デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)の初値予想とIPO分析記事です。6月18日上場は1社しかありませんが、初値予想はよくて2倍程度のようです。IT関連ではあるがシステム系となると目新しさもなくやや人気が欠けるようです。主幹事は珍しくSMBCフレンド証券が務めます。


デジタル・インフォメーション・テクノロジー初値予想


業種:情報・通信業
市場:ジャスダックS
公開予定:06/18
BB期間:06/01~06/05


100株単位
公募株数 250,000株
売出株数 230,000株
合計株数 480,000株(4800枚)
※オーバーアロットメントによる売出し72,000株


想定価格 1280円 ⇒ 12.8万円必要!
仮条件  1200円~1300円に決定しました


【幹事団】
SMBCフレンド証券
SBI証券
岡三証券       岡三オンライン証券
東洋証券
SMBC日興証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
むさし証券


           




仮条件上限は想定価格よりやや上げられ1300円となります。
これに伴う吸収金額は6.24億円となり、オーバーアロットを含めると約7.18億円
とりなります。吸収金額は少ないのですが、株数がやや多めです。
ここ最近は吸収金額よりも株数で初値倍率が決まるイメージがあります 


デジタル・インフォメーション・テクノロジーIPO 売上と業績推移
↑クリックで拡大します


デジタル・インフォメーション・テクノロジーIPO初値と取引先
↑クリックで拡大します       穴場証券的存在⇒ 安藤証券 ・ 立花証券


ソフトウェア開発事業とコンピュータ販売事業を手掛けている企業で、
売上はソフトウエア開発事業が90.4%、コンピューター販売事業が9.6%となっています。
取引先大手は京セラ株式会社や三菱総研DCS株式会社などが上げられています。
企業の特徴としては、多面多様のIT企業となっており様々なソフトウエア事業を
行っています。


顧客ニーズに応える事、およびIT技術の進化と変化に対応することに注力して事業
を推進し、その結果幅広い事業領域と独自性のある自社商品を併せ持つ
「多面多様のIT企業」に成長したとあります。目標はその領域でNO.1を目指す事に
あるようです。


【5つの事業戦略】
①リノベーション:既存事業の改革による経営の安定化
②イノベーション:自社商品を軸とした新しい価値創造
③競合から協業へ:協業による事業拡大
④開発からサービスへ:サービス視点での事業拡大
⑤人材調達・人材育成:採って育てる



現在研究されている自社商品で「WebARGUS:ウェブアルゴス」と言うものがあり、
サイバー攻撃を受け改ざんされたウェブサイトを瞬時に元の状態に戻すという新しい
視点からのセキュリティを開発しています。
新たな未知の攻撃を何度も受けたとしても、ウェブサイトが改ざん攻撃を受ける前の状態
にすぐ戻すことができれば、ウェブサイトを公開し続けられることになり、その間に
防御強化の対策を進められる画期的な商品となっています。
さらには、次世代セキュリティーとしてIoT時代に対応した研究しているとの事です。


研究・製品開発では、クラウド上で簡単にホームページを作成・更新できるCMSツール
の開発を行い、中小零細企業向けに「楽々ページ」としてビジネス展開を
勧めているそうです。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー初値予想2400円



【幹事配分】
SMBCフレンド証券 398,400株
SBI証券  28,800株
岡三証券   14,400株
東洋証券  14,400株
SMBC日興証券 9,600株
いちよし証券 4,800株
岩井コスモ証券 4,800株
むさし証券  4,800株


【業績等の概要】
当連結会計年度の業績は売上高8,052,031千円(前年同期比8.9%増)
営業利益は330,790千円(同12.2%増)
経常利益は339,200千円(同27.3%増)
当期純利益は209,990千円(同91.6%増)


【類似企業】
クエスト(2332)PER22.37倍
ネオス(3627)PER58.63倍
フォーカスシステムズ(4662)PER15.9倍
インフォメーションクリエーティブ(4769)PER21.86倍


ロックアップは180日間となりロック解除倍率は記載がありません。
ベンチャーキャピタル保有株は少ないようですが、ストックオプションの行使可能
株数が328,000株あり発行済み株数の9.2%となっています。
⇒ デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)IPO新規上場承認記事へ


PERは15.48倍となり、配当が20円(1.54%)出るようです。
売上などは好調で増益見通しとされているので、当面は株価も好調なのかも
しれませんが、初値で株価が飛んでしまうとセカンダリーは厳しいかもしれません 
SMBCフレンド証券主幹事だったリンクバル(6046)の初値は公開価格に対して
+27.92%の騰落率でしたが、今回はリンクバルよりも株数が少ないので同等の買いが
入っても騰落率は上昇します?(街コンジャパン運営企業だった)

IT系でIPOでは人気の業種ですが、そこまで人気化する事はなく良くて初値2倍だと
思われます(個人的見解)
セキュリティー関係を意識すればかなり初値も期待が出来るのかもしれませんがそれは
無いかな~