VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。 


主幹事はSMBC日興証券が務め公開株数1,107,900株、オーバーアロットメント166,100株です。上場規模は想定発行価格2,760円から計算すると約35.2億円になります。


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]IPOが上場承認
※VRAIN Solution公式サイト引用


わずか4年のスピード上場で注目されそうです。同社代表は31歳と若さも武器になりそうです。


同社は外観検査等の製造工程の自動化・省力化を可能にするプロダクトの開発や販売、及びDX推進のためのコンサルティングを展開しています。


主に製造業界向けにサービスを展開していますが、幅広い業界で導入実績を積み上げ製造業におけるDX化を支援する企業としての地位を築きたいそうです。


製造業界では人手不足や後継者不足が課題となっているため、今後益々DX投資が積極的に行われると言われています。


VRAIN Solution[135A]IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日2月22日
市場グロース市場
業種情報・通信業
事業内容製造業向けAIソリューションの提供
ブックビルディング2月06日~2月13日
想定価格2,760円
仮条件2,790円~2,990円
公開価格2,990円
初値結果5,190円(公開価格1.74倍)
企業情報https://vrain.co.jp/
監査人監査法人A&Aパートナーズ
手取金の使途
  • 開発費
  • 人件費
  • 設備投資資金


項目株数データ
公募株数210,000株
売出株数897,900株
公開株数(合計)1,107,900株
オーバーアロットメント166,100株
上場時発行済み株数10,110,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約279.0億円
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
マネックス証券
松井証券
楽天証券
東海東京証券
岩井コスモ証券
委託見込大和コネクト証券
DMM.com証券


VRAIN Solution[135A]の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,760円を基に吸収金額を算出すると約30.6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約35.2億円規模の上場となります。


同社は製造業界向けにAI技術及びIoT技術等の新しい技術を活用したサービスを提供しています。


日本の製造業界はグローバル化や技術革新に伴う「国際競争の激化」や少子高齢化に伴う労働人口の減少による「人手不足」等の構造的な課題に直面している同社は考えています。


これらの課題に対して製造業界の生産性向上のためのAIやIoT等の新しい技術を活用したDXが強く求められているそうです。


同社では生産性向上のソリューションとして、AI技術を活用し自社開発する「AIシステム」、及び顧客のDX推進のための「DXコンサルティング」の2つのソリューション提供を行います。


VRAIN Solution[135A]の業績
※有価証券届出書引用


AIシステムでは、自社のエンジニア部門においてAIシステムの企画・研究・開発を行っています。


特定の顧客ごとに仕様を大幅に調整する必要がない汎用性の高いシステムを開発し、顧客の製造ラインの製造環境及び解決したい課題に合わせてAIシステムの提供を行います。


この他、撮像機器等の周辺のハードウェアと組み合わせて提供することで顧客の製造ラインの自動化を実現しています。


従来、製造ラインの検査工程において検査員の目で行われていた良品/不良品の判定について、人の目に頼らず省力化・自動化を可能にするAI技術を活用したAI外観検査システム「Phoenix Vision/Eye」の開発・販売を行っています。


また、カメラやセンサー等の撮像機器等についても組み合わせて提案・提供を行います。


VRAIN Solution[135A]が提供するAIシステムとDXコンサルティング
※有価証券届出書引用


DXコンサルティングでは、日本の製造業界が新興国の工業化による国際競争力の激化や少子高齢化に伴う労働人口の減少による人手不足等の構造的な課題に直面していることから、


その課題解決にDXコンサルティングが有効と考え、AIやIoT等の新しい技術を活用したDX推進を支援するサービスを提供しています。


コンサルタントが顧客のDXプロジェクトにおいて、課題設定フェーズから運用フェーズまでのプロジェクト全体に携わっているそうです。


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)IPOの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


DXコンサルティングの実績は、自動車業界及び食品業界を中心に生産工程における複数の領域で導入したそうです。


この他に同一企業から幅広く課題に対する相談を受け複数回の成約を獲得し、2023年2月期までに累計19社となっています。


2023年2月期のDXコンサルティングの平均販売単価は2,121,000円だそうです。


取引先大手ではアイシン(7259)の名前が出ています。


VRAIN Solution[135A]の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2020年3月16日、東京都中央区晴海一丁目8番11号晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY17階に本社を構えます。


社長は南塲勇佑氏(1992年8月06日生まれ)、株式保有率は36.58%(7,654,000株)です。※資産管理会社保有分を含む


従業員数45人で臨時雇用者0人、平均年齢33.0歳、平均勤続年数0.9年、平均年間給与5,333,000円です。


セグメントは製造業DX事業の単一セグメントで1年間で従業員数が10人増加しています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
合同会社Y&N3,960,000株39.22%
南塲 勇佑3,694,000株36.58%
ジャフコSV6投資事業有限責任組合1,109,000株10.98%
テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合297,000株2.94%
東京センチュリー株式会社297,000株2.94%
ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合276,000株2.73%
荻本 成基99,000株0.98%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年8月19日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


