FOLIO(フォリオ)は投資初心者に紹介したいネット証券です。評判もよく、株のことがわからない投資家でもテーマによる投資が可能となっているため人気があります。新しい投資の形を提供している企業になり、メリットやデメリットを徹底的にまとめてみました。


今までの投資は個別銘柄に対して調査や分析が必要だったため、なかなか投資初心者には手が出せませんでした。また、テーマ投資の他にも「おまかせ投資」も行われているためETF運用も同一口座で行えます。そこで、私も実際に口座開設を行い投資を始めてみたいと思います。


FOLIO(フォリオ)評判


投資初心者にはわかりづらいかもしれませんが、既に知識がある方へざっくりと同社のサービスをご紹介しておきます。FOLIOを使った投資は、端株に対して投資を行うためあるデメリットが存在します。私も単元未満株取引(端株)を別の証券会社で数銘柄持っているためサービスを開始する前にあることが起きるとわかっています。


それは郵便物が多くなることです。


【端株とは?】

売買単位が1株の株式の売買単位に満たない株式、つまり1株に満たない端数株式で、1株の100分の1の整数倍にあたる株式のことをいう。なお、端株を端株原簿で管理する制度を端株制度というが、端株制度を採用しない会社(=単元株制度を採用する会社)の売買単位に満たない株式(端株制度を採用しないため、1株未満の株式ではなく1株の整数倍の株式)を単元未満株式という。

端株に関する権利は、端株原簿において管理される。しかし、振替制度(上場株の株券を電子化して管理する制度)においては、端株原簿を管理する仕組みがないため、株券が電子化されるにあたり、電子化の対象となった株券(=上場株券)の発行会社のうち端株制度を採用する会社は、端株をなくさなければならないことになった。その結果、現在、上場会社のうち端株制度を採用する会社は存在しないことになった。

※野村證券の証券用語解説集から抜粋



郵便物が多くなると言っても、1案件に対して10銘柄となっているため10銘柄分の郵便物が届くだけです。郵便物は決算報告書などになります。また配当金は保有株に対してしっかり出ます。株主優待も端株設定があれば頂くことが可能です。


テーマによっては重複している銘柄があるため、2案件へ投資をしても20銘柄にならないことがあります。また、リバランスが途中で発生することがありますが、リバランスをするのかどうかは自分で判断しなければなりません。手数料はかなり低く抑えられていますし、保有している期間の手数料は発生しません。


リバランスはテーマ全体に掛かるのではなく、1銘柄に対して0.5%の手数料が発生します。金額にすれば微々たるものですが、配当が入るのであればリバランスを毎回行うのはよくないと思います。また、あらかじめリバランスの同意を行っておくと自動で調整してくれる機能が用意されています。


ETF投資の場合は運用手数料や信託報酬などが発生しますが、「テーマ投資」は株式への投資になるため手数料が安いことと配当金のメリットがあります。テーマを増やしたり同一テーマに大きな投資を行うと最低単元保有となり株主優待を得る可能性もあります。


FOLIO(フォリオ)に投資する前にテーマをチェック!

FOLIOへの投資は自分が気に入るテーマから選ぶだけの投資スタイルになります。1テーマはプロが厳選した有望企業10社で構成されているため安心できます。公式サイトによると通常は200万円程度運用資金が必要になるところ、端株による投資を行うことで10万円前後からの投資が可能になります。


FOLIOのテーマ投資は儲かるのか?


IPO市場でも特に人気である人工知能へ投資を行いたいと思った場合に、注文に必要な金額は9万円~10万円になります。現在の価格は8万円前後ですが、日々株価が変動するため株価により必要資金の誤差が発生します。


テーマを選んだ後に一手間作業があり、4つの投資スタイルの中から1つを選択しなければなりません。銘柄の変更は行われませんが、選択することにより運用比率が変わります。投資スタイルは下記の4つになります。


  • バランス型:リスク・リターンのバランスをとった基本的な投資スタイル
  • ディフェンス型:銘柄の価格変動リスクを抑えることを狙う投資スタイル
  • グロース型:銘柄の成長性を重視し企業の更なる成長を狙う投資スタイル
  • バリュー型:銘柄の割安さを重視し将来的な割安の解消を狙う投資スタイル



