ゆうちょ銀行(7182)IPOが新規上場承認されました。郵政グループの成長は限られていると予想されており、本業の郵便や物流事業は赤字が続いている報道もあります。グループ収益の約8割を稼ぐとされているゆうちょ銀行の買い意欲は意外と強いのかもしれません。なのでIPO初値予想もいい感じ?


ゆうちょ銀行(7182)IPO初値予想


業種:銀行業
市場:東証1部or東証2部(未定)
公開予定:11/04
BB期間:10/08~10/16


【事業内容】
日本郵政グループは、郵便・物流事業、銀行・保険窓口事業、銀行業、生命保険業、その他の事業を行っておりますが、当行は、日本郵政グループにおける唯一の銀行として、銀行法に基づき銀行業を全国規模で行っております。当行は、銀行業のみを単一セグメントとして、預入限度額内での預金(貯金)業務、シンジケートローン等の貸出業務、有価証券投資業務、為替業務、国債、投資信託及び保険商品の窓口販売、住宅ローン等の媒介業務、クレジットカード業務などを営んでおります。
当行は、「広く国民各層を顧客とするリテール金融機関」、「本邦最大級の機関投資家」との事業モデルを掲げ、日本郵便株式会社の郵便局ネットワークをメインチャネルに、1.2億人規模のお客さまに生活・資産形成に貢献する金融サービスを提供し、お預りした貯金を有価証券に運用することを主な事業としております。



100株単位
公募株数 0株
売出株数 412,442,300株
合計株数 412,442,300株(4,124,423枚)  ←かなり多いです


想定価格 1400円 ⇒ 14万円
仮条件  1250円~1450円に決定しました!


【幹事団】
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券    
ゴールドマン・サックス証券
JPモルガン証券
大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
岡三証券      岡三オンライン
東海東京証券
いちよし証券
SMBCフレンド証券
藍澤証券
岩井コスモ証券
東洋証券
丸三証券
水戸証券
マネックス証券
SBI証券
松井証券
エイチ・エス証券
エース証券
極東証券
高木証券
立花証券
ちばぎん証券
内藤証券
日本アジア証券
むさし証券
光世証券
リテア・クレア証券
クレディ・スイス証券
ドイツ証券
バークレイズ証券
メリルリンチ日本証券
UBS証券
シティーグループ証券
あかつき証券
安藤証券
今村証券
ウツミ証券
岡三にいがた証券
岡地証券
木村証券
共和証券
上光証券
長野証券
中原証券
新潟証券
西日本シティーTT証券
西村証券
日産センチュリー証券
ニュース証券
八十二証券
ばんせい証券
フィリップ証券
福岡証券
三木証券
三田証券
山和証券
豊証券
リーディング証券





■ ゆうちょ銀行IPOのポイント
オーバーアロットメント無し
国内販売329,953,800株、海外販売82,488,500株を予定しています。
吸収金額は想定価格1400円を基に算出すると約5774億円となります!


日本郵政が約6683億円でかんぽ生命が約1419億円となり総額13,876億円となります。
一番利益を出していないとされている日本郵政が足を引っ張る?
ブックビルディング期間も日本郵政は他のグループ2社より1週間長く設定されて
います。


① 日本郵政(6178)IPOが新規上場承認記事へ
② かんぽ生命保険(7181)IPOが新規上場承認記事へ



ゆうちょ銀行(7182)IPO新規上場 
↑クリックで拡大します   郵政グループIPO取扱い⇒ マネックス証券 


通常IPOでは銀行業と言えばあまり人気が無い方ですが、今回は違うのでは?
と個人的に思います。
吸収金額的にはかんぽ生命に分がありますが、利益を比較するとゆうちょ銀行は
かんぽ生命の約4.5倍も利益が上がっています(平成27年3月比較)


従業員数は13,264人で平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は18.4年となり
平均年間給与は639万円となります(臨時雇用は年間5,466人採用)
臨時従業員5,289人は含んでいないとの事(臨時従業員1日8時間換算)


ゆうちょ銀行(7182)IPOの株主状況
↑クリックで拡大します     日本郵政穴場口座?⇒ むさし証券 ・ 立花証券


【ロックアップの状況】
当行のグローバル・オファリングに関連して、売出人である日本郵政株式会社は、ジョイント・グローバル・コーディネーターに対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目の平成28年5月1日(当日を含む。)までの期間(以下「ロックアップ期間」)中、ジョイント・グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当行普通株式等の譲渡又は処分等(ただし、国内売出し、海外売出し、及び当行による自己株式の取得に応じた当行株式の売却又は譲渡等を除く。)を行わない旨を約束する書面を平成27年10月19日付で差し入れる予定であります。
また、当行はジョイント・グローバル・コーディネーターに対し、ロックアップ期間中、ジョイント・グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当行普通株式等の発行等(ただし、株式分割等を除く。)を行わない旨を約束する書面を平成27年10月19日付で差し入れる予定であります。
なお、上記のいずれの場合においても、ジョイント・グローバル・コーディネーターはロックアップ期間中であってもその裁量で当該誓約の内容を一部若しくは全部につき解除し、又はロックアップ期間を短縮する権限を有しております。



ロックアップは180日間となります。
郵政グループ3社すべてにロックアップが付与されていますが、上場時にはさほど
影響はどのみちないのでは無いかと思います。
どの程度人気があるのかリサーチをしながらIPOの申込をしたいと思いますが、
テレビではCMが既に流れ、インターネットでも広告が流れています。


日本国民を巻き込んだ政策(策略?)でどのようになるのか面白くもあります。
配当性向50%以上を目安としていますが、平成27年3月期の決算では
既に50%になっています。個人的にはゆうちょ銀行IPOが一番安心できそうな気がしています。

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