カチタス(8919)IPOが新規上場承認されました。また大型IPOの登場です!ニトリと業務提携しているので期待したいと思いましたが、すべて売出し株です。さらにグローバルオファリング銘柄で、OA含め約377.6億円の吸収です。主幹事は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事となります。


カチタス(8919)IPO初値予想


業種:不動産業
市場:東証1部又は2部
公開予定:12月12日
BB期間:11月27日~12月01日


【事業内容】
当社グループは、「未来への扉を。『家に価値タス』ことを通じて、地域とお客様に。」という経営理念のもと、「安心・清潔・実用的」な中古住宅を提供すべく、地域に根差した全国123(2017年9月30日時点)の店舗において中古住宅を自ら調査して仕入れ、リフォームし、さらに販売までを一気通貫で行っております。設立以来累計販売件数4万件以上の販売実績によって蓄積した中古住宅再生のノウハウを基に、当社グループとして2017年3月期4,402件(うち2016年9月に売却した総合都市開発株式会社の販売件数は4件(以下、「3 事業の内容」での数字について同じ)。)の物件を販売できるスケールメリットを活かしたリフォームを施すことにより、付加価値の高い中古再生住宅をお客様のお求めやすい価格で販売しております。

まとめると⇒ 戸建ての空き家を中心に買取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業



100株単位
公募株数 0株
売出株数 21,056,300株
合計株数 21,056,300株(210,563枚)    ←株数は多いです!
国内売出株数13,128,900株、海外売出株数7,927,400株


想定価格 1,640円 ⇒ 16.4万円必要!
仮条件  11月26日に決定予定
公開価格 12月04日に決定予定


【幹事団】
大和証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)   auカブコム証券
みずほ証券(共同主幹事)
SMBC日興証券
岩井コスモ証券    ←後期型IPO抽選です
エース証券
SBI証券
岡三証券       岡三オンライン証券
マネックス証券     マネーフォワード200株当選しました
水戸証券



カチタス(8919)上場評判とIPO分析


オーバーアロットメントによる売出し1,969,000株
想定発行価格1,640円円を基に吸収金額を算出すると約345億円、オーバーアロットメントを含めると約377.6億円になります。
カチタスHP⇒ http://katitas.jp/


カチタス(8919)IPO業績予想
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カチタス(8919)IPO新規上場承認
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地域に根差した全国123(2017年9月30日時点)の店舗において中古住宅を自ら調査して仕入れ、リフォームし、さらに販売までを一気通貫で行っている企業です。


私の住んでいる地域でもがCMが流れており馴染みがあります。
販売実績を見ると九州や東北、関東の販売件数が多いようです。
累計販売件数は4万件以上の実績があり、中古住宅の再生ノウハウをリフォームに施し付加価値の高い中古再生住宅を提供しています。
仕入れとなる空家は増加傾向にあり、それに伴い同社でも買取仕入れは増加しているそうです。


販売では自社ホームページを利用したり、不動産ポータルサイトを通じてWEB販売活動や、チラシの配布、オープンハウス実施などで購入希望者へ直接販売するかたちを取っています。
都心部では不動産仲介会社にカチタスグループ物件を紹介し仲介販売も行うそうです。



カチタス(8919)従業員と株主の状況


会社設立は1978年09月、群馬県桐生市美原町に本社を構えます。
社長は新井健資氏(48歳)、株式保有率は1.8%です。
従業員数は556人で平均年齢38.6歳、平均勤続年数5.6年、平均年間給与約405万円です(連結社員は668人、臨時雇用者が66人)


カチタス(8919)IPO株主構成
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カチタス(8919)のロックアップ状況と私見


【ロックアップの状況】
グローバル・オファリングに関連して、売出人及び貸株人である投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズIV号・適格機関投資家間転売制限付分除外少人数投資家向け、SMS AIV Unlimited Company、Japan Ireland Investment Partners Unlimited Company、フォーティースリー投資組合及びAP Cayman Partners II, L.P.、当社の株主である株式会社ニトリホールディングス、新井健資、鬼澤晋一、大江治利、横田和仁及び合同会社村山並びに当社の新株予約権者である当社の従業員28名は、ジョイント・グローバル・コーディネーターに対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後180日目(2018年6月9日)(当日を含む。)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)中、ジョイント・グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受けによる国内売出し、海外売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)を行わない旨を約束する書面を2017年12月4日付で差し入れる予定であります。



ロックアップは180日間(2018年6月09日)までとなり、ロックアップ解除倍率の記載はありません。
売出し株案件でその殆どがベンチャーキャピタル企業となっています。


ニトリホールディングス(9843)は業務提携企業ということで売出しには参加しておらずイメージは良いですね。ニトリは個人的に好きなほうです。
上場時における発行株式数が39,325,320株となっており、時価総額は約645億円になります。


業績は好調なので良いですが、VCによる売出し株が大量にあります。
そして他の上場と被るためオイオイって感じですね。
いや~、難しいですね。
SGホールディングス(佐川急便IPO)の前日に持ってきたのは流石ですが、何とも言えません。


個人的には今のところ参加スタンスです。気が変わるかもしれませんけど・・・
上場後に1か月後からが勝負でしょうか?
しかし資金がこのままでは枯渇しそうなので、もう少し上場日をずらしてほしいですよね。

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