ドラフト(5070)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。今回も業績や上場規模などを確認し自己評価していきたいと思います。


主幹事はSMBC日興証券が務め公開株式数1,180,000株、オーバーアロットメント177,000株になります。株数が多めなので当選期待が高まるIPOです。上場規模は想定発行価格1,520円計算で約20.6億円になります!


ドラフトIPO上場承認と初値予想


上場後は同社の強みである「デザイン力」を継続して強化し中長期的な経営戦略を行うようです。最近ではグループ知名度が上がったことで、大手不動産会社・大手商社・大手IT企業等、新規のクライアントからの引き合いが増えているそうです。


具体的には、大規模オフィス(大手町・渋谷・福岡の再開発ビル等)の内装デザインを受注した他、都内駅周辺開発計画のグランドデザイン及び設計・施工を受注する等、案件の大型化が進んでいるそうです。


建設業界はデジタル化が遅れているそうなので同社のような独自性ある企業が求められているのかもしれません。価格競争に巻き込まれにくい事業モデルになるため収益期待もあるようです。


ドラフト(5070)IPOの上場基本データと引受幹事

項目上場基本データ
市場マザーズ
業種建設業
事業内容空間(オフィス、商業施設、都市開発、環境設計、その他)の企画デザイン・設計・施工
公開予定3月17日
ブックビルディング期間3月02日~3月06日
想定価格1,520円
仮条件1,520円~1,580円
公開価格3月09日
企業情報https://draft.co.jp/
監査人有限責任あずさ監査法人


【手取金の使途】

差引手取概算額994,848千円に本第三者割当増資の手取概算額上限246,650千円を合わせた、手取概算額合計上限1,241,498千円については、以下の通り充当する予定であります。

①今後の事業拡大に伴うプロジェクトマネジメント担当者、コンストラクションマネジメント担当者等の現場監督者の確保、実務経験を有したデザイナー等の人材の中途採用を積極的に進めております。これらの人材採用費及び人件費として311,000千円を充当する予定

②当社の知名度及び認知度向上並びにブランド価値を高める広告戦略のための広告宣伝費用として518,000千円を充当する予定

③当社の事業拡大に伴う従業員数の増加に備えることを目的として、2021年3月期中に本社近隣にサテライトオフィスを新設することを予定しております。設備新設のための資金として25,000千円を充当する予定

④増加する従業員の受け入れ及び新しいオフィスの形の具現化等事業基盤整備を目的として2022年3月期中に本社移転を予定しております。本社移転費用として387,000千円を充当する予定

※有価証券届出書(新規公開時)引用



項目株数データ
公募株数720,000株
売出株数460,000株
公開株数(合計)1,180,000株
オーバーアロットメント177,000株
上場時発行済み株数4,470,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約67.9億円
幹事団SMBC日興証券(主幹事) ←必須口座
みずほ証券
SBI証券
野村證券
極東証券
いちよし証券
委託見込ライブスター証券 ←特典付き
DMM.com証券


ドラフト(5070)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,520円を基に吸収金額を算出すると約17.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約20.6億円規模の上場となります。少し上場規模が大きく懸念材料になります。


グループ企業は同社と連結子会社のD-RAWRITE INC.により構成されています。同社グループ企業が行う空間のデザインは、その場に身を置く人々が空間の視覚的・物理的構成により幸せを感じられるものであることを前提に「その空間の目的」を実現するものであることを重視しているそうです。


同社はオフィス内装のデザイン及び施工の実施からスタートしています。オフィスは単なるコストと捉えられ、限られたスペースを極力効率的に使用することがオフィス設計の主流となっていました。


このような状況の中で同社は「オフィスを企業のブランドを具現化した空間としたい」「オフィスを社員にとって誇れる場所としたい」という経営者の課題意識を的確に捉えると同時に、そこで働く全てのワーカーに質の高いヒューマンエクスペリエンスを提供することで事業を拡大しています。


ドラフト(5070)上場評判と業績


現在、ヒューマンエクスペリエンスの在り方は、オフィスや商業施設といった建物の一部の内部空間だけでなく、ビルディングエントランスやロビーといった共用空間、さらには都市機能全体において問われています。


同社の事業領域は、ビル共用部のデザインを行う環境設計、街区全体をデザインする都市開発、老朽化したビルディングのリニューアルデザイン等にも広がっているそうです。


この他自社デザインに調和しつつ、アクティビティ・ベースド・ワーキングといった新しい働き方に対応したオリジナルオフィス家具(ブランド名「201°」)の企画・販売を行う等、事業の一層の拡張に取り組んでいます。


