global bridge HOLDINGS(6557)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。少子高齢化社会になるためテーマ性あるIPOになりますが、個人的には若干ピークを過ぎた気がします。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数649,900株、オーバーアロットメント97,400株、想定発行価格2,590円から吸収額を計算すると約19.6億円になります。今期は黒字化できるそうですがどうなんでしょうね。


global bridge HOLDINGSのIPO上場承認と初値予想


TOKYO PRO Marketに上場している企業がマザーズへ新規上場承認される珍しい流れです。テーマ性あるIPOなのである程度人気になるかも?と考えています。


この部類の事業は経営的に難しいのかもしれませんね。業績があまり良いとは言えない企業が多い気がします。特にIPOを行う段階では評価に困ります。


global bridge HOLDINGS(6557)IPOの上場基本データと引受幹事

項目 上場基本データ
市場 マザーズ
業種 サービス業
事業内容 東京・千葉・神奈川・大阪を中心とした保育施設・介護施設の運営、ならびに付帯するICT事業等
公開予定 12月23日
ブックビルディング期間 12月06日~12月12日
想定価格 2,590円
仮条件 12月04日
公開価格 12月13日
企業情報 https://globalbridge-hd.com/
監査人 PwCあらた有限責任監査法人


【手取金の使途】

手取概算額113,140千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限232,084千円と合わせた手取概算額合計上限345,224千円について、2020年4月に開設を予定している大阪府の認可保育所(2施設)の設備投資資金として全額を充当する予定であります。

なお、上記調達資金については、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する予定であります。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



項目 株数データ
公募株数 50,000株
売出株数 599,900株
公開株数(合計) 649,900株
オーバーアロットメント 97,400株
上場時発行済み株数 2,443,300株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額 約63.3億円
幹事団 みずほ証券(主幹事)
野村證券
ちばぎん証券
東海東京証券 ←幹事増加中
楽天証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
丸三証券
委託見込 ライブスター証券
DMM.com証券


global bridge HOLDINGS(6557)上場評判とIPO分析

想定発行価格2,590円を基に吸収金額を算出すると約16.8億円となり、オーバーアロットメントを含めると約19.6億円規模の上場となります。上場規模は通常よりも少し大きいサイズになります。


同社グループは持株会社の同社と子会社5社により構成されています。直営保育施設の運営を中心とした「保育事業」、放課後等デイサービス及び老人介護施設の運営を中心とした「介護事業」、保育園運営管理システムの販売を始めとした「ICT事業」を行っています。


同社グループの事業はこの3つのセグメントで構成され、「その他」として不動産の転貸借事業と研修事業等を行っています。また同社は2015年11月25日に新設分割により設立された純粋持株会社になります。


保育事業は東京23区、千葉県、大阪市内などで認可保育園等を中心とする保育施設を運営しています。運営施設の状況は下記画像から確認できます。認可保育園の数が毎年増加しているようです。


global bridge HOLDINGSの運営施設詳細


認可保育園は児童福祉法に基づいた児童福祉施設であり、面積や保育士等職員の数など国が定めた設置基準を満たし都道府県知事などに認可された施設を指します。国及び自治体が負担する施設型給付を受け施設運営を行っているそうです。


小規模保育施設は「子ども・子育て支援制度」によって新設された保育施設であり、19名以下の定員かつ0歳から2歳までの子どもを対象とした市町村の認可を受けた施設を指します。利用者からの保育料徴収及び自治体からの地域型保育給付を受け施設運営を行っています。


その他(認可外)では認証保育施設、事業所内保育施設などの認可保育園等以外の施設の運営を行っています。


global bridge HOLDINGSIPOの業績


介護事業は、さまざまな世代に対して広く介護サービスを提供してし、障がい者を対象とした放課後等デイサービス及び生活介護施設等を運営しています。高齢者を対象とした施設としてサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームを運営しています。


