ネットプロテクションズホールディングス(7383)のIPOが東証1部に新規上場承認されたので詳しくご紹介したいと思います。略称はネットプロHDになります。


今回も業績や上場規模などを確認し、抽選に参考になるような情報を自己評価してみたいと思います。


主幹事は大和証券とSMBC日興証券、クレディ・スイス証券、みずほ証券の4社共同で務め公開株数44,560,000株、オーバーアロットメント2,131,000株です。


上場規模は想定仮条件の平均価格1,250円から計算すると約583.6億円と巨額吸収となっています!


ネットプロテクションズホールディングス(7383)IPOの初値予想と上場
※ネットプロHD公式サイト引用


BNPL決済サービスソリューションの提供を行っている企業になります。IPOではあまり人気はないと思いますが注目度が高いため機関投資家の参戦が期待されます。


海外販売率が大きいことはポジティブ材料だと考えています。


積み上げ型のビジネスを展開し「NP掛け払い」の強みを生かし、同社株主でもあるリコーリースやジェーシービーとの関係強化も期待できるようです。


国内決済ソリューションを今後は海外市場にも展開する検討も行っているようです。上場承認時点の評価は高くありませんが機関投資家のレポートが出ればこの記事に追記したいと思います。


微妙な銘柄だと思いますがIPOには当選しやすそうです!!


ネットプロテクションズホールディングス(7383)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日12月15日
市場東証1部
業種その他金融業
事業内容BNPL(Buy Now Pay Later)決済サービス「NP後払い」等の運営
ブックビルディング期間11月29日~12月03日
想定仮条件1,250円
※1,100円~1,400円の平均価格とする
仮条件1,300円~1,450円
公開価格1,450円
初値結果1,378円(騰落率-4.97%)
企業情報https://corp.netprotections.com/
監査人EY新日本有限責任監査法人
手取金の使途全額を連結子会社の株式会社ネットプロテクションズへの投融資資金として充当予定


項目株数データ
公募株数4,000,000株
  • 国内募集株式数 1,400,000株⇒ 1,200,000株⇒ 1,000,000株
  • 海外募集株式数 2,600,000株⇒ 2,800,000株⇒ 3,000,000株
売出株数40,560,000株
  • 国内売出株式数 12,810,800株⇒ 10,676,300株⇒ 8,541,800株
  • 海外売出株式数 27,749,200株⇒ 29,883,700株⇒ 32,018,200株
公開株数(合計)44,560,000株
  • 国内合計株数 9,541,800株
  • 海外合計株数 35,018,200株
※2021年12月06日に最終的な海外販売株数が決定しています
オーバーアロットメント2,131,000株
上場時発行済み株数96,447,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約1,205.6億円
幹事団大和証券(共同主幹事)
SMBC日興証券(共同主幹事)
クレディ・スイス証券(共同主幹事)
みずほ証券(共同主幹事)
野村證券
楽天証券
SBI証券
マネクス証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


ネットプロテクションズホールディングス(7383)の上場に伴う評判とIPO分析を行いました

想定仮条件の平均価格1,250円を基に吸収金額を算出すると約557億円となり、オーバーアロットメントを含めると約583.6億円規模の上場となります。


業績は右肩上がりとなっていますがファンド売出し株が多いため上場ゴール感があります。


東証1部へ直接上場となる大型株のため注目度は高いと思いますが、PHCホールディングス(6523)が公開価格割れしていることを考えると慎重になりたいところです。


シンプレクス・ホールディングス(4373)のように買われる展開になれば嬉しいですけどね。


ネットプロテクションズホールディングス(7383)の上場評判と業績推移
※有価証券届出書引用


同社グループは、2000年1月28日にEC(電子商取引)における新しい標準を創造することを目的に設立された株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を前身としています。


2015年11月に設立された株式会社AP53(現ネットプロテクションズ)が、2016年7月に旧ネットプロテクションズを子会社化後、2018年5月01日に旧ネットプロテクションズを吸収合併する形でその事業を承継しています。


2018年7月02日に現ネットプロテクションズを完全子会社とした株式移転によりネットプロテクションズホールディングス設立となっています。


ネットプロテクションズホールディングスIPOの実績
※有価証券届出書引用


同社は2002年に日本で初めての信用リスク保証型のBNPL決済サービスを提供している企業になり、その特徴は顧客が一連の決済関連業務をワンストップでアウトソースできることです。


