インバウンドテック(7031)IPOが東証マザーズへ新規上場承認されました。東海東京証券が主幹事を務め公開株式199,400株、オーバーアロットメント29,900株の極上IPOです!上場による市場からの吸収額は約8.7億円と小さく人気化しそうな銘柄になります。東海東京証券が主幹事ということで初値期待も大きいと思います。


しばらく前に上場をした和心(9271)もインバウンド銘柄として注目され公開価格1,700円に対し初値4,555円となりました(初値2.68倍)今回の上場は、名前にインバウンドと入っており注目度が抜群ではないかと考えられます。ただし同日上場が4社となってしまい非常に残念で仕方がありません。どれも公開価格を超えてきそうな銘柄のため投資をするほうも悩みそうです。


インバウンドテック上場と初値予想


訪日したのは良いが言葉が伝わらなく残念な思いはしたくないでしょうから、同社のような企業が必要になると思われます。最近は様々な言語変換機が売られていますが、人と話せる環境だとまた違った印象を受けるはずです。同社の場合は様々な通信手段を用いてエンドユーザーと関わるため、アフターフォローについても一貫性があります。


またIPOをする企業が多くなったため、日程表で確認をするとわかりやすと思います。下記「IPOスケジュール」を見ていただくと上場日などがわかりやすいと思うため日程が把握できなくなった方はお勧めです。よかったら使ってください。私は自分でプリントアウトしていますが、エクセルに張り付けて使っている方もおられるようです。せめて主幹事からの申込みをしておくと当選期待はありますよ~

⇒ 【IPOスケジュール】 ブックビルディング日程と銘柄情報


インバウンドテック(7031)IPOの詳細データ

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種サービス業
事業内容24時間365日・多言語対応コンタクトセンター運営事業、セールスアウトソーシング事業
公開予定上場中止
ブックビルディング期間6月12日~6月18日
想定価格3,810円
仮条件3,810円~3,980円
公開価格6月19日
企業情報https://www.inboundtech.co.jp/


【手取金の使途】

手取概算額465,202千円については、「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限104,805千円と合わせた手取概算額合計上限570,007千円を、設備資金及び運転資金に充当する予定であります。具体的な内訳及び充当予定時期は、以下のとおりであります。

①社内基幹システムの改修及び老朽化したPC等機器の入替35,000千円
②従業員の増加に伴う本社増床費用15,824千円及び移転費用137,000千円並びに保証金に37,176千円
③事業拡大に伴うコンタクトセンター拠点の新規開設24,000千円並びに保証金に1,000千円
④AI(人工知能)通訳を中心としたマルチリンガルCRMシステムの機能拡充などの開発費用に85,000千円
⑤提案営業やコンタクトセンター運営に優れた人材の採用費及び人件費として、140,000千円
⑥「マルチリンガルCRM事業」におけるクライアント獲得のための広告宣伝費として、70,000千円

また、上記使途以外の残額は、事業拡大に伴う営業拠点開設及び人件費や広告宣伝費等、当社の成長に寄与する投資及び支出に充当する方針でありますが、現時点で計画として具体的に定められた事項はありません。なお、上記資金については、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品にて運用する予定であります。



項目株数データ
公募株数135,000株
売出株数64,400株
公開株数(合計)199,400株
オーバーアロットメント29,900株
上場時発行済み株数798,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約30.4億円
幹事団東海東京証券(主幹事)
SBI証券 ←ポイントを貯めて当選
香川証券
エイチ・エス証券
むさし証券
エース証券
マネックス証券


インバウンドテック(7031)上場評判とIPO分析

想定発行価格3,810円を基に吸収金額を算出すると約7.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約8.7億円規模の上場となります。事業はマルチリンガルCRM事業とセールスアウトソーシング事業を軸に展開しています。


マルチリンガルCRM事業とは、主にクライアントの顧客(エンドユーザー)向けに展開するサポート業務を同社が受託し、自社コンタクトセンターにてエンドユーザーからの問い合わせをクライアントに代わって対応するサービスのことになります。具体的には24時間365日体制で稼動しているため、夜間や休日などでもエンドユーザーからの問い合わせを逃すことなく対応が可能であり、日本語を含めた12カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、ロシア語、フランス語、タガログ語、ネパール語)に常時対応しています。


