テクニスコ(2962)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。公募株100％で公開規模が小さく需給不安はなさそうです！
初値高騰は難しそうですがお小遣い程度であれば利益を得られそうです！
| 項目 | 株数データ |
| 想定価格 | 450円 |
| 仮条件 | 7月05日 |
| 公開価格 | 7月14日 |
| 公募株数 | 2,281,000株 |
| 売出株数 | 0株 |
| 公開株数(合計) | 2,281,000株 |
| オーバーアロットメント | 342,100株 |
| 幹事団 | 野村證券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 委託見込 | auカブコム証券 |
ヒートシンク製品やガラス製品等の製造販売を行う企業になります。上場企業の中でヒートシンク専業の部品メーカーは珍しいようです。
ただ精密加工部品を作って納品しているだけなので、スタンダード市場への上場がお似合いと言った銘柄だと思います。
業績も2022年6月を境にやや軟調だと感じます。
2022年6月期の連結売上高ではヒートシンク製品60.0％、ガラス製品22.2％、その他17.7％となっています。販売先は海外が72.9％を占め、中国向けが41.5％となっています。
想定発行価格450円を基にした吸収金額は約11.8億円、時価総額は約39.6億円となります。
ニッチな事業のため本来であれば公開価格を超えることができればIPO成功だと思います。しかし地合いが良いため公開価格1.5倍程度の初値が付くと考えています。
直近上場だと、エリッツホールディングス(5533)やジーデップ・アドバンス(5885)など予想以上に盛り上がる銘柄が出ているため少し期待できるかもしれません!!
テクニスコ(2962)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！
大手初値予想の数値を調べてみました。業種的に低PERになることが多いため同社も上場後しばらくすれば同じ運命となるはずです。最新の初値予想は下記のようになっています！
大手初値予想500円～700円
※注目度B
※注目度B
想定発行価格450円の株価が700円になった場合のPERは20.07倍になります。この辺りであれば行けそうな気がします。
類似企業ではPER30倍越えの企業もありますけどね。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」テクニスコ(2962)の上場データと初値予想を考察！
テクニスコ(2962)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で引受けます。| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| 野村證券(主幹事) | 2,212,600株 | 97.00％ |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 68,400株 | 3.00％ |
当選を狙うのであれば野村證券一択でよさそうです。
野村證券にログインを行い当選時の株数を確認すると300株配分となっています。当選したらある程度の利益が期待できそうです。
ただ300株セットなので当選者が減ってしまいます。意外と当選確率が低いかもしれません。
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テクニスコ(2962)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。個人的には利益見込みが高いと考えているため全力でIPO抽選に参加する予定です！
※テクニスコ公式サイト引用
業績を確認すると2024年6月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上64.75億円となり前期52.65億円から22.98％増、経常利益4.20億円となり前期2.47億円から70.04％増となります。
四半期利益は3.01億円となり前期1.29億円から133.33％増を予想しています。
想定発行価格450円を基にした指標はEPS34.87からPER12.91倍、BPS544.13からPBR0.83倍になります。配当は予定されていません。
主力事業では半導体レーザーやパワー半導体、超小型演算処理装置向けにヒートシンク製品を提供している企業です。専門事業化している上場企業は少ないようですが新味はありません。
テクニスコのIPOは上場規模が小さいことの他にIPOとしての材料がなさそうです。VC出資がなく売出株がない辺りは好感できます。
スタンダード市場への上場なので当選してもあまり期待しないほうがよさそうです。当選したらどうしても期待してしまいますけどね。
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