投資初心者の方は、投資をしたいテーマを見つけ「バランス型」への投資をすればよいと思います。大きな利益を狙いたい方は「グロース型」への投資もよいと思います。ただし、リスクがバランス型よりも大きくなるため気を付けましょう。


フェリオテーマの内訳(銘柄)
※2019年1月07日時点での実績


ただし人気がある反面株価のほうは地合い悪化により下落しています。下落していると言うことは市場が反発すれば利益が出る可能性が高いため投資をするには絶妙なタイミングとも言えます。考え方次第ですが、口座を開設しておけば暴落しきったところで投資を行うこともできます。


人工知能へ投資をした場合のリターン率
※2019年1月07日時点での実績


人工知能への投資は盛んに行われているものの先行投資(設備投資)への部分が多く、利益としてはもうしばらく時間が必要になると思います。値動きも荒くなる傾向が高いと思います。また今までの値動き3年分では上限25%が一つの目安になりそうです。現在は-25%あたりにあるためここから25%までだと50%利益も可能かもしれません。


せめて運用成績0%あたりで逃げ切れば25%の利益となります。目指す数値はこの辺りでしょう。また、注文に必要な数値は注文時のストップ高資金が必要になります。

サイバーセキュリティーへの投資は魅力的か?

人工知能に関する類似テーマでは「サイバーセキュリティー」「ドローン」「宇宙開発」「自動運転」「アグリテック」などがあります。その中でも人工知能と同様にIPO投資で人気のサイバーセキュリティーを見てみます。


スマートフォンの普及によりインターネットに接続している世の中が当たり前になっています。モノのインターネット「IoT」という表現があり、生活にインターネットは欠かせません。大規模通信障害が世界で起きた時にも社会的にネット接続がインフラ化していることが確認されました。


このネット接続が当たり前になると、サイバー攻撃が日常的に起き個人情報漏洩やインフラを取扱う企業も攻撃の対象となります。


サイバーセキュリティーへの投資は儲かるのか?
※2019年1月07日時点での実績


サイバーセキュリティー収益チャート画像
※2019年1月07日時点での実績


人工知能と比べると右肩上がりと言えそうです。チャートはバランス型を掲載しているため、保有割合が変わる他の3つでさらにブレる可能性があります。1回の注文で10銘柄への投資が簡単に出来るため分散投資が可能となりますが、投資スタイルにより収益も変わります。

ようこそ日本へ(インバウンド)への投資は魅力的か?

テーマは80以上用意されているため中には面白い投資も存在します。「コスプレ」や「寿司」「子育てを楽しく」「温泉」「はたらく女性」など内容を確認したくなるようなテーマが多く存在します。上記では人工知能やサイバーセキュリティーの詳細を見てみましたが、今回は2020年に控える東京オリンピック関連と言うことでインバウンド需要の「ようこそ日本へ」を取り上げてみます。


海外から日本を訪れる外国人が増加し、中国人の爆買いはインパクトがありました。日本政府も4,000万人訪日や消費額8兆円を目標とし2020年までに目標をクリアーしようしています。現在でも多くの訪日がありデータでは3,000万人を超えているようです。旅行者が増え観光地では潤いを見せているようですが、問題も多いようです。


ようこそ日本へ(インバウンド)投資は儲かるのか?
※2019年1月07日時点での実績


ようこそ日本へチャート画像
※2019年1月07日時点での実績


銘柄構成から大きく利益がでないか?と思っていましたが、最大で40.71%も上昇しているようです。地合いが悪い現在でもサービス開始以来比較で16.11%の上昇となっています。個別銘柄の業績は確認していませんが、取扱い銘柄の業績が伸びていることは反映されているのかもしれません。


現在の株価82,811円に対して、注文価格は98,123円になります。なぜ注文価格が高く設定されているかと言うと、ストップ高価格の注文になるからです。考えにくい話ですが、注文を入れた価格よりも高く約定することがあるため注文時点では注文時のストップ高価格の資金が必要になります。


