Fringe81(6550)初値予想とIPO分析記事になります。

公開株数は少なく吸収金額も仮条件上限算出で8億円未満となり人気化しそうですが、
当日に初値は形成されると思います。
仮条件の引上げ割合に驚きましたが、どうなるでしょうか 


Fringe81(6550)初値予想とIPO分析記事


業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:06/27
BB期間:06/08~06/14


100株単位
公募株数 108,800株
売出株数 151,300株
合計株数 260,100株(2601枚)   ←株数が少なく人気化か?
※オーバーアロットメントによる売出し39,000株


想定価格 2,070円 ⇒ 20.7万円必要
仮条件  2,400円~2,600円に引き上げられています!
公開価格 06/15に決定予定です


【幹事団】
野村證券
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券  auカブコム証券
マネックス証券    ←IPO配分が完全平等抽選なんです!
岩井コスモ証券   ←後期型IPO抽選で申し込み忘れ多し





想定発行価格2,070円から仮条件範囲が大幅に引き上げられています。
仮条件上限は2,600円となり、吸収金額は約6.8億円、オーバーアロットメントを含め
約7.8億円です。


Fringe81フィスコ初値予想
↑クリックで拡大します          ⇒ 2017年もマネックス証券でIPOが当選


Fringe81株(6550)取引先と売上げ
↑クリックで拡大します      ⇒ auカブコム証券が穴場証券だって過去記事


2005年にネットエイジグループ(現ユナイテッド株式会社)の100%子会社として設立
された株式会社RSS広告社を前身としている企業になります。
その後、自社プロダクトの開発やデジタルマーケティング領域におけるコンサルティング、
広告代理業務などの事業領域を広げながら業務内容を拡大しています。


その過程において、設立当時の親会社である株式会社ネットエイジグループより独立
した経緯があり、独立に用いたストラクチャーの影響で形式上の存続会社が実質的な
存続会社を吸収合併しているそうです。


【目論見より】
当社(形式上の存続会社)は、平成24年11月に、当社の実質的な存続会社であるFringe81株式会社(以下、「旧Fringe81株式会社」といいます)の経営陣によるマネジメント・バイ・アウト(MBO)の受け皿会社として、Fringe81ホールディングス株式会社の商号で設立されました。その後、平成25年3月29日に旧Fringe81株式会社の既存株主から発行済株式の72%を取得し子会社化した後、平成25年7月1日に旧Fringe81株式会社を吸収合併し、同日に商号をFringe81ホールディングス株式会社からFringe81株式会社に変更しております。

この株式取得や合併は、当社の代表取締役田中弦がオーナーシップを持って経営をしていくことで経営判断のスピードを早め、さらなる事業拡大につながることを目的として行われたものであり、合併時において被合併会社である旧Fringe81株式会社(実質上の存続会社)の営業活動を全面的に継承いたしました。



主力は広告代理サービスで売上の9割を得ています。
具体的な内容は、GoogleディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイアドネットワーク、
Facebook広告といった広告媒体や、各種DSPサービス/アドネットワークの運営者から
広告枠を買い付け、広告主及び広告代理店に一定のマージンを付加して販売する
サービスを行っています。


ユーザーの年齢、性別、趣味趣向、行動パターンや行動範囲等、非常に多くのデータを
駆使して広告を表示する対象を詳細にターゲティングし、その広告効果を計測しながら
広告配信戦略を柔軟に運用することができ、テレビCMや新聞広告とは違い広告効果を
最適化することに特徴があります。
その他、メディアグロースサービス、ソリューションサービス、ウェブサービスなどの事業
があります。


Fringe81初値予想4,500円



【幹事配分】
野村證券 221,100株
みずほ証券10,400株
SMBC日興証券10,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券10,400株
マネックス証券5,200株   ←IPO配分が完全平等抽選なんです!
岩井コスモ証券5,200株   ←後期型IPO抽選で申し込み忘れ多し
※auカブコム証券(委託)


【業績等の概要】 平成27年4月1日~平成28年3月31日
売上高4,519,528千円(前事業年度比87.2%増)
営業損失50,699千円(前事業年度は64,477千円の営業損失)
経常損失54,188千円(前事業年度は69,731千円の経常損失)
当期純損失55,219千円(前事業年度は100,181千円の当期純損失)

第5期第3四半期累計期間(平成28年4月1日~平成28年12月31日)
売上高3,290,147千円
営業利益19,298千円
経常利益15,233千円
四半期純利益は8,848千円



【類似企業】
フルスピード(2159)PER30.61倍 PBR7.41倍
ファンコミュニケーションズ(2461)PER17.76倍 PBR4.56倍
セプテーニ・ホールディングス(4293)PER16.5倍 PBR3.15倍





ロックアップ期間は90日間でロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル出資も多いため1.5倍の3,900円あたりは警戒をしたいところです。
ストックオプション総数は204,500株存在し、行使期限を迎えているのは177,500株です。
また行使条件が別途定められており、行使可能割合が存在しています。
(発行価格は行使可能分で200円~570円)
株主優待や株主配当金はありません。
 Fringe81(6550)IPO新規上場承認記事へ


Fringe81(6550)ストックオプション


EPS84.13を基にPERを算出すると約30.9倍、BPS428.58を基にPBRを算出すると約6倍
となります。割安感はあまり無いと思います。
上場時発行済み株式総数2,404,300株を基に時価総額を算出すると約62.5億円です。
2018年02月期の業績予想は売上24.4%増、経常利益333%増の見込みとなります。


売上は拡大傾向で利益も大きくなる見込みなので、ひょっとすると初値はもっと高くなる
かもしれませんが、赤字続きで資産も減少している事から4,500円程度だと考えました。
VCはどこかで売ってくると思いますが、株数が意外と多いんですよね(約58万株)
当日の初値形成だとしても6,000円未満だと思います。

当選すれば大きな利益となりますね 


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