ベンチャーキャピタル(VC)等には90日間(2024年5月21日まで)のロックアップ付与、ロックアップ解除倍率は発行価格(売出価格)1.5倍以上となっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


VRAIN Solution[135A]IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件範囲が上振れし2,790円~2,990円に決定しました。吸収金額は最大で約38.1億円、時価総額は約302.3億円になります。


想定発行価格2,760円から大きく上振れとなっていますが、仮条件外の値付けは今回行われないことになっています。


利益率が高く業績が急拡大しているため注目度が高いと観測されています。ただし実績が不足しているため初値買いは注意したほうがよさそうです。


AI(人工知能)ベンチャー企業のため通常であれば人気が見込めます。また、粗利率が7割~8割になると観測され驚異的な利益率となっているようです!


大手初値予想3,000円~3,500円
修正値3,500円~4,000円
再修正4,000円~4,500円
最終予想4,485円

※注目度A、再修正は2024年2月16日に追記、引受価額2750.80円


業績を確認すると2024年2月期の単独予想を確認することができました。売上14.10億円となり前期比128.53%増、経常利益4.93億円となり前期比682.54%増となります。


四半期利益は3.30億円となり前期比573.47%増を予想しています。


公開価格が2,990円決定の場合の指標はEPS33.32からPER89.74倍、BPS95.70からPBR31.24倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


少子化による人手不足のため同社サービスは今後も需要が見込めると観測されています。汎用性が高く幅広い製品適用が可能であるため特定の業界にとらわれないメリットがあるようです。


ファンドの出口案件ではないため期待できそうな側面はありますが、AIブームが下火になっているため初値が2倍になるようなことはなさそうです。


それでも1単元(100株)あたり最大10万円程度の利益が見込めるようです。公開株数が多いため当選確率は通常よりも高そうです。


公開価格割れは現時点で考えられていないため積極的にIPO抽選に参加しておいてよさそうです!


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)1,019,700株92.04%
野村證券38,700株3.49%
大和証券11,000株0.99%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券11,000株0.99%
マネックス証券5,500株0.50%
松井証券5,500株0.50%
楽天証券5,500株0.50%
東海東京証券5,500株0.50%
岩井コスモ証券5,500株0.50%


今期業績は良さそうですが上場規模が大き過ぎでは?と感じます。同社代表の南塲勇佑氏はキーエンス出身でエムスリーに転職されています。わずか31歳で上場に導いたわけです。


話題性はありそうですが、売出株の多くは社長絡みなので「手元に現金を置いておきたい?」とも感じます。


また、VC出資もありますが売出し割合が低いため将来の売り圧力となりそうです。


kimukimu

IPOとしては一応AI(人工知能)関連なので資金流入期待はありそうです。



とりあえずIPOが少ない時期なので主幹事のSMBC日興証券からIPO抽選に参加しておきたいと思います。株価設定が高いのでもしかしたら大きな利益も?


SMBC日興証券のIPOルールは下記記事にまとめています。IPO投資をするなら絶対に必要な証券会社の一つだと思います。




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類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
エッジテクノロジー(4268)PER54.23倍PBR11.71倍
Ridge-i(5572)PER103.37倍PBR3.63倍
Laboro.AI(5586)PER75.47倍PBR5.05倍
※2024年2月06日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2023年9月25日又は上場日のいずれか遅い日から2031年2月28日まで99,000株3円
2025年3月08日又は上場日のいずれか遅い日から2033年2月28日まで99,000株252円


ストックオプション(新株予約権)は99,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数9,900,000株に対する新株予約権の割合は2.0%に相当します。新株予約権による潜在株式数は198,000株です。


VRAIN Solution[135A]IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

VRAIN Solution(ヴレインソリューション)のIPOはオファリングレシオが低めなので悪い印象はそこまでありません。


代表者絡みの売出株が多いことは気になりますがVCよりも印象が良いです。ただ昨年の地合いが続いていると少し不安です。


VRAIN Solution(ヴレインソリューション)[135A]IPOのまとめ
※VRAIN Solution公式サイト引用


アイシングループとの取引があることは凄いですよね。流石キーエンス(6861)出身と言えそうです。


気になるのは企業規模が小さいことです。売上自体が低いためどうなんでしょうね。第1期から黒字なので印象は良いけれど上場規模に見合った収益ではないと思います。


機関投資家の評価が高ければ積極的にIPO抽選に申込みたいと考えているのでブックビルディング開始までに情報を集めておきたいと思います。


kimukimu

大手予想の評価も気になります。初値予想などはこの記事に追記予定です。



2023年は中途半端な吸収額の銘柄で公開価格割れが目立ちました。2024年はどうでしょうか。


COZUCHIと短期間のタイアップを行っています。締め切りまでもうしばらくありますがご興味があればお急ぎ下さい。


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