投資初心者には少し難しい話ですが、売買が行われているタイミングの購入だと今現在の価格で約定できます。しかし、端株注文ではストップ高の資金が必要になります。同社の注文は「端株」になるため通常の約定タイミングと異なり、取扱いとしてはストップ高の資金が必要になります。この辺りは下記で別に説明をします。


FOLIO(フォリオ)投資を行っている口コミを調べてみた

同社に投資を行っている方の口コミを調べると投資タイミングによって様々のようです。地合いと関係があるため投資を早めに行った方は利益が出ているようです。投資をしていきなり損失となる方もいますが、逆に翌日から利益が出ている方もいます。完全に投資タイミングだと思いますが、ツイッターでは下記のようにつぶやいている方がいます。







100万円単位で取引をされている方もいるようですが、個人的には10万円程度から投資を始めて様子をみたいと思います。また文頭に書類が沢山届くと書きましたが、それがデメリットになるとツイートしている方もいました。


また、投資先は国内株式が対象となっています。外国株式だと現在の手数料では対応が難しいように思います。現在業界最安値となっていますが、外国株式も今後検討されるようになればユーザーは増えそうですね。





FOLIO(フォリオ)は全国でCMが流れていますし、都心では電車などでも広告が見れたりするようです。おまかせ投資はETFなので他社でも行えますが、テーマによる投資は同社でしか取扱いがありません。類似商品はあるようですが、専業の証券会社は初めてになります。

株式会社FOLIOってどんな会社なの?

同社について詳しく調べてみました。会社設立は2015年12月と新しい企業になります。代表取締役の甲斐真一郎氏はフィンテック業界では有名な人物になり、既にライン(LINE)と業務提携を済ませています。


口座開設を申し込んだときにLINEアカウントで口座開設が可能となっていたため調べると、LINEが第三者割当増資先になっていました。どうやら今後は「機械学習・分散型台帳技術などの先端技術研究機関」を創設し新しいことを始めるようです。



項 目その内容
社名株式会社FOLIO
所在地〒102-0082
東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4F
会社設立2015年12月10日
資本金資本金91億2万1636円(資本剰余金含む)
※2018年3月末時点
代表取締役梶原 俊一
財務情報自己資本比率2,478.5%
※2019年1月07日調べ


株主情報は下記のようになっています。現時点でLINEは同社の株を26.07%保有しているそうです。楽天も連結子会社名が株主になっているようです。


氏名又は名称所有株式数所有株式数割合(%)
LINE Financial 株式会社164,370株26.07%
甲斐真一郎62,800株19.92%
A-FundⅡ,L.P.40,836株12.95%
.Draper Nexus Technology Partners JapanⅡ,LP18,930株6.01%
Rakuten Europe S.a.r.l.18,515株5.87%
ジャフコ SV5 共有投資事業有限責任組合17,464株5.54%
ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社11,738株3.72%
個人9,000株2.86%
個人7,500株2.38%
個人6,000株1.90%
個人6,000株1.90%
その他15名34,261株10.91%
※2019年1月07日調べ


【TechCrunch Japan抜粋】

テーマ投資型の資産運用サービス「FOLIO」を提供するFOLIOは1月18日、LINE、米国のゴールドマン・サックス、電通ベンチャーズ、三井物産、SMBCベンチャーキャピタル、DCM Ventures、Draper Nexus Venturesを引受先とした第三者割当増資を実施した。調達金額は70億円。これにより、創業から約2年のFOLIOの累計調達金額は91億円となった。

でも、今回のニュースは資金調達だけではない。FOLIOはコミュニケーションアプリ「LINE」との業務提携も併せて発表しており、2018年下半期をめどにLINEアプリ上から直接FOLIOの資産運用サービスが利用できるようになる予定だという。

FOLIO代表取締役の甲斐真一郎氏はTechCrunch Japanの取材に対し、サービスの共同開発はこれから進めていくところだとした上で、「チャットをUIとした場合、ユーザー体験が金融取引とは親和性が良くないと考えている。イメージとしては、LINEのなかに独立した機能としてFOLIOが組み込まれるカタチを想像している」と話す。



資本が多方面から入っていることを考えると上場をしてきそうな気もします。上場になるのか?LINEへ吸収されるのかわかりませんが、資産を預ける顧客からすれば知名度ある株主がいることで安心できます。ただし記事作成時の財務を確認すると赤字となっているようです。