ドラフトIPO事業系統図


同社はデザインを基軸とした空間開発の企画・設計から施工までを業務としています。施工業務において元請けとしてプロジェクトマネジメント及びコンストラクションマネジメントを行っており、大工工事・電気工事・内装仕上工事等は外部協力会社へ外注しています。


デザイン機能、プロジェクトマネジメント機能及びコンストラクションマネジメント機能が連携してクライアント業務にあたっています。


ドラフトIPO組織体制と利益率


ドラフトIPOの販売実績


同社事業の特色は、デザインを切り口として多領域で事業を展開している点です。グループ従業員の約6割がデザイン部門に所属し代表取締役自らもデザインを行うそうです。


デザインのコンセプトはその空間の目的によって異なるため、特徴を言葉で表すことは困難になり、「その空間にいる人が幸せになる」「居心地のいい空間とする」ことを大切にしているそうです。


また、空間の広さを感じられるデザインを採用する傾向にあるそうです。連結子会社の「D-RAWRITE INC.」はフィリピンで同社が発注する3Dイメージパース等の製作を行っています。


ドラフト(5070)の企業財務情報と配当性向

回次第10期第11期
決算年月2018年3月2019年3月
売上高4,340,5564,696,689
経常利益247,023365,754
親会社株主に帰属する当期純利益172,939260,692
包括利益又は四半期包括利益173,381265,395
純資産額200,376402,771
総資産額1,871,8252,171,653
1株当たり純資産額53.43107.41
1株当たり当期純利益金額46.1269.52
自己資本比率(%)10.718.5
自己資本利益率(%)152.186.4
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー438,866△106,344
投資活動によるキャッシュ・フロー△44,727△112,769
財務活動によるキャッシュ・フロー19,029453,314
現金及び現金同等物の期末残高589,333828,076
※数値は千円単位


第12期第3四半期連結累計期間(2019年4月01日~2019年12月31日)
  • の売上高3,237,785千円
  • 営業利益62,514千円
  • 経常利益76,120千円
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益53,146千円


【ドラフト第12期第3四半期連結累計期間のチェックポイント!】

同社の事業領域は「働き方改革」や「雇用確保の必要性」等から、デザイン性の高いオフィスへのニーズは引き続き拡大しており、高付加価値型オフィスの設計・施工を得意とする同社にとっては良好な事業環境となっているそうです。

直近業績の伸び率もよく、付加価値の高いオフィスを求める需要が多いことが伺えます。


ドラフト(5070)の株主状況とロックアップについて

会社設立は2008年4月01日、東京都渋谷区神宮前一丁目13番9号に本社を構えます。社長は山下泰樹氏(1981年2月02日生まれ)、株式保有率は69.90%(2,750,000株)です。


従業員数111人、平均年齢30.5歳、平均勤続年数3.3年、平均年間給与約5,290,000円です。臨時雇用の採用はなく、連結従業員数137人となります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
山下泰樹2,750,000株69.90%
TDA株式会社1,000,000株25.42%
長谷川幸司19,000株0.48%
荒浪昌彦15,000株0.38%
黒田直子14,000株0.36%
那須俊貴9,000株0.23%×
平野紗枝子7,500株0.19%×
※株主上位7名の状況


【ロックアップについて】

本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、売出人かつ貸株人である山下泰樹、当社株主であるTDA株式会社、当社新株予約権者かつ当社役員である長谷川幸司、荒浪昌彦、当社新株予約権者である黒田直子、山下希穂子は、SMBC日興証券株式会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の2020年9月12日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。

※有価証券届出書(新規公開時)引用



上位株主には180日間(2020年9月12日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引け設定はありません。


ドラフト(5070)IPOの初値予想と幹事引受け株数

仮条件は想定発行価格を下限に決定し1,520円~1,580円に引き上げられやや強気姿勢となります。上場企業で類似企業を探してみましたが合致するような企業はなく新規性が感じられます。事業自体は珍しいとは言えませんが専業になるとなかなか見つかりません。


SMBC日興証券案件になり引受株数が100万株を超えるためネット抽選でも当選が狙えるだけに期待したいIPOです。地合いを考えなければ5万円~10万円の利益が見込めそうです。上場規模は仮条件上限1,580円算出で約21.4億円になります。