エンドユーザーとのコミュニケーションについては電話による音声形式に加え、タブレット型デバイスを使った映像通信、ウェブサイト、電子メール、SNSなど様々な通信手段に対応しており、国内における日本語を対象としたサポートだけでなく、外国語でのサポートや海外マーケティング等が必要な業種など時間帯・通信手段・言語を問わず幅広い活用が可能となっています。


インバウンドテック上場評判とIPO分析


2020年には東京オリンピック・パラリンピックという全世界が注目する国際イベントの開催を控え、今後の日本の更なるインバウンド対応は国を挙げての課題です。インバウンド対応の大きな課題となる「言語」の部分において、言語の壁を越えた共生社会を実現するコミュニケーション・インフラの形成に大きく貢献する事業になるそうです。


まさにインバウンド銘柄そのものなので、初値は2倍~3倍あたりは行くのではないでしょうか?ネガサ株になり大きな利益が生まれそうです。平成29年に2,800万人を超えた訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加、クールジャパンと呼ばれる日本のクリエイティブ産業の海外発信など日本を取り巻くグローバル化の勢いは加速化するばかりなので同社のサービス期待は高いように思います。


また競合他社においては非上場企業が中心となっているため、実際の競合他社は数社しか存在しないようです。ただ、インバウンドテックのようにアウトソーシングで請け負う企業が少ないことはわかりますが、個人的には自社で行っている企業も多いのでは?と言った疑問もあります。市場が拡大していることには変わりがないため同社には追い風でしょう。


インバウンドテック(7031)IPO事業系統図


セールスアウトソーシング事業では、クライアントに代わり見込み顧客に対して営業(インサイドセールス)を行うサービスを提供しています。具体的には、一般的なセールスアウトソーシング事業では成果報酬型と呼ばれる契約形態が多く、見込み顧客との契約が成立した段階でクライアントへの売上が発生するため、業務に従事するオペレーターがどれだけ契約が獲得できるかという点がポイントになるビジネスモデルです。


しかし、同社ではオペレーターの契約獲得量ではなく、オペレーターの稼動人数が売上となる契約方針の下で活動しているため、より安定した収益構造が形成されている点及び、クレームになるような過剰な販売勧誘を抑止するコンプライアンスにつながる体制である点が特徴となっています。


インバウンドテックIPO販売実績


セグメント別売上や取引相手先などは上記のようになっています。上場後の提携に期待がかかりますが、類似企業はそれほど大きくなくメジャー企業の位置づけにより増収増益期待も高まると思います。2017年業績では売上19.7億円で当期利益が0.74億円と規模はまだ小さいようです。


今後の課題としては人材確保となっているようで、優秀な人材を直接雇用により長期的に確保する施策として、受入派遣から直接雇用への切り替えを積極的に推進しているそうです。具体的には取引派遣会社の開拓と整理を進めることで獲得機会を増やし、入社する人員の母数を高めるよう努めています。どの業界でも同じですが、優秀な人材確保は企業の課題でもあるようです。


インバウンドテック(7031)の企業財務情報と配当性向

回次第1期第2期
決算年月平成28年3月平成29年3月
売上高1,335,0311,969,876
経常利益6,158105,741
当期純利益4,58574,098
資本金23,50036,625
純資産額88,249189,456
総資産額382,461617,383
1株当たり純資産額158.15284.46
1株当たり当期純利益金額8.80125.06
自己資本比率(%)23.130.5
自己資本利益率(%)6.353.5
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー123,567△16,018
投資活動によるキャッシュ・フロー△3,014△13,912
財務活動によるキャッシュ・フロー26,960122,950
現金及び現金同等物の期末残高157,513250,532
※数値は千円単位


第3期第3四半期累計期間(平成29年4月01日~平成29年12月31日)
売上1,614,064千円
営業利益114,246千円
経常利益113,664千円
四半期純利益72,677千円


インバウンドテック(7031)従業員と株主の状況

会社設立は2015年4月01日、東京都新宿区新宿二丁目3番13号大橋ビルに本社を構えます。
社長は東間大氏(昭和42年7月31日生まれ)、株式保有率は2.82%と低いようです。
従業員数は27人で臨時雇用者は年間70人、平均年齢37.7歳、平均勤続年数2.6年、平均年間給与4,692,000円となります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)
株式会社a2media154,20021.64
下大 薗豊95,40013.39
株式会社グローバルキャスト76,50010.74
アイビスAM投資事業組合55,8007.83
株式会社光通信52,5007.37
株式会社アクセル52,5007.37
金子 将之35,1004.93
※株主上位7名の状況


