LINE(3938)初値予想とIPO分析記事になります。

今年最大規模の上場銘柄のLINE株は結局人気なのだろうか?
そして市場の反応はいかに?
IPO投資を好んでいる投資家は殆ど参加すると思われますが、セカンダリー市場が
賑わないと株価は上がらない!その実力はどうだろうか。


LINE(3938)初値予想とIPO分析記事


業種:情報・通信業
市場:東証1部or東証2部    ←東証1部直接上場見込み
公開予定:07/15
BB期間:06/29~07/08
購入期間:07/12 – 07/13   ←期間が短いので注意です


100株単位
公募株数 35,000,000株
売出株数 0株
合計株数 35,000,000株(350,000枚)
※国内募集13,000,000株、海外募集22,000,000株の予定

オーバーアロットメントによる売出5,250,000株
※国内1,950,000株、海外3,300,000株を上限としてオーバアロットメントとする



想定価格 2800円 ⇒ 28万円必要
仮条件  2700円~3200円に決定しました  ⇒  2900円~3300円にUP!
公開価格 07/11に決定予定


【幹事団】
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券    
ゴールドマンサックス証券
JPモルガン証券
みずほ証券
大和証券
SMBC日興証券
SBI証券      ←相性がいいので狙います!
東海東京証券   ←IPO取扱いが意外に多い
マネックス証券  ←完全抽選なので忘れずに申込ましょう!






仮条件範囲が上限方向へ400円も引き上げられています。
上場ゴールでは無い事を祈りますが、イベントには参加した方が良いでしょうか。
個人的には取りに行きたいと考えています!
仮条件3200円による吸収金額は約1120億円となり、オーバーアロットメントを含めて
約1288億円となります。


国内分だけを計算すると約416億円とオーバーアロットメント込みで約478.4億円
となり、コメダHDよりも吸収金額は低いんですよね・・・
そう考えると仮条件が引き上げられても需給の心配は無いのかもしれません。


※ブックビルディング期間中にさらに仮条件が引上げとなりました
仮上限上限3300円による吸収金額は約1155億円、オーバーアロットメント込み
約1328.3億円となります。
(国内分は約429億円、オーバーアロットメント込み約493億円)



LINE(3938)IPO業績の実績
↑クリックで拡大します      SBI証券でIPOをはじめる3つのポイントはこれだ


LINE(3938)IPO業績
↑クリックで拡大します(業績動向と利益)      マネックス証券のIPO抽選ルール


LINE(3938)IPO販売実績
↑クリックで拡大します(販売実績等)     SMBC日興証券のIPO概要と当選履歴


モバイルメッセンジャー・アプリケーション「LINE」によるLINEビジネス・ポータル事業を展開
している企業で、韓国ネイバーの子会社です。
LINEはアジアを中心として世界230以上の国と地域でユーザーを有し、グローバルなプラット
フォームへと成長しています。


アクティブユーザー基盤はさらに成長を続けており、2016年3月31日時点で、月間アクティブ
ユーザー数は218百万人に達し、そのうち152百万人が当社ユーザー数の上位4カ国
(日本、台湾、タイ及びインドネシア)のユーザーとなっています。


2000年9月にネイバーの子会社として同社は設立され、上場廃止になったライブドアも
完全子会社化しています(LINEをリリースしたのは2011年6月です)
事業は「コミュニケーションおよびコンテンツ」と「広告」分かれています。


【トレーダーズ・ウェブ】
2015年12月期の連結売上高構成比は、LINEビジネス・ポータル事業99.8%{コミュニケーションおよびコンテンツ69.6%(コミュニケーション23.8%、コンテンツ40.8%、その他5.0%)、広告30.2%(LINE広告22.0%、ポータル広告8.2%)}、MixRadio事業0.2%