自己資本比率が高いため財務は問題ないと思います。全国ネットでCMが流れているため登録者の激増により黒字化も見えてくるかもしれません。CM効果の狙いは顧客を増やすことですからね。


FOLIO(フォリオ)のおまかせ投資とはロボットアドバイザーだった

同社には2種類のサービスが用意されています。私が投資を考えているのはテーマ投資になり、ロボットアドバイザー投資ではありません。なぜならば既に他社で運用を行っているからです。しかし、興味がある方もいらっしゃると思いますので簡単にまとめてみたいと思います。


参考になる企業はWealthnavi(ウェルスナビ)です。ロボットアドバイザーでは国内最大級の企業になります。世界水準の資産運用システムを無料で使うことができ、預かり資産は1,100億円を突破しています。


おまかせ投資はロボットアドバイザーだった


同社でも同じようにロボットアドバイザーを無料で使うことができ、無料診断を受けたところ私には積極運用プランがお勧めだそうです。運用プラン診断の根拠も書かれており、年齢や年収、預貯金などがリスク許容度へ反映されるそうです。


Wealthnaviでも同じような仕組みなのでどちらで運用してもよいと思います。購入商品は上場投資信託(ETF)になります。最低金額は10万円から始められ、入金をすれば自動でETF買い付けが行われリバランスも自動で行われます。


分配金の受け入れも再投資もすべて自動になり、入金しただけで簡単に投資が出来てしまいます。システムは1990年にノーベル賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」を基に「フォリオ」が改良を加えたアルゴリズムで運用します。手数料は預かり資産の1%になります。運用額が3,000万円を超えると年率0.5%の割引料率が適用されます。


運用資金が多い方はお試しでETFの運用をされるのもよいでしょう。ロボットアドバイザーを取り扱う企業は数社ありますが、ETF投資は長期投資に向いているため短期で利益を望む方にはあまり向いていないと思います。私のロッボットアドバイザー運用資産は50万円程になり、毎月1万円を積みたて投資しています。


FOLIO(フォリオ)の手数料は最安値?他社と比較してみました

FOLIOの手数料は売買代金の0.5%になっています。単元未満株取引(端株)としては業界最低水準になり運用手数料や口座維持管理に費用は必要ありません。また最低手数料は1銘柄に対し税抜き50円になります。


同社へ入金するにはリアルタイム入金(クイック入金)が利用できるため入金手数料が無料化できます。通常の銀行振り込みの場合は手数料が発生します。テーマ投資の「取引手数料」とおまかせ投資の「運用報酬料」は料金発生額やシステムが異なるので注意してください。


証券会社手数料(税抜き)
FOLIO(フォリオ)0.5%
SBI証券0.5%
マネックス証券0.5%
PayPay証券0.5%
auカブコム証券プチ株最低手数料48円、約定代金の0.5%
松井証券0.60%


単元未満株取引(端株)の注文は通常の売買とは異なります。証券会社により約定時間や方法が異なります。同社の約定方法は前場寄り付き・後場寄り付き・大引け(後場立会終了時)の3回と決まっています。


あまり考えられませんがストップ高やストップ安の場合、前場で取引が成立しない場合は大引けまで注文が継続される仕組みになっています。


フォリオ手数料と注文時間
※2019年1月07日調べ


購入注文時間や売却注文時間は上記のようになります。自分のタイミングで売却が出来ないことはデメリットですが、単元未満株取引(端株)の取引が出来る証券会社はそもそも少なく仕方がありません。他社比較では1日に3回も注文が通るため多いほうだと思います。


場合によっては1日に1回しか約定できない証券会社もあります。もちろん指値注文は出来ません。「前場寄り付き」「後場寄り付き」「大引けの成行注文」の3回になります。


リアルタイム入金は手数料が無料
※2019年1月07日調べ


ネットバンキングを利用したリアルタイム入金は現在のところ5社用意されています。私はジャパンネット銀行から送金してみました。送金額は15万円ですが、投資額を調べると10万円以下の商品が多いようです。


