ダイブ(151A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。人気がありそうなIPOが登場しました!


主幹事はSBI証券が務め公開株数615,000株、オーバーアロットメント92,200株です。上場規模は想定発行価格1,710円から計算すると約12.1億円になります。


ダイブ(151A)IPOが上場承認
※ダイブ公式サイト引用


同社はリゾートバイトに特化した人材サービスを提供している企業です。メディアにも取り上げられ知名度はそこそこありそうです。


都市部の若手人材と地方観光施設等との人材マッチングをサポートしています。人材サービスというくくりでは新味がありませんけどね。


インバウンド需要なども業績押し上げに直結しそうです。少し遅いと思いますがアフターコロナ銘柄としても注目されそうです。


訪日外国人がガンガン入っているため旬の銘柄かもしれません!


ダイブ(151A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月27日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容リゾートバイトに特化した人材派遣・人材紹介事業、宿泊施設運営事業、情報システム事業
ブックビルディング3月11日~3月15日
想定価格1,710円
仮条件1,710円~1,820円
公開価格1,820円
初値結果3,225円(公開価格1.77倍)
企業情報https://dive.design/
監査人太陽有限責任監査法人
手取金の使途
  • 観光HR事業の事業拡大、及び当社知名度向上のための広告宣伝費
  • 採用費及び人件費


項目株数データ
公募株数365,000株
売出株数250,000株
公開株数(合計)615,000株
オーバーアロットメント92,200株
上場時発行済み株数2,765,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約47.3億円
幹事団SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
大和証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
岡三証券
極東証券
委託見込SBIネオトレード証券
大和コネクト証券
岡三オンライン


ダイブ(151A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,710円を基に吸収金額を算出すると約10.5億円となり、オーバーアロットメントを含めると約12.1億円規模の上場となります。


同社のセグメントは「観光HR事業」「地方創生事業」「情報システム事業」に区分されています。


観光HR事業は、リゾートバイトに特化した人材サービスを提供しています。日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店・テーマパーク・レジャー施設・スキー場等の観光施設に対して人材派遣及び人材紹介を行います。


地方創生事業は、全国5ヶ所でグランピング施設等の宿泊施設を運営しています。


情報システム事業は、取引先の情報システム周り全般に対するサポートサービスを展開しています。


ダイブ(151A)の業績
※有価証券届出書引用


観光HR事業は主力事業になります。リゾートバイトに特化した人材派遣業及び人材紹介業を行っており、北は北海道から南は沖縄県まで日本全国の観光施設等に人材を供給しています。


宿泊業や地方圏における人手不足は、観光立国を目指す日本にとって大きな社会課題となっています。


この課題解決につながるソリューションとして、リゾートバイトに特化した人材サービスを提供し、主に都市部の若手人材と地方圏の求人企業である観光施設等との人材マッチングをサポートしています。


同社と労働者派遣基本契約を締結している観光施設等より求人情報を入手し、自社が運営するホームページの「リゾートバイトダイブ」や各種求人媒体に当該求人情報を掲載しているそうです。


ダイブ(151A)のビジネスモデルと収益構成
※有価証券届出書引用


地方創生事業は、グランピング施設等を北海道芦別市(ザランタン芦別)・栃木県鹿沼市(ザランタン鹿沼)・茨城県常陸大宮市(ザランタンひたち大宮)・岡山県津山市(ザランタンあば村)・佐賀県佐賀市(ザランタン三瀬高原)の全国5ヶ所で運営しています。


グランピング施設のブランド名を「ザランタン」とし営業を行っています。


2024年3月に香川県東かがわ市に新業態である滞在型アウトドアホテル(クラフトホテル瀬戸内)の開業を予定しているそうです。


ダイブ(151A)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


情報システム事業は、情報システム周り全般のサポートを行い「情報システムの担当者がいない」「人員や知識量が限られている」「1名で情報システムを担っており、業務が属人化している」等、顧客の課題に合わせて最適なサービスを提供しています。


顧客の特徴にあったシステムの選定及び導入・PCキッティング・RPA導入支援・拠点開設や移転に伴うシステム整備などに対応できるそうです。


自社が運営するホームページの「情シスダイブ」から問い合わせを行った企業や、業務提携契約を締結したパートナー企業からパートナー企業の顧客の紹介を受けサービスを提供しています。


ダイブ(151A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2002年3月29日、東京都新宿区新宿二丁目8番1号に本社を構えます。社長は庄子潔氏(1979年3月24日生まれ)、株式保有率は52.69%(1,450,745株)です。※資産管理会社保有分を含まない


従業員数137人で臨時雇用者43人、平均年齢31.0歳、平均勤続年数3.4年、平均年間給与5,921,000円です。


セグメント別従業員数は観光HR事業76人(臨時5人)、地方創生事業24人(臨時35人)、情報システム事業10人(臨時1人)、全社共通27人(臨時2人)となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
庄子 潔1,450,745株52.69%
合同会社なかなか758,740株27.55%
コタエル信託株式会社198,300株7.20%
山本 拓嗣77,000株2.80%
ダイブ従業員持株会65,910株2.39%
SBI4&5投資事業有限責任組合51,075株1.85%
野方 慎太郎44,500株1.62%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月22日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


ベンチャーキャピタル(VC)保有分も180日間のロックアップとなっています。解除倍率設定はありません!


