プログリット(9560)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。英語コーチングサービスをメインで行うためIPOとしてはいまいちでしょう。


主幹事は大和証券が務め公開株数895,800株、オーバーアロットメント134,300株です。上場規模は想定発行価格730円から計算すると約7.5億円になります。


上場規模が小さいことや今期純利益期待のIPOだと思います。サブスク型サービスはこれから伸長する期待があります!


プログリット(9560)IPOが上場承認
※プログリット公式サイト引用


新型コロナウイルス感染症によりリモートワークや自宅待機などが増え、趣味などに時間を利用する方が増えたとメディアでも報道されていました。


英語学習などにおいても当てはまるはずです。


同社ではオンラインとオフラインの2つで英語コーチングサービスを行い、短期間で英語力を伸ばすプログリット(PROGRIT)を中心に事業展開を行います。


個人向けが対象となっていましたが、現在は法人への導入も進んでいるそうです。


上場後はデジタル広告やセミナー開催等のターゲットを明確にした効果の高いマーケティング活動を行い顧客数を伸ばす方向のようです。


法人では外国人エンジニアの採用なども増えているため英語力は必要になるはずです。日本の人口が減っているため法人からの需要が期待できそうです。


プログリット(9560)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日9月29日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容英語コーチングサービス、サブスクリプション型英語学習サービスの提供
ブックビルディング9月12日~9月16日
想定価格730円
仮条件620円~730円
公開価格9月20日
初値結果
企業情報https://www.progrit.co.jp/
監査人EY新日本有限責任監査法人
手取金の使途
  • 人材関連費用
  • アプリ開発費
  • 広告宣伝費


項目株数データ
公募株数394,300株
売出株数501,500株
公開株数(合計)895,800株
オーバーアロットメント134,300株
上場時発行済み株数3,838,927株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約28.0億円
幹事団大和証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岡三証券
岩井コスモ証券
極東証券
委託見込岡三オンライン
DMM.com証券


プログリット(9560)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格730円を基に吸収金額を算出すると約6.5億円となり、オーバーアロットメントを含めると約7.5億円規模の上場となります。


同社は顧客一人ひとりを専任のコンサルタントが担当し、12週間プランを中心とした短期間で英語力を伸ばす英語コーチングサービスを主力ビジネスとしています。


従来の英会話サービスにおいてはコンテンツやレッスンの提供に重きが置かれていました。


プログリットの英語コーチングサービスではコンテンツの提供に加え、学習者一人ひとりにとって最適な学習方法の選択と学習継続支援までをパッケージとすることで学習効率と学習時間の最大化を図ります。


プログリット(9560)の業績
※有価証券届出書引用


日本人の英語力への課題意識は年々高まりを見せています。


日本では2018年6月に閣議決定された「教育振興基本計画」で中学校卒業段階における具体的な英語力の目標指標が設定されています。この事によりグローバルに活躍する人材の育成の重要性が示されています。


社会人では「働き方改革」により、労働時間が抑制され可処分時間が増えるため自己研鑽への投資が期待できると言えます。


コロナ禍で英語を習得したいと思う方も増えているようです。また、オンラインコミュニケーションも今後期待できることから同社が提供するサービスにも期待できそうです。


プログリット(9560)の事業系統図
※有価証券届出書引用


プログリット(PROGRIT)は、顧客が目指す英語力の獲得に向けたオーダーメイドカリキュラムとなっています。


日々の学習は13,000名を超える顧客の学習をサポートしてきた経験を基に開発されています。学習アプリを活用し、英語力の課題解決に必要なコンテンツで学習を進めることができるそうです。


プログリット(PROGRIT)修了後も継続的に同様のサービスを受講希望の場合は継続コース「NEXT」が用意されています。


プログリット(9560)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


料金表を確認してみると2ヶ月(8週)で435,600円となっています。かなり高い金額だと感じますが需要があるようです。


6ヶ月(24週)で1,124,200円、12ヶ月(48週)で2,167,000円となっています。※入会金を含む


英語コーチングサービスの他には、サブスクリプション型英語学習サービスの「シャドテン」を提供しています。


シャドテンはプログリット(PROGRIT)を卒業された顧客に当初提供していた継続コース「シャドーイング添削コース」を2020年6月から一般向けに提供を始めたサービスとなっています。


月額プラン「月21,780円(税込)」提供となっています。


プログリット(9560)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2016年9月06日、東京都千代田区有楽町二丁目10番1号東京交通会館ビル5階に本社を構えます。社長は岡田祥吾氏(1991年2月06日生まれ)、株式保有率は26.93%(1,058,000株)です。


従業員数141人で臨時雇用者0人、平均年齢30.3歳、平均勤続年数2.5年、平均年間給与4,709,000円です。


セグメントは英語コーチング事業の単一セグメントです。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
岡田 祥吾1,058,000株26.93%
株式会社SO878,213株22.35%
株式会社HOHETO479,371株12.20%
山碕 峻太郎465,000株11.83%
畑 芳広350,000株8.91%
瀧本 哲功135,000株3.44%
菊嶋 宏87,173株2.22%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2023年3月27日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