直観的に商品を選ぶことも大事ですが、地合いがあまりよくないので構成銘柄の確認を行って投資を行いたいと思います。入金手数料は無料です。


フォリオ口座へ入金完了


ちなみに口座開設を行ってみて気が付いたことなどは下記の記事にまとめてみました。私はLINEアカウント登録はせずにメールもフリーアドレス登録を行ってみました。


証券口座は特定口座の開設が出来るため確定申告も基本的に行わなくてよいです。運用額が大きくなればマイナスになった証券口座と合算を行い確定申告を行うと減税のメリットが発生します。




口座開設申し込みを行うとハガキが届きます

口座開設申し込みを行い4営業日程度で口座開設完了に必要なハガキが届きました。届いたら中に書いてあるQRコードをスマートフォンで読み取るか、12桁の番号を公式サイトで入力すれば投資を開始できます。


随時メールが届くので進捗状況などはあらかじめ確認が出来るようになっています。通常の証券口座開設と何も変わりません。


フォリオ口座開設完了(ハガキ)


※2019年12月28日追記
現在はウェルカムレターのほかに「スマホで完結、本人確認」の提供が開始されています


FOLIO(フォリオ)に投資を実際にしてみた結果と利益率!

同社に投資を実際に行ってみました。購入したテーマは3つあり、1万円から投資が可能なテーマも2つ選んでいます。今後どのような展開が待っているのか長期保有で検証したいと思います。毎日の値幅は大きくないため精神的に不安になることもなさそうです。


購入銘柄は「ようこそ日本へミニ」「サイバーセキュリティーミニ」「シェアリングエコノミー」の3つになります。上昇率を気にしてこの3銘柄にしてみました。過去3年分のデータをログイン後に見ることができ直観的に決めました。


FOLIOに投資をした結果
※2019年1月07日時点での実績


シェアリングエコノミーに関しては10銘柄の単元未満株があり、下記のような保有率になっています。どれも有名な銘柄なので倒産は考えられないと思います。ただし、成熟している企業で構成されているため日経平均の上下につられることでしょう。


テーマの内訳運用比率株数
西尾レントオール20.00%5株
ディー・エヌ・エー216.85%8株
三井不動産16.76%5株
ダスキン16.50%5株
シノケングループ7.75%9株
パソナグループ5.79%3株
サイバーエージェント4.68%1株
LIFULL4.54%6株
オリックス3.94%2株
パーク243.19%1株
※2019年1月07日調べ


配当金は株数に応じてしっかりと頂くことができるため長期だと利益が出る方向に向かうのでは?と考えています。現在のところリバランスの設定は行っていないためこのまま保有することになりそうです。気になる銘柄との入れ替え時はリバランスを使う可能性はあります。


実際に購入したのはテーマはバランス型を選択しました。後々考えてみると約定価格が少し高めになるようなので他の構成でもよかったかも?と思いました。


フォリオのバランス型構成銘柄
※2019年1月07日時点での実績


先ほども説明しましたが、10銘柄のストップ高価格で注文金額が表示されるため、実際の約定価格は注文価格よりも低くなります。これはルールなので仕方がありません。また、焦って注文しなくてもすべての銘柄が一気に上下に動くわけではないためタイミングを見計らって注文してもよいと思います。


注文額が大きくなると心配しそうですが、今回私が選んだ「シェアリングエコノミー」の約定価格は82,097円なので個人的には余裕を持った注文となりました。約定価格の参考額も注文時に出るため焦ることはありません。


ちなみにテーマを購入した直後は手数料が引かれるためマイナス資産から始まります。

フォリオのミニテーマを選択すれば約定価格が1万円になるサービスが開始

フォリオのミニテーマというサービスが開始されています。「サイバーセキュリティーミニ」と「ようこそ日本へミニ」を購入してみました。興味本気で購入してみましたが、今後の伸びしろはあると考えています。この他にも複数のミニテーマが用意されているため気になる銘柄をチェックしてみると面白いと思います。


口座を開設していなくても商品の詳細はある程度まで確認ができます。


フォリオミニテーマ購入
※2019年1月07日時点での実績


ミニテーマは3銘柄で構成されています。サイバーセキュリティミニだとGMOクラウド、ソフトバンク・テクノロジー、テクマトリックスが1株ずつです。ネット社会になりサイバーセキュリティー関係の株は注目され、ここ3年で200%以上上昇しています。


ようこそ日本へミニだとパン・パシフィック・インターナ、ビックカメラ、参天製薬です。ここ3年の上昇率は47%となっています。ちなみに期間限定で購入手数料が無料となっていたため私は少しだけ得をしました。本来なら売買代金の0.5%が取引手数料となります。


今回は通常のテーマを1つ、ミニを2つ購入してみたので利益が出ることを祈り長期投資を考えています。市場全体が過熱化すれば一旦売却すると思います。果たしてそんな時が来るのだろうか?


