ビーウィズ(9216)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ファーストインプレッションは人気見込みがないと判断しました。


東証1部上場となっていますが新味がなく、現在の地合いだと需給不安になると考えています。


某情報紙では類似企業の株価が下げているため、同社の株価設定に割高感が出ていると指摘があるようです。


ビーウィズ(9216)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,920円
仮条件2月09日
公開価格2月21日
公募株数900,000株
売出株数4,400,000株
公開株数(合計)5,300,000株
オーバーアロットメント795,000株
幹事団みずほ証券(主幹事)
大和証券
野村證券
SMBC日興証券
SBI証券
楽天証券
委託見込DMM.com証券


同社の親会社はパソナグループ(2168)になり上場後も親子関係は維持されます。


コンタクトセンターに特化したビジネスを行い、その他にはBPO(業務外部委託)サービス提供を行います。またAIやDXソリューション関係の開発販売を行います。


市場規模は大きく今後も期待できるとされています。


上場による吸収は想定ベースで約117.0億円になり、時価総額は約263.0億円になります。そして東証1部へ直接上場するのに海外募集は行われません。


現在の日本市場だけでは消化不良になる可能性が高いと思います。上場はパソナグループが4,400,000株を売出します。公募の900,000株は企業イメージの維持、もしくは資金調達金額のアップを狙ったものでしょうか。


仮条件に注目したい案件になります。みずほ証券主幹事では過去に仮条件が大幅に引き下げらたIPOがあるため再来?と少し感じるところがあります。


ビーウィズ(9216)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。いつもよりも予想値の下限が低いためかなり弱気な数値だと感じました。


このパターンは公開価格割れ濃厚だと感じます。仮条件引下げになる可能性も高そうです。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,500円~2,000円
※注目度A


先日、ネットニュースでも日本のIPOは公開価格が「低い値決め」になっていると話題になりました。これどうなんでしょうね。


個人的には上場ゴールとなる企業も多いため制度そのものが問題なのかな?と思うところがあります。上場の審査基準は関係しますよね。


ビーウィズの場合はどうでしょうか?親会社よりも高い株価設定のため仮条件引下げになる可能性は高そうです。


これまでの情報は下記記事でまとめています。

ビーウィズの上場データと初値予想を考察


ビーウィズ(9216)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で引受けます。上場中止はないと思いますが投資市場は不安定な状況となっています。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)4,505,000株85.00%
大和証券265,000株5.00%
野村證券212,000株4.00%
SMBC日興証券212,000株4.00%
SBI証券53,000株1.00%
楽天証券53,000株1.00%


このIPOは様子見をしたほうがいいかもしれません。


類似企業も多く存在するため初値が付いた後に購入しても良いと考えています。類似企業だとPERが20倍~30倍の企業もありますが、今回は親会社の存在を意識していると思います。


また、配当が42.76円出るため想定発行価格1,920円から利回りを計算すると2.23%になります。配当妙味もあまり感じられないようです。


ビーウィズ(9216)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。個人的な意見としては消極的な参加となりそうです。


ビーウィズ(9216)IPOの業績予想
※ビーウィズ公式サイト引用


業績を確認すると2022年5月期の連結予想を確認することができました。売上は324.73億円となり前期288.45億円から12.58%増、経常利益25.45億円となり前期21.67億円から17.44%増となります。


四半期利益は16.73億円となり前期16.55億円から1.09%増の予想が出ています。EPSは128.49なのでPER14.94倍になります。


親子上場で東証1部にIPO実施という流れは良いのですが、市場では厳しい意見が出ているように感じます。


仮条件の引下げが行われてもIPOには参加しないほうが良いのかもしれません。


今風の事業なので人気が見込めそうな気もしますが、ネットプロテクションズホールディングスやPHCホールディングスなど直近で東証1部に上場したIPOは公開価格割れとなっています。


そのため今の地合いでは買われない可能性が高いと言えそうです。余計な心配はしたくないので公募組は地合いの急変がない限りスルーで良いかもしれません!!


富裕層に人気の投資が登場?HiJoJoユニコーンファンドに投資を行うと上場の可能性が高いファンドを購入できるかもしれません。詳しく内容をまとめたのでよかったら参考にしてください。


面白い投資ができるため一部の投資家に人気みたいです!


上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

クリアル(CREAL)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。