決済関連業務には与信審査や請求書発行、入金確認/消込、督促/回収、貸倒れ対応があり、それぞれの業務に専門事業者が存在します。


また、BNPL決済サービスの総合プロバイダーとして個人、法人、EC、対面販売など取引形態を問わずBNPL決済サービス行えるスキームを提供しています。


ネットプロテクションズホールディングス(7383)の販売実績
※有価証券届出書引用


同社グループでは、加盟店のインターフェースとしてSaaS型で導入されるサービスを提供しています。


与信判断についても過去より蓄積された膨大なデータを活用して大半で自動判断を行っていることから、テクノロジーを活用して新しい信用を創造するビジネスを運営しています。


2021年3月期末時点で累計3億件を超える取引データを有し、2021年3月期の年間では6,600万件以上の取引が行われています。


取引データの内訳は累計2.8億件以上のBtoC取引データ、累計1,000万件以上のBtoB取引データであります。


さらに76,000店超の加盟店情報を活用することで、取扱高を拡大させながら継続的に未払い率を低下できるテクノロジー力が強みとなっています。


ネットプロテクションズホールディングス(7383)の経営指標と業績状況を確認してみました

回次第2期第3期
決算年月2020年3月2021年3月
営業収益15,18318,106
税引前利益又は税引前損失△763873
親会社の所有者に帰属する当期利益又は当期損失△612574
親会社の所有者に帰属する当期包括利益又は当期包括損失△612574
親会社の所有者に帰属する持分5,44010,509
総資産額40,79344,920
1株当たり親会社所有者帰属持分69.2099.78
基本的1株当たり当期利益又は当期損失△7.797.26
希薄化後1株当たり当期利益又は当期純損失△7.796.68
親会社所有者帰属持分比率(%)13.3423.40
親会社所有者帰属持分当期利益率又は当期損失率(%)△10.677.21
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー7786,349
投資活動によるキャッシュ・フロー△1,076△894
財務活動によるキャッシュ・フロー137△1,893
現金及び現金同等物の期末残高4,7378,304
※数値は百万円単位、国際会計基準(IFRS)を記載



第4期第2四半期連結累計期間(2021年4月01日~2021年9月30日)
  • 営業収益9,213百万円(前年同期比4.7%増、417百万円増)
  • 営業利益894百万円(前年同期比99.3%増、445百万円増)
  • 税引前四半期利益754百万円(前年同期比259.5%増、544百万円増)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益499百万円(前年同期比282.5%増、368百万円増)


ネットプロテクションズホールディングス(7383)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2018年7月02日、 東京都千代田区麹町四丁目2番地6に本社を構えます。社長は柴田紳氏(1975年8月01日生まれ)、株式保有率は3.74%(3,600,000株)です。


従業員数6人で臨時雇用者0人、平均年齢41.2歳、平均勤続年数2.2年、平均年間給与12,291,752円です。連結従業員数は208人で臨時雇用者は102人です。


連結のセグメント別従業員数は決済ソリューション事業177人(臨時89人)、全社共通31人(臨時13人)となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズV号29,699,000株30.84%
AP Cayman Partners Ⅲ-Ⅰ, L.P.18,802,000株19.53%
リコーリース株式会社10,858,000株11.28%
AP Cayman Partners Ⅲ, L.P.10,157,000株10.55%
株式会社ジェーシービー8,737,000株9.07%
柴田 紳3,600,000株3.74%
Japan Fund V, L.P.2,623,000株2.72%
York Asian Opportunities Investments Master Fund, L.P.2,322,000株2.41%
※株主上位8名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には上場日後360日目(2022年12月09日)と180日間(2022年6月12日)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の設定はありません。


第三者割当等による募集株式の割当等では継続所有等の確約を行っています。


親引けは行われません。


ネットプロテクションズホールディングス(7383)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


想定仮条件範囲が1,100円~1,400円となっていましたが、仮条件範囲は1,300円~1,450円に上振れしています。


上場による吸収金額は最大で約653.7億円になり、時価総額は1,350.3億円です。前評判がよいため積極的な参加でよいと考えていますが、日を追うごとに投資市場が売り込まれています。


また海外合計株数30,349,200株が増加され32,683,700株に変更となりました。海外での需要は多いようです。


大手情報サイトでは比較対象としてペイディの大型買収の件が出ているようです。流石と言わんばかりの内容となっており、有料情報としてはレベルが高いと感じます。


海外勢は強気に攻めてくると考えられており、かなり同社株が割安なのでは?と言われているようです。海外ではクレジットカードが入手しにくい国もあると思いますが、日本では多くの方が気軽にクレジットカードを持てるため考え方の違いも大きいようです。


IPO的にはどうなのか?と言うことが知りたいと思いますが、日本国内で200億円規模の上場にはなるが、それほど売り急がなければ初値2,000円程度は見込めるようです。


