TECROWD(テクラウド)で42号ファンドとなる「ZONE shinsaibashi west」の募集が開始されます。そのため内容をまとめてみました。


海外プロジェクトが多い中で今回は国内の大阪市西区北堀江にある不動産が投資対象となっています。募集想定利回りは7%なので高利回り案件みたいです!


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」
※TECROWD公式サイト引用


しばらく前に2周年記念オンラインセミナーが行われています。サービス開始から2年以上経過することになります。調べると2021年4月からサービスを提供していました。


サービス開始時はモンゴルファンドを中心としたファンド組成を行い注目を集めた企業です。利回りも平均で8%を超えていたため同業者に大きなインパクトを与えたと考えられます。


現在は不動産投資型クラウドファンディングを提供する企業も増えましたが、2年前だとまだサービス提供企業は少なかった時期です。


調達額実績は81億円を突破し2023年中に100億円を突破する可能性があります。高利回りファンドを提供し続けているため毎回ファンドが完売となっています!!


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」の詳細を調べてみました

TECROWD42号ファンドでは先行抽選の実施は行われないそうです。一般募集(先着順)のみの受付となっています。


先着順になるため申込で競争となる可能性があります。しかし、募集金額が大型のため即完売はないと考えています。


運用期間も24ヶ月と同社にしては少し長めだと思います。ファンド募集内容は下記のようになっています!


項 目その内容
募集金額493,600,000円
想定利回り年利7.00%
運用期間2023年6月01日~2025年5月31日
※24ヶ月を予定
募集期間2023年5月09日~2023年5月28日
配当時期運用期間中8回を予定
最小投資金額100,000円


賃料収入が配当原資になります。


インベスコアジャパンとマスターリース契約を締結するファンドになっているため、稼働状況にかかわらず一定の賃料を受け取ることができます。


もちろん劣後出資も行われるためリスク面もしっかりしています。


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」の劣後割合


劣後出資割合を調べると約5%となっています。


配当スケジュールは基本的に3ヶ月毎に実施されるようです。ファンド対象となっている不動産の賃料収入は年間4,400万円の予定です。


優先出資者配当は諸経費が引かれ約3,460万になるようです!!


対象物件のZONE shinsaibashi westとはどんな不動産なの?マスターリース契約付き

ZONE shinsaibashi westは大阪市西区北堀江にある宿泊施設です。


ZONE shinsaibashi west
※TECROWD公式サイト引用


同社グループ監修による体験型コンセプトホテルになります。


休眠状態のホテルを購入し同社グループ監修のもとリノベーションを行うそうです。ホテル内にはジムやソロサウナ室、グループサウナ室などを併設し健康にフォーカスした施設になります。


また、本プロジェクトはジムに特化したシェアリングサービス「THE PERSON」を運営するstadiums株式会社と、ホテル・民泊運営実績の豊富なmatsuri technologies株式会社との共同プロジェクトになるそうです。


本ファンドでは物件の1階~4階部分を購入し、次号以降のファンドで5階~10階部分も購入するそうです。最終的に物件全体を運用する予定となっています。


体験型コンセプトホテルのイメージ画像
※TECROWD公式サイト引用


地理的には心斎橋駅から徒歩9分、梅田駅から心斎橋駅は電車で6分という好立地になるそうです。


このエリアはベンチャー企業やスタートアップ企業が多く、若手ビジネスマンや起業家にとって魅力的な環境みたいです。


体験型コンセプトホテルのため色々と期待できる部分があるようです。インバウンド需要にも対応できるそうです!


ZONE shinsaibashi westのファンドスキームを確認してみました

TECROWD(テクラウド)のファンド募集詳細を確認すると、本ファンドの対象物件は関西屈指の人気エリアになり、今後の発展余地も大きいものが期待できる地域だそうです。


地方に住んでいる私にはピンときませんが、人口が集中する地域の不動産は高騰する可能性があることはわかります。


ZONE shinsaibashi westのファンドスキーム
※TECROWD公式サイト引用


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」のファンドスキームは上記のようになります。


投資家はインベスコアジャパンによるマスターリース契約が付くため安心材料があります。ホテルの売上に左右されることなく安定した家賃収入を得ることが期待できます。


物件の運営はmatsuri technologiesに委託されます。ホテルや民泊運営実績が豊富にある企業だそうです。


次号以降のファンドで5階~10階部分もファンド化されるそうなので人気が見込めそうです。


ただし利益分配や資産分配が保証されている訳ではありません。投資スキーム上確約はできない仕組みとなっています。


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」まとめ!日本案件でビル1棟買い予定

本物件は一棟建物として登記されていましたが区分所有建物へ変更登記を行いファンド組み入れとなっています。


そのため2回に分けてファンド組成ができるようです。


TECROWD42号ファンド「ZONE shinsaibashi west」のまとめ


最終的には物件全体をファンド化し運用が行われる予定となっています。同社は資金力もあるみたいなのでこの辺りは心配していません。


不動産投資型クラウドファンディングは投資家から資金を集めて物件を購入し、取得した物件の賃料等から得られた利益を投資家に配当(分配)するスキームです。


しかも運用などはプロに任せてあとは「ほったらかし投資」ができます。投資家の問題点は課税区分くらいでしょうか。


最近は法人でクラファンに出資している企業も出てきていますからね。


【まとめ】
  • 利回り7.00%予定で運用期間が24ヶ月
  • 劣後出資とマスターリース契約が付いている
  • 配当は運用期間中8回を予定
  • 最低投資金は10万円から
  • 元本保証の投資ではない


元本保証は出資法で禁止されています。そのため劣後出資やマスターリース契約などで元本毀損リスクを下げる方法が取られています。


また、この2年間でデータ化された資料を頂いたので確認すると会員登録者の半分以上が会社員でした。公務員とパート・アルバイトを含めると75%程度になります。


さらに年収割合だと500万円以下が50%弱となっていました。


1人当たりの平均運用額は2022年4月で101万円、2023年4月で145万円にまで拡大しています。投資家の年齢は30代~50代の方が多いようです。


私は40代半ばなのでもろに当てはまっています。不動産投資型クラウドファンディングは現物不動産を取得する仕組みなので個人的には比較的リスクが低い投資だと考えています。


同社の会員登録者はかなり積極的な投資を行っていると言えそうです。本ファンドに10万円投資すれば1年間で7,000円の利益、2年間で14,000円の利益になります。


50万円だと1年間で35,000円、2年間で70,000円なので凄いですよね。今回も完売すると思います!




TECROWD(テクラウド)について詳しく知りたい方は下記記事が参考になると思います。インタビュー(取材)もさせていただきました。


実際に投資を行いセミナー受講内容も掲載しています。


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