう企業もあると思います。


リードパイプラインの「HS-001」は収益に結びついていますが、特定のパイプラインへ依存している形になっています。


バイオ株への投資は難しいため慎重に行うつもりです。同社の技術が世界でもTOPレベルであれば話は別ですけどね。


一旦、大手レポートや某新聞などを参考にブックビルディングの戦略を練りたいと思います。


kimukimu

承認段階では魅力を感じていません。何か隠れた材料があれば嬉しいですね!



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ただし初回入金額が3万円以上なので気を付けてください。90日以内に1回取引するだけです。


長々と下記記事にまとめていますが1,000通貨取引ならドル円のスプレッドが0.2銭なので経費は2円になります。為替取引も暇な時に取り組むと面白いと思います!


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