と言うことで海外からの需要は旺盛なのである程度の価格帯まで買われるようです。日本ではBNPL(後払い決済)に対して利用者の期待は低いようですけどね。


個人情報の観点からECサイトで利用する層は一定数いると思いますが、BNPL自体が日本にまだ浸透していないと言えるため難しい問題を抱えています。日本ではクレカ1枚あれば生活に困りませんからね。


大手初値予想2,000円~2,500円
修正値1,600円~2,000円
最終初値予想1,700円

※注目度S


2022年3月期の連結業績予想は営業収益193.17億円となり前期比6.69%増、税引き前利益5.57億円となり前期比36.20%減となります。


四半期利益は2.68億円となり前期比53.31%減となっています。公開価格が1,450円に決った場合の指標はEPS2.99からPER484.95倍、BPS171.18からPBR8.47倍になります。


配当金が株主優待は上場時点でありません。


ファンド出口案件になりますが、IPOを行うよりも買収されないのはなぜなのか?と言ったレポートも出ているようです。この辺りの話は比較対象企業で変わると思いますが、公開価格が1,450円であれば市場平均からすると割安のようです。


PER比較だととんでもない数値になりますが株価2,000円くらいが妥当なのではないかと言われています。


それと個人が早売りしなければ高い初値期待も?的な話も出ているようですね。個人投資家は確実に利益を狙いたいため今回も早売りしてくるでしょう。


日々地合いが悪くなっていますが、このまま下げることはないと思うのでブックビルディングには積極的に参加しておきたいと思います!


幹事名割当株数引受割合
大和証券(共同主幹事)4,036,200株42.30%
SMBC日興証券(共同主幹事)4,004,600株41.97%
クレディ・スイス証券(共同主幹事)733,800株7.69%
みずほ証券(共同主幹事)255,800株2.68%
野村證券170,500株1.79%
楽天証券170,500株1.79%
SBI証券85,200株0.89%
マネックス証券85,200株0.89%
※2021年12月06日に海外販売数が変更されたため割当株数の修正を行っています


上場承認時の評価はわかれると思いますが、上場規模が大きいため様子見です。初値売却益が見込めるようであれば複数株の獲得を目指したいと思います。


日本国内よりも海外配分率が高いためいつでもブックビルディングに参加できる準備だけは行っておきたいと思います。


野村證券からだと入金しなくてもIPO抽選に参加できます。他社は資金が必要になります。IPOルールは下記記事にまとめています!




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類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
クレディセゾン(8253)PER4.81倍PBR0.32倍
イオンフィナンシャルサービス(8570)PER10.18倍PBR0.63倍
オリエントコーポレーション(8585)PER9.69倍PBR1.00倍
※2021年11月30日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2018年7月02日~2026年7月21日1,487,000株74.5円
2019年1月20日~2027年1月19日1,500,000株75円
2019年6月30日~2027年1月19日105,000株74.5円
2021年2月12日~2029年2月11日170,000株100円
2023年2月12日~2029年2月11日602,000株100円


ストックオプション(新株予約権)は3,262,000株が上場時に行使期限を迎えます。


ネットプロテクションズホールディングス(7383)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ネットプロテクションズホールディングスIPOはどうでしょうね。


某紙によれば小型案件ばかりが12月に上場する予定だと書かれていたため驚いています。早速大型のIPOが登場しました!


ネットプロテクションズホールディングス(7383)IPOの評価
※ネットプロHD公式サイト引用


今回のIPOはアドバンテッジパートナーズ(VC)が儲かるIPOのため悩みますね。


同社の「NP後払い」は主にECを対象としたサービスとなっているためコロナ禍は追い風だと思います。売上も拡大し今後も成長すると予想されます。


世界的に見るとBNPL決済サービスは拡大し続けています。また競合も一定数いるようです。


同社グループは当該市場に一早く進出しているため、与信判断システムや決済オペレーションフロー等の独自の仕組みを構築できているそうです。


与信通過率約97%で未払い率0.6%未満にコントロールできていると目論見にあります。


と言うことで私のIPO参加スタンスは現在のところ中立もしくは消極的に考えています。VC案件はよく考えて参加しましょう!


ファンディーノで未上場株式(非上場株式)の売買がついに始まります。流動性がよくなり市場拡大に結び付くと考えています。


口座開設でAmazonギフト券を1,000円分プレゼントしているのでよかったら頂いてください。テレビコマーシャルも行っているためご存知の方も多いと思います。詳しくは下記記事でまとめています!


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