クラウドバンクが金取引(ゴールド取引)を開始します。そのため投資家目線でサービス内容をまとめたいと思います。口コミとしてご利用いただけたら幸いです。


もちろん取引を行いその実績も追いかけていきます。その前にサービス内容をチェックしておきたいと思います!


クラウドバンクの金取引(ゴールド取引)サービスまとめ
※クラウドバンク公式サイト引用


既存口座開設者はすぐに金取引を行うことができます。クラウドバンクにログイン後「金取引サービス申込み」という項目があるためそこから申込みを行うだけです。


私も金取引サービスに申込を行ってみました。対面型の証券会社で勧められて以来、よい思い出がないためこれまで取引を行っていませんでした。


しかし気軽に取引が行える環境と手数料が安いため小額から取引を行ってみたいと思います。基本的に長期譲渡所得の場合は50万円まで特別控除されるため、確定申告を行わなくてもよいとされています。


また、同社では1,000円から購入できるためハードルが低いと考えられます。ソーシャルレンディングの分配金で金取引を始めるのも面白いと思います!

【この記事を読んでわかること】
  • 金取引のサービス内容をまとめている
  • 金取引で儲かった利益の課税が何に分類されるのか調べてみました
  • サービス概要を項目別に調べてみました
  • 投資家の口コミを調べると反応が薄かったことを書いている



クラウドバンクの金取引サービスを選ぶ理由は何処にあるのか?

金取引(ゴールド取引)の魅力は資産価値がゼロになりにくいことが挙げられると思います。


貴金属取引は限りのある資産として有価証券とは異なる価値があると一般的に言われています。


また有事の際に金は価格上昇の期待もできるとされています。世界で流通している貴金属であり、信用リスクの面でもメリットが高い商品です。


ゴールド取引の魅力
※クラウドバンク公式サイト引用


金投資には金地金の他に、純金積立、金ETF、金先物取引など様々な種類があります。そこでクラウドバンクで今回提供される「スポット取引」は何にあたるのか?と疑問が湧きました。


同社の公式ページに購入した金は、購入注文日から原則2営業日後に受渡しが行われると表記があります。そして「実物資産」と書かれているため現物取引だとわかりました。


限日現金決済先物取引のゴールドスポットなのか?と思ったら違いました。現物なら安心ですよね。


そこで他社の金のスポット取引状況を調べてみたところ、手数料の他に特に優れていると感じたところはありませんでした。また、特定保管なのは安心できます。


kimukimu

金取引ができるソーシャルレンディングとして話題性がありそうだね。

証券会社という器を活かして最大限のアピールが行えそうです。信用や信頼の面で「一歩抜きん出ている」感じだと思います!!



maronmaron

これから金取引以外にも、プラチナや銀などの取引も期待できそうだね。



クラウドバンク金取引の保管方法
※クラウドバンク公式サイト引用


また、金は特定保管で預かるためクラウドバンクが倒産しても顧客の「金」は守られます。


ちなみに証券会社なので当たり前の仕組みであり、他社でも同様の仕組みを採用している企業が多いようです。もしかしたらマイナー証券では異なるかもしれません。


金取引にも種類がいくつもあるため、今後も新しい投資商品が登場する期待があると思います。


クラウドバンク金取引サービスの概要をまとめてみました

クラウドバンクの金取引(ゴールド取引)について概要をまとめたいと思います。初めに書いておきますが大手ネット証券でもゴールド取引は可能です。


そのためクラウドバンクを選択するには特別な魅力が必要だと思います。


その魅力とは購入手数料が安いことだと思います。例えばSBI証券や楽天証券といったネット証券大手でも取引ができます。さらに宝飾店や地金商、金属メーカーなどでも投資を行うことが可能です。


金(ゴールド)取引


クラウドバンクは証券会社になるため金投資が可能になったと考えられます。第一種金融商品取引業を取得しているため、他のソーシャルレンディングを行う事業者に比べるとレベルが高いと言えそうです。


ソーシャルレンディング(クラウドファンディング)を行っている企業の多くは、第二種金融商品取引業を取得しています。様々な基準があるためその基準をクリーアすることが難しいとされています。


ただ、事業としてソーシャルレンディングを行うだけであれば、第一種金融商品取引業を取得する企業は少ないと思います。クラウドバンクが特別だと考えておいて良さそうです。


同社の前身がディーブレイン証券だったという理由が一番大きいと思います。


わかりやすく金取引のサービス概要をまとめると以下のようになります。


項 目その内容
最低取引単位1,000円以上、1,000円単位
購入手数料購入代金×1.65%(税込)
売却手数料無料
保管料無料
年会費無料
保管方法特定保管
取引可能時間年末年始・土日祝日を除く、月曜日~金曜日までの10:00~23:59
取引商品純度99.99%以上の金地金
※大阪取引所が認定した国内ブランド


最低取引単位では、保有資産の全量売却だと最低取引単位の設定はないそうです。購入代金は1.65%(税込)なので大手証券よりも安く設定されています。


購入手数料が同じであれば同社で取引を行うメリットはあまりないかもしれません。


上記で「宝飾店や地金商、金属メーカー」などでも投資できると書きましたが、この場合は現物保有ができることから盗難のリスクがあります。証券会社の一部では金の現物保有も可能のようです。


