ソフトバンク上場が本格的に近づいていきました。2018年2月7日に公式サイトから発表されていた上場準備開始の告知が本当に動いていました。先日発表されたメディア向けの内容では、2018年7月9日にソフトバンクが東京証券取引所へ新規上場予備申請を行ったと報道が行われています。


このようなことが現実に起きてくると、上場をするまで時間はそうかからないでしょう。ましてやソフトバンクグループなので戦略的に進めているでしょう。孫氏の影響は絶大だと考えられます。


ソフトバンク上場


【ソフトバンク公式サイト抜粋】

SBGおよびSBは、2018年2月7日付の「ソフトバンク株式会社の株式上場準備の開始について」でお知らせした通り、本年2月からSBの株式上場の準備を開始し、SBの経営の独立性の確保を目的として、SBGの借り入れおよび社債に係るSBによる保証の解除に向けた手続きや、SBGおよびSBの役員体制の変更などを進めてきました。このたび、SBにおいて、より自律的な経営視点と成長戦略を持ち、国内外のグループ各社との事業シナジーを追求しながら幅広い領域へ機動的に事業展開することで、さらに強固な経営基盤を持つ事業会社となるための、コーポレート・ガバナンス体制および事業組織の準備が整ってきていると判断し、新規上場予備申請を行うこととなりました。

新規上場予備申請に当たっては、SBが上場後も通信をはじめとする国内事業の中心的役割を担う重要な連結子会社であることを前提としています。また、SBGはグループとしての信用力およびキャッシュフローへの影響を考慮して慎重にグループの組織構成および資本構成を検討し、財務の健全性にも配慮しながらグループ全体の成長と企業価値の最大化を目指します。

なお、東京証券取引所にSBが株式を上場するためには、今後の日本取引所自主規制法人による上場審査を経て、東京証券取引所から上場承認を得る必要があり、現時点で上場可否および上場時期について確約されたものはありません。



同社は上場により2.5兆円の資金調達を見込んでいるとされています。私も記憶している、1987年に上場をしたNTTが2.33兆円だったためその規模を超えることになります。機関投資家のリサーチがポイントとなりますが、どちらにせよ巨額な資金を吸収する上場になります。


日本経済新聞社によれば、「上場後のソフトバンクの時価総額は7兆~8兆円規模を想定している。NTTドコモの時価総額は約10兆7000億円、KDDIは約7兆8000億円で、KDDIと同程度の規模となりそうだ。」と言った記事が掲載されています。続きは公式サイトに登録をすれば無料で月10本まで見れるのでお勧めです。


さて、ここでIPO投資家はソフトバンク上場に参加するのか?と言ったことが問題になりますが、大イベントなので参加する方向で考えてよいのではないかと思います。ただし、政府案件ではないことから絶対に儲かるとは言えないでしょう。通信事業者大手とはいえ、巨額吸収になるため市場が盛り上がっていなければ期待は薄れます。


2018年1月の段階では秋頃に上場を目指して動いていると報道がありましたが、現実となりそうです。ソフトバンクグループの資本政策に一役買うことになりそうですが、我々はIPOでいくら儲かるのか?と懐の計算をするだけでしょうか。既存投資家の方も、安定したインカムゲインを獲得するためにソフトバンク株をポートフェリオに入れたいと思う方も多いでしょう。


通信事業者の配当利回りや、株主優待の話もすでに出てきています。また、IPO当選を狙うなら証券口座を多く開設しておくことをお勧めします。ネット証券だとJR九州や日本郵政で活躍したauカブコム証券、そして完全抽選として有名なマネックス証券の口座は開設しておいたほうが無難でしょう。KDDI(9433)の配当は3.2%程度あるため同じような利回りになるのではないかと言われています。


ここ最近は、楽天証券の幹事が増えてきたので、こちらもお勧めかもしれません。MTG(7806)の抽選では、48人に1人の当選だったようですからかなりの高確率となっていました。ちなみにMTGのIPOに当選をして初値売却だと12.5万円の利益となっています。


その他にもネット証券では幅広く取扱いがあると思われるため、出来るだけ口座をたくさん開設しておくとチャンスがあるはずです。ただし、証券口座をたくさん開設していても資金が少なければ抽選に参加することができない証券会社が多いです。逆に資金があれば日本郵政上場の時のように多くの株を取得できる可能性があります。


前受け金が不要な証券会社で有名なのは野村證券ですが、その他にも岡三オンライン証券や、SBIネオトレード証券なども前受け金不要となっています。この2社はタイアップを組ませて頂いているので必要であれば現金を頂いてみてください。SBIネオトレード証券は1回取引となっていますが、手数料無料期間が設定されているのでその期間であればさらにお得です。


IPOに当選するには証券口座と、抽選に参加できる資金が必要になります。一時的に借り入れを行い利益を出される方もいらっしゃいますが、個人的にはどうかと感じています。利益が出ればよいですが、利益が出ないと大変なことになる可能性もあります。自己責任ですが意外にチャレンジャーの方はいますよね。


ソフトバンク上場は2018年の最大イベントとなりそうなので色々と期待しておきたいと思います。高利回りが前提ですが、海外人気も高いでしょう。


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