U-NEXT(9418)初値予想と考察記事になります。
日本最大級のビデオ・オンデマンドという事で個人にも比較的知名度が高い企業です。


U-NEXT(9418)初値予想と分析


業種:情報・通信業
市場:東証マザーズ
公開予定:12/16
BB期間:12/01~12/05


100株単位
公募株数 960,000株
売出株数 400,000株
合計株数 1,360,000株(13600枚)
※オーバーアロットメントによる売出204,000株


想定価格 2910円 ⇒ 29.1万円必要!
仮条件  2910円~3000円に決定


【幹事団】
大和証券(主幹事)
みずほ証券
SBI証券
岩井コスモ証券
エイチ・エス証券
マネックス証券   
東海東京証券
極東証券


   




仮条件がU-NEXTも上がってしまいました。
何とも悩ましい案件となっており、個人的な意見ですがBBは少し抑え目にしたいと
考えています。
仮条件上限3000円吸収金額を算出すると約47億円となります(オーバーロットメント込み)
マザーズ案件で業績が伸びているとはいえ、少し危険な香りがしますね。 


U-NEXT初値分析
↑クリックで拡大します


事業は「コンテンツプラットフォーム事業」と「コミュニケーションネットワーク事業」に分かれて
おり、売上的にはコミュニケーションネットワーク事業のウェイトが高くなっています。
コミュニケーションネットワーク事業とは、NTT東西の「フレッツ」の販売を中心とする販売代理
と、格安スマホに代表されるモバイル回線の再販を主軸とするMVNOサービス「U-mobile」の
提供となります。コンテンツプラットフォーム事業はHPにあるような、コンテンツ配信で、PCや
スマートフォン、タブレットなどで視聴が可能です。
2009年にUSEN子会社として設立されていますが、2010年にU-NEXTに社名変更が行われて
います。電子書籍等の取扱いもありますが意識されないでしょうか。

U-NEXT初値予想3050円



【トレーダーズ・ウェブ】
2013年12月期の売上高構成比は、コンテンツプラットフォーム事業34.8%、コミュニケーションネットワーク事業65.2%。主な販売先はNTT東日本26.1%、NTT西日本19.8%。


【幹事配分】
大和証券  1,156,000株
みずほ証券 81,600株
SBI証券  27,200株
岩井コスモ証券 27,200株
エイチ・エス証券27,200株
マネックス証券 13,600株   
東海東京証券13,600株
極東証券  13,600株


【業績等の概要】
売上高17,897百万円(前年同期比16.0%増)
営業利益704百万円(前連結会計年度は営業損失1,094百万円)
経常利益672百万円(前連結会計年度は経常損失1,101百万円)
当期純利益1,176百万円(前連結会計年度は当期純損失891百万円)


ロックアップは90日間となりロック解除倍率は1.5倍となります。
VCは見当たりません。
なんとなくですが、寄付きの弱い板が頭の中に出てきますね・・・ 妄想。
詳細⇒ U-NEXT(9418)IPO
しばらく前にもホットランドが約42.7億円の吸収で公募割れしましたので、
いかにマザーズ案件でも吸収金額が多ければ公募割れをしてしまいます。
5社同時上場となりここも厳しそうです。投資は自己判断で~
私は資金の都合もありますが、少しだけ申込してみようかと考えています。


【12月16日上場分】
アトラIPO
メディカル・データ・ビジョンIPO
マークラインズIPO
SFPダイニングIPO
U-NEXTIPO



EPS164.11を基にPERを出してみると約18.2倍となります。
PER的にはやや高いか妥当路線だと思われます。
ストックオプション残ありですがあまり多くないようです。
筆頭株主のUNO-HOLDINGSが96.4%保有となっており、上場後に株価も上がっていくのでは
ないかと考えられます。業績が続けばの話ですが・・・
ちなみに類似企業のUSEN (4842)のPERは12.59倍程度となっております。

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