2020年3月の連結業績予想は売上59億円になり前期比較で25.6%増、経常利益は5億円になり前期比較で36.2%も増えるようです!もちろん四半期利益(純利益)も3.2億円で前期比較22.7%増となります。流石マザーズと言った感じです。


業績の伸びから判断しても公開価格割れになるようなことは考えられません。通常であればという条件が付きますけどね。しかし金融市場が一気に暴落しているため大変なことになっています。IPOに当選しても素直に喜べないのかもしれません。


3月前半に上場するIPOがある程度買いが入ればIPOに資金流入の可能性はあります。また同社は配当が8円出ることになっています。配当利回り0.5%なのでないのと一緒ですが貰えないよりは良いでしょう。


EPS83.95から求められるPERは約18.82倍、BPS380.69から求められるPBRは約4.15倍になります。


初値予想2,000円~2,200円

修正値1,700円~2,000円


kimukimu

めっちゃ当選者チャンスだから期待しているけど相場が読めません!3月前半のIPOを申し込んだ感じでは抽選に参加している投資家が多いと感じました。


暴落となっていますがとんでもない利益を得ている方達もいるようです。売建専門の方はかき入れ時ですね。最近はAIなどによる自動売買(アルゴ)など「えげつない値動き」も起きるので一般投資家は注意しましょう。


動くと余計に損失を被る可能性があります。何処まで落ちるのかわかりませんがコロナショック落ち着いて欲しいですね。中国では明るいニュースも出ているようです。


幹事名配分単位引受割合
SMBC日興証券(主幹事)1,003,000株85.00%
みずほ証券118,000株10.00%
SBI証券17,700株1.50%
野村證券17,700株1.50%
極東証券11,800株1.00%
いちよし証券11,800株1.00%


株数が多いため主幹事のSMBC日興証券からの当選が期待できそうです。次に当選しそうなのおはみずほ証券?もしくはSBI証券でしょう。資金の都合がつかない場合はSMBC日興証券からの申し込みを優先しましょう!




IPO投資をこれから行い方は下記記事を読破しIPO投資を理解しておきましょう。抽選に申し込むだけの投資になりますが運以外にも優先して申込まなければならないことがあります。「運」も必要ですができるだけ当選確率を引き上げる努力が必要です。




またSAMURAI(サムライ)証券で口座開設者にAmazonギフト券がプレゼントされています。この機会をお見逃しなく!既に投資実行してみました。




口座開設ベースのキャンペーンは嬉しいですよね。投資しなくても期日までは頂くことが可能です。詳細は上記に書いてみました。

類似企業のPERやPBRを調べてみました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
明豊ファシリティワークス(1717)PER11.92倍PBR1.95倍
フィル・カンパニー(3267)PER21.66倍PBR5.81倍
ヴィス(5071)PER-倍PBR-倍
※2020年2月29日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2020年8月01日~2028年7月22日163,400株64円
2021年9月07日~2029年8月28日20,600株540円


ストックオプション(新株予約権)は上場時点で行使期限に入る株はないようです。


またベンチャーキャピタル出資もないことからプラス材料もあります。上場規模が申し越しコンパクトであれば良かったと感じます。


ツイッターでもIPO記事のチェックができます!

最新情報を手に入れたい方やレア情報、気になったことをツイートしています。IPO投資歴は14年と長くソーシャルレンディングも4年目突入!安定の利益でブログも14年目に突入。


ドラフト(5070)IPOの評価と申し込みスタンス

ドラフトIPOは建設や不動産業といった景気変動の影響を受けやすい業種からの仕事依頼になります。また、多くの会社の年度末である3月は1年の中で最も引き渡しが集中する月となるため下期に利益が偏重する傾向にあるそうです。


また施工業務や工事管理業務は全て外注しているため外注先の影響も受けやすいと思います。


ドラフトIPOのデザイン


上場による資金調達で約5.2億円を広告宣伝費に使うあたりがデザイン関係の会社だと感じるところがあります。


従業員のモチベーション向上を目的としたストック・オプションも行われ、新株予約権による潜在株式数は184,000株、、発行済株式総数3,750,000株の5%になります。


上場時点での株式も関係者が殆どを占めているため20億円規模の上場でも利益が見込めると考えています。個人的には狙いたいIPOなので全力申し込みを行いたいと思います。


幹事構成から主幹事のSMBC日興証券しか期待できませんけどね。


ブシロード(7803)IPO主幹事です! 【私はネット口座だけで当選しています】
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