谷家衛氏に対しては90日間(2022年12月27日)のロックアップとロック解除倍率1.5倍の設定となっています。保有株式数は31,500株となっています。所有権の割合は0.8%です。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けは70,000株を上限として従業員持株会が引受けを行う予定となっています。


プログリット(9560)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が620円~730円に決定し機関投資家の評価はいまいちのようです。上場規模は最大約7.5億円、時価総額約28.0億円のままとなります。


同社にはエンジェル投資家が多数出資しており「KSK Angel Fund」は本田圭祐氏が率いるファンドです。その他、谷家衛氏など多数の著名人が出資を行い話題性はありそうです。


逆に個人的には上場ゴール感もあるような気がしています。新型コロナウイルス感染症も落ち着き同社ビジネスにも追い風が吹くとみられていますが、英会話学校の評価は投資先として低いようです。


要因としては英会話教室「NOVA」の倒産などが過去にありイメージが悪いようです。


しかし英会話教室に通いたいと考える顧客は一定数いるはずですし、政府主導で行われている中学、高校などの英語能力向上目標なども将来的には同社業績に恩恵をもたらす可能性があります。


上場時点での評価が高いとは言えないようですけどね。


大手初値予想800円~1,000円
修正値800円~850円

※注目度C


業績を確認すると2022年8月期の単独予想を確認することができました。売上22.39億円となり前期比13.02%増、経常利益2.83億円となり前期-0.46億円からの黒字化となっています。


四半期利益は1.86億円となり前期-0.76億円からの黒字予想となっています。


サブスクリプション型英語学習サービスも行い、今後は安定した収益を目指すと考えられますが、来期も今期のような業績を維持できるのか現段階ではわかっていません。上場後の予想開示に期待したいところです。


公開価格が730円決定の場合の指標はEPS54.18からPER13.47倍、BPS118.18からPBR6.18倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


某紙では近年オンライン型に市場を侵食されているとの観測があります。同社の場合は真逆であり、コロナ禍後に現在の経営スタイルで収益が拡大できるのか?と言った疑問も残っているように感じます。


大手予想各社の企業評価はどちらかと言えば低いようです。上場規模が小さいことで初値利益が狙えるパターンのIPOと評価されているようです!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(主幹事)829,100株92.55%
SMBC日興証券17,900株2.00%
SBI証券8,900株0.99%
楽天証券8,900株0.99%
マネックス証券8,900株0.99%
松井証券8,900株0.99%
岡三証券4,400株0.49%
岩井コスモ証券4,400株0.49%
極東証券4,400株0.49%


吸収金額が低く低単価のIPOなので公開価格割れはないでしょう。上場直後の需要は高いと思いますが中長期的には業績ありきの銘柄だと思います。


日本政府のグローバル人材育成や英語能力の底上げなども同社収益に関係がありそうです。


今期業績は利益が第3四半期で約1.6億円となっていることから過去最高益となる可能性もあると思います。売上がやや落ち気味なのは気になります。


当選確率を考えると大和証券からの申込み、また大和証券からの委託販売が行われているCONNECT(コネクト)からの申込を優先しておきたいと思います。


コネクトのIPOルールは下記記事でまとめています。




市場が回復貴重なのでそろそろETF投資を始めてみては如何でしょうか?1万円からETF(上場投資信託)に投資ができる企業があります。


THEO+docomoはドコモユーザーにメリットがある企業になりますが、dポイントはドコモユーザー以外でも貯めることができます。


私はauユーザーですがdポイントを貯めています!実績などは下記記事でまとめています。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
EduLab(4427)PER-倍PBR1.42倍
リソー教育(4714)PER19.63倍PBR4.7倍
レアジョブ(6096)PER113倍PBR3.32倍
※2022年9月10日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2018年8月24日~2028年8月23日26,250株454円
2018年8月24日~2028年8月23日52,500株445円
2021年1月12日~2029年1月10日350,000株448円
2021年1月12日~2029年1月10日55,673株448円


ストックオプション(新株予約権)は484,423株の全てが上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数3,444,627株に対する新株予約権の割合は14.1%に相当します。新株予約権による潜在株式数は484,423株です。


プログリット(9560)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

プログリットのIPOは公開価格割れするような銘柄ではないでしょう。


ポーターズ(5126)と上場日が被っていたり、前日にも複数上場するため資金分散は起きると思います。


プログリット(9560)IPOのまとめ
※プログリット公式サイト引用


同社サービスは英語コーチングサービスによって、英語力を伸ばすことができるとあり人気のようです。


ただ良質な学習サポートを実施するには高い英語力と問題解決能力、コミュニケーション力のあるコンサルタント人材が必要になります。


平均年間給与が470万円のため人材確保の相場がポイントなのかもしれません。


英語コーチング市場は成長段階の市場にあるそうなので、今後一層の競争激化となる可能性もあります。


インバウンド需要などとメディアが騒ぎ出す市場が今後戻ってくる期待があるためしばらくは業績安泰でしょうか。


語学ビジネス関連分野はAI等の技術を用いた新サービスの導入が相次いでいるそうです。中長期で投資を行いたい方は、同社の優位性などにも注目しておきましょう。


IPOの初値利益は狙えると考えているため、全力でIPOに参加しておきたいと思います!


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