ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(BTC)のIPOが2022年1月19日に上場中止を発表しました。再上場承認の申請を行うのかはわかりませんが、延期の理由について調べてみました。
BTCは事業こそ人気の「情報・通信業」ですが投資家からの評価は低かったと思います。大手予想を確認しても公開価格割れ予想に近かったですからね。
※ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング公式サイト引用
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券と大和証券が共同で引受けることになっていました。
想定発行価格5,000円という高さにも驚きましたが、ベンチャーキャピタル売出し株が公開株数の多くを占めていたため懸念されていました。
IPO市場を考えると上場中止はありがたいことです。
黒字IT企業で成長性も期待されていましたが、2021年ワースト下落のFinatextホールディングス(4419)と主幹事が同じなので投資家も積極的に参加しずらいと言われていました。
また、ストックオプションも大量に存在し上場後も上値が期待しにくい構造となっていました。業績の割に上場規模が大きいと言った理由もあります。
個人的には成長性よりもVC売出し色が強いため、今の地合いでは吸収できない雰囲気だったと感じています。上場承認時の記事は下記記事にまとめています。業績や株主についても記載しています。
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングの上場データと初値予想を考察
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(BTC)が上場中止になった理由は何だったのか?
東京証券取引所から上場中止のアナウンスが早かったため驚きました。午後一に確認できました。公式サイトには下記の文言が掲載されています。
2021年12月28日開催の当社取締役会において、当社普通株式の株式会社東京証券取引所への上場に伴う公募による募集株式発行及び株式売出しに関する決議を行いましたが、新型コロナウイルス オミクロン株の世界的な感染拡大、及び最近の株式市場全般の動向など諸般の事情を総合的に勘案し、2022年1月19日開催の当社取締役会において、当該募集株式発行及び株式売出しの中止と、それに伴い当社普通株式の株式会社東京証券取引所への上場申請を取り下げることを決議いたしましたので、お知らせ申し上げます。
なお、今後の上場手続きの再開につきましては、株式市場全般の動向などを見極めたうえで、引き続き検討してまいります。
要するにオミクロン株による感染拡大で株式市場が下落しているため上場中止の判断となったようですね。
2021年12月初旬からVC売出株のIPOは嫌われているため上場タイミングが良くなかったように思います。上場規模を小さくしたり株価設定をどうにかすれば再上場は可能でしょう。
インテグラルは日本の独立系の投資会社でエクイティ投資を専門にしています。上場させることに意味があると思うので、また上場承認となる可能性は高いと思います。
どんな形で再承認させるのか見ものですね。今度は大型出口案件でも資金が集まるタイミングを狙ってくるのかもしれません!
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今年も上場企業が登場するかもしれないため期待しています。未上場株式の売買も始まっています!!
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