【目論見抜粋】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である下大薗豊及び売出人である株式会社グローバルキャスト、金子将之、佐野功一及びソケット株式会社並びに当社株主である株式会社a2media、株式会社ベクトル及び東間大は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成30年12月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等を行わない旨合意しております。

当社株主である株式会社光通信、株式会社アクセル及び株式会社ハローコミュニケーションズは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成30年12月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所における売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。

当社株主であるアイビスAM投資事業組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年9月24日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式25,800株についての売却(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所における売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。



上位株主には90日間(平成30年9月24日まで)と180日間(平成30年12月23日まで)のロックアップが付与されており、一部の株主に対してロックアップ解除倍率1.5倍が適用されることになっています。株数が少ないため1.5倍を超えてもそれほど大きな売り圧力にはならないでしょう。


インバウンドテック(7031)IPO大手初値予想と各社配分

仮条件は3,810円~3,980円となり、想定発行価格を下限に上限方向へ引き上げられています。市場から吸収する金額は約7.9億円、オーバーアロットメントを含め約9.1億円となり、約4,000万円の引き上げです。上場規模は小さく需給面に不安はありません。


2019年3月単体の業績予想は売上12.4%増、経常利益20.9%増(3,100万円増)の見込みが出ているようです。EPS140.48を基にPERを算出すると約28.33倍、BPS1,084.29を基にPBRを算出すると約3.67倍となります。某紙によると光通信(9435)との取引があり、注目があるそうです。


初値予想6,000円~7,500円

初値予想(第2弾)6,500円~8,000円


短期間での上場に成功しているため投資家の初値買い意欲も大きいと思いますが、筆頭株主である「株式会社a2media」の分社化により同社は初めから黒字化できていたようなので、そもそも上場を意識した会社設立だったと思われます。注意点はロックアップが90日間、ロックアップ解除倍率が1.5倍となります。


幹事名配分単位(株)
東海東京証券(主幹事)178,400株
SBI証券6,000株
香川証券5,000株
エイチ・エス証券4,000株
むさし証券2,000株
エース証券2,000株
マネックス証券2,000株


類似企業PER
PBR
ベルシステム24ホールディングス(6183)PER21.24倍PBR3.08倍
富士ソフトサービスビューロ(6188)PER16.58倍PBR2.62倍
トランス・コスモス(9715)PER28.97倍PBR1.64倍


公開株数が少ないため東海東京証券に絞った申し込みでも構わないと思います。SBI証券はIPOチャレンジポイントを貯めるために申込を忘れないようにしましょう。1ポイント1,000円~3,000円の評価があります!その他の証券では運が良いレベルでの当選は難しいように思います。宝くじを当てるようなものでしょう!東海東京証券のIPO抽選ルールは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ 東海東京証券のIPO抽選ルール詳細 【主幹事増加傾向でネット申込可能】


SBI証券のIPOチャレンジポイントについては下記でまとめています。またSBI証券主幹事が多くなってきたので主幹事の時だけでも申し込みをしておきましょう。外れて当然のスタンスで挑めば知らないうちにIPOチャレンジポイントは貯まっています。


SBI証券IPO抽選ルール


インバウンドテックのストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間株式の数(株)発行価格(円)
平成28年12月09日~平成38年12月08日49,5001,076


上場時点で行使期限に入りますが、それほど大きなウェイトではないため売り圧力とはならないでしょう。行使条件がこと細かに書いてあるため気になる方は目論見の第4【提出会社の状況】を確認してください。


インバウンドテック(7031)IPO私見と申し込みスタンス

インバウンドテックは初値期待ができると思います。気になる点としては会社設立が2015年4月なのでまだ3年しか経過していないことです。インバウンド銘柄と考えれば期待できますが、スピード上場ということで実績から投資をするタイプの方は躊躇するでしょうか。


上記でも書きましたが4社同日上場という点で大きなデメリットはあるものの東海東京証券のIPO実績は確実性があるため今回も期待してよいでしょう。当選期待は低くても誰かに毎回当選しているためそれが自分であることを願いたいと思います。そろそろ50万円抜き銘柄の当選をしたいですね(笑)


インバウンドテック(7031)IPO主幹事です! 【IPO申込は資金重複でもOK】
⇒ 東海東京証券公式へ

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