また、大手証券だと買付手数料が1.65%~2.20%(税込)になっています。そのため同社は業界最低水準の手数料と言えます。


金取引(ゴールド取引)で儲かった税金ってどうなるの?調べてみた結果

金取引で儲かった税金を調べてみると譲渡所得になるそうです。また短期と長期があり税率などが変わります。


この他、特別控除などが当てはまるケースもあるため、その場合は確定申告の必要はありません。


【保有期間が5年以内の場合】
短期譲渡所得が適用されます。



【保有期間が5年超の場合】
長期譲渡所得が適用されます。算出方法は下記の2種類です。
  • 短期譲渡所得=売却価額-(取得価額+譲渡費用)-特別控除50万円
  • 長期譲渡所得=<売却価額-(取得価額+譲渡費用)-特別控除50万円>×1/2


国税庁の公式ページには下記のような文言が掲載されていました。


同社公式サイトにも国税庁ホームページ又は最寄りの所轄税務署にお尋ねくださいと書かれています。


【国税庁HP】
譲渡所得とは、一般的に、土地、建物、株式、ゴルフ会員権などの資産を譲渡することによって生ずる所得をいいます。 ただし、事業用の商品などの棚卸資産や山林などの譲渡による所得は、譲渡所得にはなりません。


また税務関係のサイトで調べてみると売買金額に関係なく、特別控除が適用されれば売却益50万円まで申告が不要となっていました。


ただし200万円を超えた売買については支払調書を税務署に提出しなければなりません。ただし200万円という基準は1回当たりの売買金額となっており、自分で調整すれば問題なさそうです。


金額が大きい方は税理士等に確認を行っておきましょう。


ないとは思いますが、金を相続した場合には相続財産として相続税の対象となるそうです。


また、金取引で損失が発生した場合は他の譲渡所得と合わせて損益通算することができます。譲渡所得になる資産を持っている方って少ないと思うんですけどね。


金取引で確定申告が面倒だと思った方は、証券会社で金ETF(上場投資信託)取引を行えばよいと思います。ただ信託報酬など別の費用が発生するためコスト面を考えることも必要だと思います。


レバレッジを利かせた金スポットCFD取引などもありますよね。


クラウドバンクで金取引を行うにはどうすればいいのか?口座開設で気が付いた

私は同社に口座を開設しているため金取引も行ってみたいと思い注文を出してみました。すると土曜日と日曜日は注文ができませんでした。


しかし金取引の口座開設は申し込みを行った直後から可能でした!


クラウドバンク金取引サービス申込み画面
※クラウドバンク公式サイト引用


また、入金に関してはソーシャルレンディング口座と同じ口座を利用するため口座間の資金移動などは必要ありません。


そのため投資の手間がかからないと感じました。同社の場合はクイック入金が用意されているため入金手数料を無料にできます。もちろん出金手数料も無料です。


ネットバンク等を利用されている方は無料で入金することが可能なのでぜひ利用してみましょう。金取引を行わない方もクイック入金を利用できます!


kimukimu

よくある質問を確認しているとある事に気がつきました。



それは、「現時点では引き出しサービスはご利用いただけません」という文言です。


現物を引き出せる証券会社などもあるため、その辺りの仕組みも準備中なのかもしれません。さらに金の取り扱いのみという表記があります。


そのためプラチナや銀などの取扱いはないのかも?と感じました。今後サービスが拡大される可能性は十分あるため面白いことを期待したいと思います。


クラウドバンクの金取引サービスで投資家の口コミと反応はどうだったのか?

金取引のサービスが開始され間もないことから口コミは少ないようです。ただ私のように気になる投資家も多いようでした。


多くの方は予想外の出来事に「なんで?」といった感じのようです。










金は、株などに比べると相場の下落局面に強いと考えられていますが、融資型クラウドファンディングサービスを提供する企業とのマッチングがどうなのかな?


と考える投資家は多いと思います。ただ証券会社である強みを生かして、新しい金融商品の開拓にも力を入れてくると考えています。


過去にクラウドバンクにインタビューを行った時にそのようなことも仰っていました。同社の詳しい内容は下記記事でまとめています。よかったら投資の参考にして頂けたらと思います。


同社への投資は5年以上続けているためその内容をまとめています!!



クラウドバンクの金取引サービスは魅力的なのか!?まとめ

クラウドバンクの金取引(ゴールド取引)が魅力的なのかは投資家次第だと思いますが、業界最低水準の手数料なので興味があれば取引を行ってもよいと思います。


金スポット取引のチャート
※クラウドバンク公式サイト引用(金価格5年推移)


他社との大きな差別化は難しいかもしれませんが、特定保管の設定があり消費寄託ではないため安心ができます。


証券会社でも「消費寄託」で顧客の資産を預かっているところもあるようです。楽天証券やマネックス証券だと消費寄託になるようです。


倒産の心配はないと思いますが、金の所有権はサービス会社に帰属するため、サービス会社が倒産した場合に顧客の金がすべて返還される保証はありません。そのため特定保管が安心と言えそうです。


【クラウドバンク金取引まとめ】
  • 口座開設は無料
  • 保管料や年間費が無料
  • 購入手数料が1.5%(税込1.65%)
  • 特定保管が用意され資産が守られる
  • 平日取引かつ、1,000円から購入可能
  • 税金は譲渡所得になる


また、保管委託先の監査法人で年4回の在庫状況のチェックが行われ、金が本当にあるのか倉庫チェックが行われるそうです。


金を売却した場合の資金はクラウドファンディング口座に反映されるそうです。デポジット口座反映になるため便利だと思います。


レバレッジを利かせた取引ではないため、コツコツと資産形成するために金を購入するスタンスの投資家が多いと考えられます。


ベースが証券会社になるため今後も新しい金融商品が登場する期待があると思います。


金価格も過去に比べるとだいぶ高くなっていますが、今後も世界情勢に合わせて大きな変動が見込めそうな気がしています。


と言うことで金取引サービスをまとめてみました!!


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