SBI証券のIPO抽選ルールと当選履歴 


LINE上場の話題は今まで何度もありましたが、ネイバーが普通株式の10倍程度
の議決権を持つ「種類株」を発行した上での上場を目指していた事や、スマートフォン
のゲームアイテムが資金決済法の規制に引っ掛かるかもしれない点が問題視され、
財務局とのやり取りで上場が長引いていた事でIPO時期が長引いたとされています。
結果的に関東財務局の指摘により供託金を積む事で上場へこぎつけた格好になった
ようです。


次にLINEがIPOをする事で盛り上がっているのは日本だけ?のようです。
NYでは類似企業が多く存在し、LINEが受け入れられるのかは不明だそうです。
それを見越してNYで知名度を上げるためにNY市場への上場という事ですが、経費が
余計にかかると思われ、事業拡大に失敗すれば今後厳しい展開がまっている
可能性があります。


海外展開で順調なのはタイ、台湾、インドネシアのアジア圏だけです。
2016年3月にはNTTドコモの回線を借り受けMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス
「LINE Mobile」を始めておりこの辺りの収益も気になります。
2015年3月に「MixRadio事業」を買収しましたが、16年3月に撤退した経緯があり若干
心配でもあります(ラジオ型音楽配信サービス)




LINE初値予想は公開価格プラス10%希望?



【幹事配分】
野村證券  7,994,000株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2,077,000株
ゴールドマンサックス証券 351,000株
JPモルガン証券 351,000株
みずほ証券 786,000株
大和証券 392,000株
SMBC日興証券 392,000株
SBI証券  219,000株
東海東京証券 219,000株
マネックス証券 219,000株

auカブコム証券LINE株取扱い決まる



【業績等の概要】 2015年1月1日~2015年12月31日
・ 売上収益は120,669,837千円(前年同期比39.7%増)
・ 営業損失は9,524,182千円(前連結会計年度は6,415,298千円の営業利益)
・ 継続事業に係る税引前損失は12,033,216千円(前連結会計年度は6,262,807千円の継続事業に係る税引前利益)
・ 当期純損失は7,972,111千円(前連結会計年度は2,004,076千円の当期純利益)


第17期第1四半期連結累計期間 (2016年1月1日~2016年3月31日)
・ 売上収益の拡大に貢献し33,455,853千円(前年同期比19.0%増)
・ 営業利益は5,337,985千円(前年同期比275.0%増)
・ 継続事業に係る税引前四半期利益は4,143,010千円(前年同期比249.7%増)
・ 四半期純損失は233,893千円(前年同期は1,905,109千円の損失)



【類似企業】
ミクシィ(2121)PER6.47倍
ディー・エヌ・エー(2432)PER17.58倍
グリー(3632)PER12.12倍
サイバーエージェント(4751)PER22.84倍
Gunosy(6047)PER47.48倍


ロックアップ期間は180日間になり、ロックアップ解除倍率の記載はありません。
ベンチャーキャピタル保有株はありません。
ストックオプション総数は普通株式25,526,500株とA種種類株式15,836,500株が存在
しています。
期限を迎えているのは普通株式18,929,500株とA種種類株式12,362,000株になります。
株主配当や株主優待はありません。
 LINE(3938)IPOが新規上場承認記事へ


LINEのPERは赤字のため算出できません。
2016年12月期業績予想は非開示となっており、1Qの業績を見ると売上344億円
営業利益53億円、経常利益41億円となっています。前年比では売上19%の増加
なので安心できそうですが、今までのような急激な売上アップにはならないようです。
ともかく着地点が黒字ならば評価される感じでしょうか。



発行株式数は209,992,000株となっており、仮条件上限3200円算出で時価総額は
約6720億円となる見込みです。
メディアなどには毎日のように取り上げられており、知名度は抜群です。
市場の混乱が無ければ全員参加のスタンスだと思われますから初値はそこそこ利益が
出ると考えていますが・・・
やや甘いでしょうか 


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① 口座毎に完全抽選される証券会社はこちらの記事へ【マネックス証券】
② 2016年も大活躍、ネット証券で幹事もこなす記事へ 【SBI証券】  
③ 主幹事もする店頭系ネットでお勧めしている記事へ【SMBC日興証券】 



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