「プレ初値予想」クオリプス(4894)のIPO評価！利益見込みが強い

クオリプス(4894)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。リスクある投資になりそうですが大手情報では利益見込みがあると判断しています。


赤字バイオベンチャーであり上市実績はありません。ただ製造設備を持っているため期待されているようです！

項目	株数データ
想定価格	1,560円
仮条件	6月08日
公開価格	6月16日
公募株数	1,700,000株
売出株数	500,000株
公開株数(合計)	2,200,000株
オーバーアロットメント	330,000株
幹事団	野村證券(主幹事) SBI証券 松井証券
委託見込	LINE証券 SBIネオトレード証券

ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製品製造などを行う企業です。


再生医療等製品承認前にも関わらず売上計上となっていますが今期は大赤字となるようです。直近で増資行っており価格比較を行うとダウンラウンドにはならないそうです。


取得価格を調べてみるとベンチャーキャピタルやその他の出資企業は1,000円でした。想定発行価格1,560円なのでかなり強気な値付けだと感じます。




想定発行価格1,560円による吸収金額は約39.5億円、時価総額は117.9億円です。オファリングレシオも30％以上なので超強気だと言えそうです。


某紙によればロックアップが2倍設定になっていることも好感されるようです。


このIPOは個人で判断するのは難しそうですね。リスクあるIPOだと考えているため詳しく調べてから申込みたいと思います。


吸収金額が大きく不安です。仮条件が引上げられるとなお不安が増しそうです。機関投資家のスタンスをよく調べる必要があると思います！

クオリプス(4894)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。現時点で利益見込みとなっているため参加すると思います。


だた不安があるため全力で申込むのかは後々考えたいと思います。野村證券主幹事なのでネット組は気が楽でしょう。当選後のキャンセルペナルティーがありませんからね。


最新の初値予想は下記のようになっています！




買われる要因は第一三共が筆頭株主で共同開発していることでしょう。


90日間はロックアップが掛かっているためVCは売却できません。


売出人は大幸薬品、三菱商事、セルソース、ステムセル研究所などの企業名を確認できます。公募株が中心なので印象はそれほど悪くない気もします。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」クオリプス(4894)の上場データと初値予想を考察

クオリプス(4894)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で務めます。


野村證券は200万株以上も割当株数があります。人気が見込めるのであればネット当選者は少ないでしょう。


支店で余っているとネットに回ることもあるようです!!

幹事名	割当株数	引受割合
野村證券(主幹事)	2,024,000株	92.00％
SBI証券	165,000株	7.50％
松井証券	11,000株	0.50％

野村證券からの委託販売でLINE証券でも取扱いがあるかもしれません。口座を開設している方は当選のャンスとなりそうです。


赤字バイオベンチャーなので警戒する投資家が多いはずですからね。


野村證券案件で強気な株価設定なので気になるIPOです。地合いの急落がなければ公募組は利益が見込めるようです。


地合いの急落は先読みすることが難しいですけどね。


赤字バイオに投資される方は未上場企業にも興味があるかもしれません。業界最大手のファンディーノに口座開設を行うとタイアップ特典でAmazonギフト券を1,000円分プレゼントしてます。


未上企業の株式を売買できるスキームも用意されています。既に上場した企業も登場しているため下記記事で説明しています！

クオリプス(4894)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


本当に人気が見込めるのであれば積極的に参加しIPOで利益を狙いたいと思います！



※クオリプス公式サイト引用


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上2.15億円となり前期0.38億円から465.79％増、経常利益-12.46億円となり前期-4.50億円から赤字拡大となります。


四半期利益は-12.49億円となり前期-4.52億円から赤字額が拡大する予定です。


想定発行価格1,560円を基に指標を計算するとEPS-174.50からPERは算出不可、BPS610.53億円からPBR2.56倍です。


赤字額が増加する中で本当に買われるのか見ものです。


2023年3月期の顧客売上は富士フイルム、セルソース、VC Cell Therapy、カノンキュアの名前があります。最大の販売先である富士フイルムで2,000万円となっています。


仮条件と仮条件後の大手予想を確認してから申し込みスタンスを決定したいと思います！


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