放課後などのデイサービスは6歳から18歳、生活介護施設は18歳から64歳、サービス付き高齢者向け住宅及び住宅型有料老人ホームは主に65歳以上を対象としており、保育事業と合わせて全年代に福祉サービスを提供しています。


global bridge HOLDINGSIPOの事業系統図


ICT事業は、設立以来培ってきた保育事業経験を活かし、保育施設の業務効率化のために全国の保育事業者を対象としたICTソリューションサービスを提供しています。


保育士の業務において書類作成や人員配置の確認などが大きな負荷となっていることから、保育施設運営における事務作業の簡素化のため2016年2月に厚生労働省により保育施設のICT技術の導入に対する補助金があり創設されました。


global bridge HOLDINGS販売実績と相手先


同社グループはこの課題の解決に取り組んでおり、自らの保育事業の経験を活かし独自開発した「Child Care System」を保育園運営管理システムとしてリリースし、全国の保育施設にサービス提供を行っています。


また保育・介護用品専門のネットショップとして「g-mall shop」を運営しており、備品購入の時間的・金銭的コストの削減を実現させています。


ICTソリューションとして保育施設の運営にかかる事務業務時間を削減し、子ども一人ひとりと関わる時間や、個々の発達状況・健康状態の把握とそれに応じた働きかけの時間を増やすことで保育の質の向上に貢献することを目指しているそうです。


その他として不動産転貸借事業や研修事業等も行います。


global bridge HOLDINGS(6557)の企業財務情報と配当性向

回次 第3期 第4期
決算年月 2017年12月 2018年12月
売上高 2,595,841 3,787,864
経常利益 34,656 △329,617
親会社株主に帰属する当期純損失 △11,651 △382,922
包括利益 △11,651 △382,922
純資産額 1,095,117 747,584
総資産額 3,719,204 5,957,893
1株当たり純資産額 486.35 314.80
1株当たり当期純損失金額 △5.62 △173.38
自己資本比率(%) 28.9 11.8
自己資本利益率(%)
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー 100,754 △30,006
投資活動によるキャッシュ・フロー △891,922 △1,474,622
財務活動によるキャッシュ・フロー 730,683 1,806,336
現金及び現金同等物の期末残高 1,124,143 1,425,850
※数値は千円単位


第5期第3四半期連結累計期間(2019年1月01日~2019年9月30日)

  • 売上高4,378,019千円
  • 売上総利益379,576千円
  • 経常損失84,248千円
  • 親会社に帰属する当期損失164,669千円



【global bridge HOLDINGSIPOの第5期第3期のチェックポイント!】

保育の効率化に貢献するため保育分野のICT事業を展開しています。ICT事業では、午睡・検温記録の自動化や保護者との連絡簿のツール化など保育業務のICT化への取り組みを研究開発しているそうです。前期と同じことを行っているようですね。


global bridge HOLDINGS(6557)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2015年11月25日、東京都墨田区錦糸一丁目2番1号に本社を構えます。社長は貞松成氏(1981年6月02日生まれ)、株式保有率は21%(568,700株)です。


従業員数46人で臨時雇用者18人、平均年齢41.1歳、平均勤続年数1.4年、平均年間給与4,318,000円です。連結従業員数は857人で臨時雇用者364人となっています。


セグメント別では保育事業722人、介護事業81人、ICT事業8人、全社共通46人です。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
アニヴェルセルHOLDINGS 1,064,550株 39.30%
青木 拡憲 599,900株 22.15%
貞松 成 568,700株 21.00%
social investment 315,000株 11.63%
加地 義孝 32,126株 1.19%
三村 武史 32,126株 1.19%
樽見 伸二 31,700株 1.17%
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

TOKYO PRO Marketにおける当社普通株式の取引がブックビルディング方式による発行価格及び売出価格の決定に影響を及ぼすおそれを可及的に排除する観点から、本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関し、売出人 ~省略~ みずほ証券株式会社に対して、本書提出日から当社普通株式に係るTOKYO PRO Marketからの上場廃止日である2019年12月22日までの期間中は、本書提出日現在に自己の計算で保有する当社普通株式の売却等又はこれらにかかる注文を行わない旨を約束しております。

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人であるsocial investment株式会社並びに当社株主である株式会社アニヴェルセルHOLDINGS及び貞松成は、みずほ証券株式会社に対し、当社普通株式に係るTOKYO PRO Marketからの上場廃止日の翌日である2019年12月23日に始まり、マザーズ上場日後180日目の2020年6月19日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等は行わない旨合意しております。

