Amazia(4424)とポート(7047)の初値予想暫定記事になります。まずは初値付かずになる可能性がある、Amaziaからみていきたいと思います。同社は急成長している企業になり、いわゆる勝ち組になります。漫画村問題がありそれ移行伸び悩む企業があるものの同社の業績は急拡大中となっています。マンガBANG!サービスが好調のようです。


そもそもIPOでは電子書籍関係の銘柄は人気です。今回は上場規模が小さく初値高騰の条件がそろっているように思います。公開株数も少なく上場規模は4.3億円と極小案件です。


Amazia(4424)初値予想暫定


項目株数データ
想定価格1,270円
仮条件12月04日
公開価格12月12日
公募株数240,000株
売出株数55,500株
公開株数(合計)295,500株
オーバーアロットメント44,300株
幹事団SMBC日興証券(主幹事) ←主幹事が多い
SBI証券
いちよし証券
岩井コスモ証券 ←後期型抽選
エース証券
岡三証券
岡三オンライン証券(委託)


初値予想2,500円~3,500円


2019年9月期の単体業績予想は80.36%増、経常利益は前期-2,700万円から今期7,700万円まで急増しています。上場タイミングとしてもよさそうです。想定発行価格1,270円からPERを算出すると約22.42倍、PBRは5.52倍になります。類似企業的には妥当な数値のようにも思いますが、売上規模などから今後の成長期待も高そうです。


Amaziaの詳細は下記の記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ Amazia(4424)IPO新規上場と初値予想 【これいいね!】


SMBC日興証券が主幹事なので資金が尽きてない方もいるのではないでしょうか。銘柄別に資金が拘束されるため資金が沢山ある方は有利な申し込みが出来そうです。


私もカツカツなので苦しんでいるところです。株単価はそれほど高くありませんが、当選すれば初値3倍の可能性もあるようです。ベンチャーキャピタルファンド保有株は発行価格の1.5倍で売却となる点は注意が必要です。


ポート(7047)の初値予想暫定は公開価格割れも視野に?

ポートはあまり人気がないようです。ファンド出口上場ともいわれていますし、上場規模が新興市場としては大きく株数も多いため人気化しずらい銘柄です。業績は赤字から黒字に転換すると言うことで悪くはありません。ただ、株主構成を確認するとベンチャーキャピタルファンドが多いため必ず何処かで売ってきます。


一部のファンドにはロックアップも掛かっていません。ストックオプションは行使を迎えている株がありますが条件が設定されています。


ポート(7047)初値予想暫定



項目株数データ
想定価格1,450円
仮条件12月04日
公開価格12月13日
公募株数750,000株
売出株数2,444,500株
公開株数(合計)3,194,500株
オーバーアロットメント479,100株
幹事団大和証券(主幹事)
SBI証券
野村證券
SMBC日興証券 ←主幹事連発
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
auカブコム証券
岡三証券
岡三オンライン証券
いちよし証券
岩井コスモ証券 ←後期型抽選
エース証券
丸三証券 ←口座数が少ない
エイチ・エス証券


初値予想1,400円~2,000円


2019年3月の単体業績予想は売上46%増、経常利益‐1.36億円の赤字から5.51億円の黒字に急拡大しています。業績はかなり良くなっていますが、問題は株主構成にあるように思います。事業はインターネットメディア事業となり何かに特化したような感じはしません。


ポートの詳細は下記の記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ ポート(7047)IPO新規上場と初値予想 【VCが多いね】


想定発行価格1,450円からPERを算出すると約33.65倍、PBR8.06倍となります。類似企業的には上値がありそうです。ただ、このような銘柄が売買のターゲットになることもあり、初値後に動意づく場合もあります。初値そこそこで上昇も?


同日上場銘柄も4社あるためどちらかと言えば選ばれない銘柄になるのではないでしょうか。ソフトバンク上場前だと公開価格を超えていたのではないでしょうか。さらに売出し株が多く上場ゴールだろ?と思えてならない。と言うことでポートは消極的に参加しておきます。


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