単元未満株になりますが、株主であることには変わりなく自信を持って自慢することはできるでしょう!


FOLIO(フォリオ)に投資をする前に絶対に知っておくべきことはこれだ

FOLIOに投資をする前に知っておくべきことがあります。最も重要なので押さえておきましょう!ここまではテーマ投資により単元未満株取引(端株)を購入することになるため、約定タイミングや配達物が多くなることについて書きました。


1テーマへ投資を行う程度であればそれほど郵便物が多いとは感じないと思いますが、3テーマへの投資を行うポストがいっぱいになる可能性があります。


フォリオに投資をする前に絶対に知っておくべきこと


現に私は年間50銘柄ほど株主優待が届くため、時期になると大量に郵便物が届きます。郵便物が多くなると少し困るため生活状況に応じて検討することがあるかもしれません。私はそれほど困りませんけどね。


また下記に要点を書き出してみました。


  • 特定口座を選ぶことができる(確定申告不要)
  • NISA(ニーサ)には対応していない
  • 株数に応じて配当金が貰える
  • 単元未満株は議決権がない
  • 豊富なテーマが用意されている
  • テーマで買い付け4つのバランスから選んだ投資ができる
  • 手数料が業界最安値である
  • リバランスが行われるが手数料が発生する
  • スマートフォンアプリが用意されている
  • 約定タイミングが限定される
  • 郵便物が多くなる
  • 倒産しても資産が守られる!



口座を開設した後はアプリをダウンロードするとスマートフォンユーザーの方は楽でよいと思います。私はパソコン派なのでこのままパソコンで管理したいと思います。同社は証券会社になるため倒産しても心配はないと思いましたが、一応調べてみました。


【公式サイト抜粋】

フォリオでは、お客様からお預かりする有価証券や預り金について、法令に従い「分別保管」を行っております。この分別保管により、フォリオが倒産した場合でも、お預かりした資産はお客様に返還されます。また万一の顧客分別金の不足にそなえ「日本投資者保護基金」にも加盟しており、万全な体制を整えております。

これは、「1. 寄託手続きなどの処理を行っている間に破綻が生じた場合」、「2. 破綻証券会社が顧客資産の流用など分別保管のルールを遵守していなかった場合」にお客様の損失(資産の毀損や返還遅延など)を保証するものです。なお、お客様1人あたり1000万円が上限となっております。



分別管理は徹底しているようです。さらに1,000万円までは確実に保証されるとあります。また、1,000万円以上を同社で運用する方は殆どいないと思います。なぜなら資産がある場合は個別に銘柄を購入したほうがよいからです。それに手数料面においても割高になることが考えられるからです。
※保有する株券等は証券保管振替機構に預託されます


同社のサービスを利用するには1万円台からの資金が必要になりますが、投資初心者には特に好まれるサービスだと思います。個別銘柄の購入は数十万円が必要になることも多く銘柄別に知識が必要になります。


テーマによる投資を行い今後は実績などを記事として配信したいと思います。地合いが不安定なので状況を見ながら投資実行を行うつもりです。また、ある程度状況が見えてくればこの記事に追記を行いたいと思います。


マニアックなテーマも用意されているので、今まで興味がなかった分野の投資も面白そうだと考えています。新興国に進出する日本企業と言ったテーマも用意されています。サイトを見るだけでも面白いな~と感じているため、2テーマくらいへ投資が出来たらと考えています。


テーマ投資サービスは2024年6月末(予定)として終了することが決定しました。また、FOLIO(フォリオ)はSBIグループになりました。今後は個人的にも利用しているSBI証券のテーマキラーなどがよさそうです!

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