※有価証券届出書(新規公開時)抜粋



上位株主には180日間(2020年6月19日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


TOKYO PRO Marketでの売買も中止されるようです。


global bridge HOLDINGS(6557)IPOの初値予想と幹事引受け株数

後日記載します。

PERやPBR、類似企業なども後日追記します。


幹事名 配分単位 引受割合
みずほ証券(主幹事) -株 -%
野村証券 -株 -%
ちばぎん証券 -株 -%
東海東京証券 -株 -%
楽天証券 -株 -%
マネックス証券 -株 -%
丸三証券 -株 -%


保育施設や介護施設の運営を行っている企業のため需要はありそうですが業績が悪いようです。前期売上約37.9億円に対して純損失が約3.8億円となっています。ただ今期業績を調べてみたところなんと1.85億円の黒字化予定が出ています。営業利益は5.4億円以上の損失なのに経常利益が3.3億円のプラスになるようです!


素直に好感してよいのか微妙ですね。当選を狙うならみずほ証券からの申込みでしょう。ベンチャーキャピタル出資は20,550株になりロックアップ対象外のようです。


みずほ証券以外だと東海東京証券からの申込みが有効そうです。ちばぎん証券の口座は持っていませんがネット抽選はないと思います。


東海東京証券のIPO抽選が激ヤバ【主幹事連発で当選者増か】の記事へ


難しいIPOに申し込むよりも確実に利益狙いでSBIソーシャルレンディングに投資を行ってみませんか?1万円から投資ができ安定した利益を追求できます。親会社がSBIホールディングスになるため信頼度はかなり高いと思います。


実際に投資を行う過程で評判や実績を調べてみました。融資残高や融資実績もかなりのスピードで増加しているようです。詳しくは下記に調べて記事にしてみました。


もっと詳しく知りたい

SBIソーシャルレンディングの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。大手企業になり安心して投資できる環境が備わっています。

SBIソーシャルレンディングを徹底リサーチ 【評判や実績は本物なのか?】



またグループ企業のSBIネオモバイル証券に投資を行い5ヶ月投資したら利益10倍になった記事を過去に書いています。現在は資産が20,000円を超えているのでさらに資産増となっています!口座開設者の年代もわかるのでよかったら参考にしてください。


⇒ SBIネオモバイル証券で5ヶ月投資したら利益10倍?IPO取扱いありそう

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍
PER-倍 PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2017年12月22日~2025年12月21日 26,809株 500円
2018年12月17日~2025年12月16日 16,383株 500円
2019年12月12日~2027年12月11日 250,000株 518円
2020年4月12日~2029年4月11日 22,200株 518円


ストックオプション(新株予約権)で行使期限に入る株数は293,192株になるようです。親引けの設定はないようです。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は13年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


global bridge HOLDINGS(6557)IPOの評価と申し込みスタンス

global bridge HOLDINGSのIPOはちょっと微妙だと思います。今期が黒字になっていいることは好感できますが本業収益ではありませんよね?この辺りは某企業の情報を得てから判断したいと思います。


同社の当面の経営戦略としては新規認可保育園の開設に最大限注力し、先行投資が継続する経営戦略を採用していくそうです。そうなるとまた赤字転落しそうですね。


global bridge HOLDINGSのグループ体制


新規の認可保育園の開設エリアについてはドミナント戦略を徹底し、将来の人口動向を元に経済発展が見込まれる地域のみに限定する方針だそうです。


ICT事業では認可保育園の運営によるノウハウの蓄積と商品サービスへの反映を通じて品質を高め、外販を加速させる狙いがあるそうです。やっていることは凄いですが利益面の不安がどうしてもあります。


政府による少子高齢化対策として打ち出された「ニッポン一億総活躍プラン」の一億総活躍社会の実現に向け保育並びに介護業界の環境整備に取り組んでいく意向が同社にはあるそうです。政府の後押しがあればってやつでしょうか?メディアでも問題を抱えた事業所が度々取り沙汰されているため心配な面もあるように思います。


同社での保育事業と介護事業は、東京都23区、千葉県内、大阪市内に集中して施設展開を行っていることからサービス利用者は多いと考えられます。新規事業所開設にあたっては保育士や児童指導員、介護福祉士などの人員確保も課題となるでしょう。


個人的に気になったのは有利子負債の多さです。総資産に占める有利子負債の割合が2019年9月30日時点で70.7%と高い水準になっています。上場時にはあまり意識されないと思いますが長期的には改善しないと問題が起こる可能性があるように思います。


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