VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。AI関連として注目されれば好スタートとなりそうです。


逆に高PERで売出株が多いため投資家が懸念する材料も持ち合わせている銘柄です。


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]IPOの評価


項目株数データ
想定価格2,760円
仮条件2月05日
公開価格2月14日
公募株数210,000株
売出株数897,900株
公開株数(合計)1,107,900株
オーバーアロットメント166,100株
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
マネックス証券
松井証券
楽天証券
東海東京証券
岩井コスモ証券
委託見込大和コネクト証券
DMM.com証券


製造業向けにAI技術やIoT技術などのAIソリューションの提供を行っている企業です。


DXコンサルティングでは自動車業界や食品業界を中心にサービスを行っています。セグメントは「AIシステム」「DXコンサルティング」の2本柱です。


2023年2月期の売上構成比はAIシステム56.9%、DXコンサルティング43.1%となっています。販売実績大手はアイシン(7259)です。


業績が順調に拡大しているため注目されるIPOになると思います。ただIPO的には吸収金額が大きいため不発となる可能性もありそうです。


想定発行価格2,760円による吸収金額は約35.2億円、時価総額は約279.0億円です。オファリングレシオは約12.6%と低めになります。


値がさ株なので躊躇する投資家もいるはずです。割れた場合は1単元あたりの損失額も大きいかもしれません。


AI関連と言ってもガチガチのAI関連とは言い難いためどうでしょうか。


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。予想値は投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想3,000円~3,500円
※注目度A


2024年に入り日経平均の急上昇が見られIPO市場でも資金が入る可能性があります。


個人投資家は意外と楽観視していそうです。東証グロース市場250指数も悪くない位置にあります。


そう言いながらもグロース250の勢いが足らないため、同社のように吸収金額が大きくなると個人投資家需要に不安があります。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]の上場データと初値予想を考察!


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で務めます。


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)1,019,700株92.04%
野村證券38,700株3.49%
大和証券11,000株0.99%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券11,000株0.99%
マネックス証券5,500株0.50%
松井証券5,500株0.50%
楽天証券5,500株0.50%
東海東京証券5,500株0.50%
岩井コスモ証券5,500株0.50%


製造業界向けAIベンチャー企業として人気が見込めると予想が出ています。


設立から4年で上場するため話題性もありそうです。同社のAIサービスを導入すれば人手不足の解決にも役立ちます。


大手のファーストインプレッションは良い感じなので初値利益が得られると考えています。昨年に続きIPOに資金が入らない可能性は否定できませんけどね。


現時点では全力でIPO抽選に参加する予定です!


当選を狙うのであれば主幹事のSMBC日興証券からIPO抽選に参加しておきましょう。


当選後にキャンセルすると1ヶ月間IPO抽選に参加できないので今回はいつもより当選しやすいと思います。ペナルティーがある証券会社になります。IPOルールは下記記事でまとめています。




VRAIN Solution(ヴレインソリューション)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


1年前はAIバブルがきたので今年も来るかもしれません。米国株の決算次第では今年も来るかも?


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)IPOの業績予想
※ヴレインソリューション公式サイト引用


業績を確認すると2024年2月期の単独予想を確認することができました。売上14.10億円となり前期6.17億円から128.53%増、経常利益4.93億円となり前期0.63億円から682.54%増となります。


四半期利益は3.30億円となり前期0.49億円から573.47%増を予想しています。かなりインパクトある数値だと思います!


想定発行価格2,760円から指標を計算するとEPS33.32からPER82.83倍、BPS93.21からPBR29.61倍になります。配当はありません。


類似企業比較だと妥当な株価設定なのかもしれませんが、2025年2月期の予想が出ていないため買い向かうにはリスクがありそうです。


この辺りの判断が難しいところですね。昨年のAIバブル時に上場していたら初値2倍くらいは行きそうですが現在は慎重に考えたほうがよさそうです。


上場企業傘下のプレファンの口座開設でAmazonギフトカードが1,000円分貰えます。


かなり人気がある企業なのでサブ口座に利用すると良いかもしれません。半年程度のファンドで利回り5%前後が狙える企業です。下記記事で詳しくまとめています!


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