SYSホールディングス(3988)IPOが新規上場承認されました。主幹事が東海東京証券ということで、ちょっと期待したい銘柄です。公開株数は少ないですが、1枚あたりの単価はやや高めの設定です。IPOでは初値高騰につながるビッグデータやクラウドなどを取り扱っている企業です。
業種:情報・通信業
市場:ジャスダックスタンダード(JQS)
公開予定:6/30
BB期間:6/14~6/20
【事業内容】
当社グループは、「私達は、グローバルな情報技術で、情報社会に沢山の笑顔を創ります!」というグループミッションを実現するため、社会生活や企業の競争力維持に不可欠な存在となり、新しい技術とサービスにより社会に新たな体験をもたらしてきた情報技術を通じて健全な社会の発展に貢献するため、IT人材の創出・育成から顧客の企業価値を向上させるソフトウェア投資のサイクルを支える提案・コンサルティング、情報インフラ構築・情報システムの開発、保守・運用、製品販売等のサービスを単一のグループ企業内で一貫して提供する「総合情報サービス」を事業領域としております。
企業や官公庁の大規模なソフトウェア投資では、単独の企業が開発、保守等を行うことは少なく、当社グループでもエンドユーザーに直接サービスを提供するものと、ユーザー系情報子会社(注2)、大手SIer(注3)、販売代理店等を通じてサービスを提供するものがあります。また、技術領域としては、ビジネス・システム、エンベデット・システム、ITインフラ構築(サーバーチューニング、データベース・チューニング、サーバー仮想化、セキュリティ)、クラウド、ビッグデータ処理・解析、AR(拡張現実)、VR(バーチャルリアリティ)等でのソリューション提供実績があります。
まとめると⇒ ITシステム開発(グローバル製造業、社会情報インフラ、モバイル)及びITソリューション・サービスの提供を中核とする総合情報サービス事業
【資金使途】
手取概算額463,040千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限105,984千円と合わせて、設備資金に120,000千円、連結子会社である株式会社エスワイシステム及び株式会社エス・ケイへの投融資資金に230,000千円を充当する予定であります。具体的な内訳及び充当予定時期は、以下のとおりであります。
設備資金につきましては、当社の事業効率の向上を目的とした基幹システムのリプレイス等の社内システム投資に120,000千円を充当する予定であります。株式会社エスワイシステムにおける資金の使途につきましては、設備資金として、東京事業所の増床または移転による敷金や造作・内装工事等の費用に100,000千円、運転資金として、事業拡大のための広告宣伝費に40,000千円、海外を含む優秀な人材の採用活動費及び成功報酬型の採用費用に40,000千円、海外からの人材受入に係る社員寮の敷金や造作・内装工事等の費用に10,000千円、外部研修等の研修拡充のための費用に20,000千円を充当する予定であります。株式会社エス・ケイにおける資金の使途につきましては、自社製品の開発資金に20,000千円を充当する予定であります。
100株単位
公募株数 200,000株
売出株数 100,000株
合計株数 300,000株(3000枚) ←当選期待できるかも?
想定価格 2,560円 ⇒ 25.6万円必要!
仮条件 2,360円~2,560円に決定しました
公開価格 6/21に決定予定です
【幹事団】
東海東京証券(主幹事) ←IPO口座数は少ないと思われる
野村證券
SMBC日興証券 ←毎年IPOに当選しています(リートもあるし)
安藤証券
エース証券
SBI証券 ←無くてはならないIPO口座です
■ SYSホールディングスIPOの評判と分析
オーバーアロットメントによる売出し45,000株
想定発行価格2,560円を基に吸収金額を算出すると約7.7億円となり、オーバーアロット
メントを含めて算出すると約8.8億円となります。
SYSホールディングスHP⇒ グローバルな情報技術で、情報社会に沢山の・・・・
↑クリックで拡大します ⇒ 東海東京証券のIPO抽選ルール詳細
SYSホールディングスは、国内連結子会社5社と海外連結子会社1社の合計7社で
構成されており、グループ企業内で一貫してサービスを提供する総合情報サービス
を事業領域としています。
IPO的に好まれるビッグデータやクラウド、AR(拡張現実)やVR(バーチャルリアリティ)
などの技術領域があります。
連結売上げは37億程度あり、経常利益は17.3億円程度あるようです。
業績的な不安は無いようですが、今から伸びてくるのかもしれません!
ARやVRなどの仮想現実は一時の人気ほど無いかもしれませんが、話題性はありますね。
会社設立は2013年08月とまだ若く、愛知県名古屋市東区代官町に本社を構えます。
社長は鈴木裕紀氏(52歳)、株式保有率は61.76%と高い水準です。
従業員数は19人で臨時雇用は年間3人、平均年齢33歳、平均勤続年数7.5年、平均年間
給与約380万円となっています。
↑クリックで拡大します 穴場証券⇒ 立花証券 ・ むさし証券
【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人である鈴木裕紀及び売出人である二宮由美並びに当社株主である安田鉄也、一柳泰行、後藤大祐、伊藤政光及び山下真樹雄は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成29年12月26日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等を行わない旨合意しております。
ロックアップは180日間(平成29年12月26日)となり、ロックアップ解除倍率の記載は
ありません。
ベンチャーキャピタル出資は無く、銀行や信用金庫などの金融機関が株主名簿にあります。
業績面がやや不安定のようにも思えますが、たった4年で上場なのでインパクトがあります。
ジャスダック市場を上場市場に選んでいることから、個人的に不安視はありません。
データ的にも東海東京証券が主幹事をすると初値が高くなるようですから、欲しいIPOです。
外部環境も良いことから人気化すると思われます!
東海東京証券の取扱いは2017年ベースで7件目になりますが、主幹事は2回目です。
チャンスを是非活かしたいですね。
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