親引けは2,500万円に相当する株式数を上限として従業員持株会が要請予定となっています。


ダイブ(151A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,710円~1,820円に決定し上場による吸収金額は最大で約12.9億円、時価総額は約50.3億円になります。


特に新味が感じられるわけではありませんが変わり種と観測されています。リゾートバイトに特化した人材会社の上場は初めてになるそうです。平たくいえば人材派遣や人材紹介を行う企業なんですけどね。


IPOとしてはアフターコロナ銘柄、そしてインバウンド需要も期待できるビジネスだと思います。


強気な初値予想にかわりありませんが同日上場3社のため資金分散懸念があります。前日の3月26日は4社上場となり日程的な不利がありそうです。


大手初値予想3,000円~4,000円
修正値3,000円前後
最終予想3,000円

※注目度B


業績を確認すると2024年6月期の単独予想を確認することができました。売上114.73億円となり前期比38.81%増、経常利益4.86億円となり前期比254.74%増となります。


四半期利益は3.22億円となり前期比91.67%増を予想しています。


公開価格が1,820円決定の場合の指標はEPS129.28からPER14.08倍、BPS675.53からPBR2.69倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


ダイブの上場日は3月27日のため2024年3月の権利付き最終日になります。この辺りも資金が入りにくいと考えられている材料です。


ただ仮条件上振れでも株価設定が妥当、そしてベンチャーキャピタル(VC)保有株についてはロックアップ解除条項がないため180日間は売却できません。そのため売り圧力は低そうです。


kimukimu

意外と買われる材料があるため初値が低ければ短期的に面白いIPOになるかもしれません。上場タイミングも良さそうです!



幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)523,300株85.09%
SMBC日興証券30,700株4.99%
大和証券30,700株4.99%
松井証券6,100株0.99%
マネックス証券6,100株0.99%
楽天証券6,100株0.99%
あかつき証券3,000株0.49%
岩井コスモ証券3,000株0.49%
岡三証券3,000株0.49%
極東証券3,000株0.49%


業績規模もある程度あり直近は増収増益傾向にあります。


SBI証券引受けが85.09%なので523,300株になるようです。同日上場があるのは残念です。


ただ公開価格割れするようなIPOではないためIPOチャレンジポイントを利用した当選を狙うのも面白いかもしれません。株価設定もやや高めです。


kimukimu

初値2倍又は初値持越しも視野に入るかも?人材派遣(紹介)では厳しいかな~



今回もSBIネオトレード証券からの申込みを行っておきましょう。口座開設後に資金不要でIPO抽選に参加できます。


当選できたらラッキーなので忘れずに申込んでおきましょう。IPOルールは別記事にまとめています。




ダイブのIPOチャレンジポイントのボーダーラインを予想してみました

ダイブのIPOチャレンジポイントのボーダーラインについて考えてみました。


SBI証券が主幹事を引受けた銘柄のボーダーラインや当選株数、利益などを調べまとめました。


ダイブのIPOチャレンジポイントのボーダーライン予想



今回は200株以上の複数株当選が期待できそうです。IPOチャレンジポイントを利用するタイミングなのかもしれません。


ただ貯めすぎて使うのが勿体ないと考えている方も多くなっています。700ポイント以上貯めている方もかなりいます。


ダイブのボーダーライン予想は600P~700Pあたりだと思います。IPOが盛り上がってきましたからね。


kimukimu

上場日が被っている銘柄があるため資金分散の懸念があります。そのためよく考えてIPOチャレンジポイントを使用しておきましょう!!



船舶に投資できるマリタイムバンクが人気です。個人投資家が船舶に小口投資できるのは世界的に見ても少ないそうです。


高利回りで提供しているためリスク分散に面白いと思います。サイトがリニューアルされファンド管理も楽しみのあるものに変更されています。


キャンペーンについては下記記事又は公式サイトで確認できます。口座開設でアマギフ1,000円が貰えます!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
アルバイトタイムス(2341)PER483.33倍PBR0.89倍
ディップ(2379)PER17.14倍PBR3.80倍
リブセンス(6054)PER17.72倍PBR1.55倍
※2024年3月11日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2021年12月14日~2033年12月13日198,300株340円
2023年9月16日~2031年9月15日155,300株340円


ストックオプション(新株予約権)は353,600株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数2,400,000株に対する新株予約権の割合は14.73%に相当します。新株予約権による潜在株式数は353,600株です。


発行済株式総数及び潜在株式数の合計2,753,600株から算出すると約12.84%になるそうです。


ダイブ(151A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ダイブ(151A)のIPOには積極的に参加したいと思います。


リゾートバイト自体は既に浸透している言葉かもしれませんがIPOとして面白みがありそうです。


ダイブ(151A)IPOのまとめ
※ダイブ公式サイト引用


同社では若手人材やシニア人材の獲得、さらには外国人人材の獲得も行っているそうです。


日本人旅行者に加え訪日外国人旅行者も増加傾向にあり、旺盛な人材需要が継続すると予想されています。


また、上場後は地方創生事業が有する企画開発・経営・運営に関するノウハウを活かし、観光業の課題解決となるような新事業や新サービスの開発を強化するそうです。


成長戦略の1つとして、M&Aや資本業務提携等も積極的に行うようです!


kimukimu

当面は業績伸長が期待できそうなのでIPOとしては面白そうです。IPOチャレンジポイントを使いますか?自問自答ですね。



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