モダリス(4883)IPOの初値予想と幹事配分などを今回も評価していきたいと思います。BBスタンスや業績予想などについても調べています。


モダリスの新規上場承認については意見が二分されている気がします。現段階で臨床試験に進んだ治療薬が一つもないことで上場ゴール感が否めません。某社によれば初値利益は見込めるようなので内容を精査してみたいと思います。


モダリス(4883)IPOの幹事配分と初値予想
※モダリス公式サイト引用

項目株数データ
想定価格820円
仮条件7月10日
公開価格7月21日
公募株数2,100,000株
売出株数600,000株
公開株数(合計)2,700,000株
オーバーアロットメント405,000株
幹事団みずほ証券(主幹事)
SBI証券
SMBC日興証券
いちよし証券
エース証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


同社の技術は評価対象になるようですが、遺伝子治療薬の研究開発という市場はまだ確立されたとは言えません。欧米でも実用化され始めた段階にあり、日本企業がこれから成果を出すには時間が必要だと個人的に思います。


モダリスは創薬ベンチャー企業になり本社が東京にあります。しかし研究拠点は米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市となっています。


理由として世界中の製薬会社やバイオベンチャーの研究拠点があるケンブリッジ市に事業拠点を置くことで、ハーバード大学出身の博士を中心に能力の高い多国籍の研究チームを構成できるからだと目論見にあります。


2020年5月末現在の従業員総数は16人となり博士(PhD)7人となっています。開発パイプラインはアステラス製薬やエーザイと協業開発を行い事業は黒字化しています。


ただ黒字化していてもパイプラインに入っている製薬がないため、研究開発費があまり必要ないことが要因のようです。そう考えると今後は他のバイオベンチャー企業と同じで大きな赤字を計上してくる可能性があるように思います。


今回の上場により得られる資金を研究開発に使いたい狙いが伺えます。また同時に一部の株主やベンチャーキャピタルの換金売りが予想されます。その状況下でもIPOに参戦する投資家が多そうなので私も参戦してみたいと思います!


大和証券グループがサポートしているイークラウドの第1号案件が7月に公開されます!株式投資型クラウドファンディングに興味がある方は口座を準備しておきましょう。どんなベンチャー企業が登場するのか今からワクワクしています。


 

モダリス(4883)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想と言われる2社の初値予想を調べてみました。非常に参考になる数値なので投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


B社については仮条件発表後に追記したいと思います。微妙なIPOなのでIPO抽選に参加したいと考えている方はできるだけ情報を仕入れておきましょう。公開価格割れの可能性もあると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています。新型コロナ感染症の影響もあり一部のバイオ株に買いが入っています。そのあたりも考慮された予想となっていると思います。


※7月15日に追記を行いました。気になっていた方も多いと思いますが強気で攻めてよいIPOのようです!黒字バイオベンチャー企業は珍しく話題性も高いことから初値期待ができるそうです。B社の予想ではVCも急いで売ることはないかもしれないと言ったコメントもあるようです。


大手初値予想(A社)1,200円~2,000円
修正値2,700円~3,700円

※注目度A、7月15日追記


大手初値予想(B社)1,700円~2,000円
※注目度5段階中上から1番目、7月15日追記


類似企業は日本国内だとアンジェス(4563)が近そうです。創薬バイオベンチャーになり遺伝子治療薬を手掛け核酸医薬などの開発を行っています。気になる財務状況は赤字が続いています。


それでもバイオベンチャー企業の株価は上下に動くため不思議です。切欠があれば短期間で株価が数倍になることも多いため値動きが激しい株になります。また逆に株価が数分の1になることも珍しくありません。


一攫千金を狙い取引を好む投資家も多いのが「バイオ株」です。業種は医薬品になるためバイオ株という業種ではありません。


業績は今期も黒字化する見込みなので短期投資家は攻めた投資を行うかもしれません。技術的に凄く魅力ある市場だと思いますが投資先と考えるとどうでしょうか。2019年に上場したと悪評のステムリム(4599)も一時株価が強烈な上昇となりバイオ株の値動きは危険ですね。


それだけ投機的な投資を好む投資家がいると言うことでしょう。モダリスIPOはそのあたりの期待ができるため、現在の市場であれば初値利益が見込めると考えています。


もっと詳しく知りたい
モダリスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
モダリスIPO上場承認と初値予想!バイオ株で利益が見込める可能性

2020年のIPOスケジュールは下記ページで最新情報を基にまとめています。Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitter上でのやり取りもOKですよ~




モダリス(4883)IPOの幹事引受け株数

モダリスの幹事引受け株数を調べました。主幹事はみずほ証券になります。公開株数が2,700,000株あるためネット抽選でも十分当選期待ができると思います。


バイオ株は公開価格割れすることが多いため不参加の方も一定数いらっしゃると思います。難しいIPOだと思うので損失を出しなくない方はIPO抽選に参加しないほうがよいと思います。


幹事名配分単位引受割合
みずほ証券(主幹事)2,025,000株75.00%
SBI証券297,000株11.00%
SMBC日興証券297,000株11.00%
いちよし証券40,500株1.50%
エース証券40,500株1.50%


幹事配分を確認するとみずほ証券が75%と通常の幹事引受けから比べると引受け割合が低いようです。そのためSBI証券やSMBC日興証券のネット抽選からも当選者が多く出てくるでしょう。


SMBC日興証券の場合はIPO当選後にキャンセルすると1ヶ月間IPO抽選に参加できないため申込を敬遠する方も出てきそうです。しかし、そのぶん当選しやすいと思います。詳しくは下記記事でまとめています。




売却手数料が高めのいちよし証券も当選確率が高そうです。今回はまとめてIPOを貰える可能性もあるかもしれません。いちよし証券のIPO抽選ルールも調べているのでよかったら参考にしてください。




モダリス(4883)IPOの業績予想とBBスタンス

モダリスの最新業績予想を調べBBスタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います!


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年12月の連結業績予想は事業収益11.0億円となり前期比70.8%増になっています。経常利益は3.0億円となり前期比105.5%増、四半期利益2.5億円となり78.6%増です。


業績だけ確認すると魅力がある企業です。ただしこれから研究開発費が莫大にかかるようですから微妙です。赤字経営じゃないだけIPO投資てはよいのかもしれません。


臨床試験に入らないまま上場するバイオ株はこれまでIPOを続けてきた中でも非常に珍しいと思います。単純に上場審査に通ることに驚きました。


また個人投資家で有名な片山晃氏が同社株を800,000株(2.86%)保有している事でも注目されています。メディアに名前が出てくることがあるのでご存知の方も多いと思います。


またバイオ株関係の著名人の名前が多数見受けられることで話題性もあるようです。とりあえず先入観から買われる展開になるのではないかと考えています。初値形成後の値動きは新株予約権とベンチャーキャピタル次第だと思います。


ロックアップは公開価格(発行価格)の1.5倍になっています。1.5倍まで初値が上昇すると大人の売買が行われる気がします。公募組はその前に売却して、セカンダリー組にバトンパスの流れでしょう。


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