楽天銀行(5838)のIPOに当選した投資家は多いはずです。抽選に参加した投資家の多くが当選していると考えられます。


なかには消極的な申込みを行い配分がなかった方もいるようです。私もIPOの抽選で当選しているため自分のスタンスを決めたいと思います!


楽天銀行(5838)のIPOは儲かるのか
※楽天銀行公式サイト引用


上場承認時は上場中止(延期)もあり得ると観測されていましたが、米国のシリコンバレー銀行(SVB)にはじまった金融危機も現在は落ち着きを取り戻しています。


また、スイス金融大手のクレディ・スイスに飛び火した形となりましたが、最終的にはUBSが買収することに決っています。


これで金融危機が終わったと言えるのかはもうしばらく時間が経過しないとわからないと思います。米FRBの利上げもそろそろ限界と言われています。


そして楽天銀行の上場時まであと数日となっています。上場日は2023年4月21日です。


楽天銀行(5838)の市場コンセンサスを調べてみました

楽天銀行(5838)の市場コンセンサスについて調べてみました。


公開価格は1,400円に決定し市場コンセサンスは1,500円~1,700円となっています。


楽天銀行(5838)の市場コンセンサス


同社の上場承認時は悪材料が多く心配されていました。


そのため仮条件が大きく下振れし公募組には思いがけない好材料だと個人的に考えています。


本来であれば上場中止(延期)を行い、ベストな形で再承認したかったはずです。しかし楽天グループ(4755)の2022年12月本決算で約3,728.8億円の赤字を計上しています。


メディアでは「このままで大丈夫なのか?」と騒がれていました。


そして楽天グループの稼ぎ頭だった楽天銀行を上場させ資金調達の流れになります。と言うことで今回の上場は是が非でも成功させなければならなかったと考えられます。


目的は上場なので公募組が損しても構わなかったとも言えます。


kimukimu

しかし、楽天グループは楽天証券の上場も控えています。そのため公開価格割れはないと個人的に考えています!!



楽天銀行の株主は楽天グループ100%になり他の株主はいません。


楽天グループの筆頭株主は合同会社クリムゾングループになり、第2位は三木谷浩史氏となります。会長・社長は三木谷浩史氏が行っています。


考えてみると面白いと思います。何処まで三木谷氏の自由にできるのかわかり兼ねますが、手腕に期待している投資家は多いと思います。


ちなみに合同会社クリムゾングループとは三木谷家の個人資産会社です。


楽天銀行(5838)の初値予想で大手予想も上方修正を出した?

楽天銀行の仮条件は1,300円~1,400円でした。そして公開価格が上限1,400円に決定しています。


これを受けて大手予想も初値予想を修正しています!


大手初値予想1,600円~2,000円
修正値1,400円~1,500円
再修正1,500円~1,650円
再々修正1,500円~1,700円


市場環境が改善するにつれ予想値が変更されています。再々修正は上限が拡大されています。


修正された一番の要因は住信SBIネット銀行の株価が上昇し続けているからでしょう。銀行株全体としては現在も軟調に推移しています。


また、売出株数53,951,300株の内訳が変更され以下のように決定されました。上場による吸収金額は約895.6億円と変化ありません。時価総額は約2,380.3億円です。


国内売出株式数28,363,400株→ 21,966,400株
海外売出株式数25,587,900株→ 31,984,900株


住信SBIネット銀行の上場時は海外勢が消極的だったと言われていましたが、楽天銀行の上場では真逆の結果となっているようです。


住信SBIネット銀行の株価は公開価格1,200円で前営業日の2023年4月14日に上場来高値の1,699円を付けています。


楽天銀行にとっては良い環境のように思います。本来であればもっと高値で投資家に売却したかったはずです。これについては運がなかったとしか言いようがありません。


先のことはわかりませんからね。


ただ上場承認から仮条件決定までは地合いが悪く上場が危ういとされていたように思います。上場データなどは下記記事でまとめています。

「IPO承認」楽天銀行の上場データと初値予想を考察!


楽天銀行(5838)の買われる材料はなんなの?配当は未定

楽天銀行が買われる材料を考えてみました。


【買われる材料】
  1. 住信SBIネット銀行よりも割安
  2. 楽天証券の上場が控えている
  3. ネット組で当選していない投資家がいる
  4. 店頭配分が意外と渋かった
  5. 東証プライム市場の安定とインデックス需要
  6. 想定発行価格に比べ大幅なディスカウント
  7. 成長が見込めるネット銀行
  8. 海外販売が増やされた


【買われない材料】
  1. 海外の銀行倒産など相次ぐ
  2. 国内の銀行株が軟調
  3. 親会社の資金難による上場観測
  4. 大型IPO
  5. 配当金が未定


配当金がどの程度出るのかわかればいいのですが、住信SBIネット銀行と同じで未定となっています。


上場後に株価が動く大きな材料になるはずです。


配当利回りが投資家の予想よりも低ければ売られるかもしれません。それまでは安定した値動きになる可能性もあると思います。


初値と上場後の値動き次第だと思います!


また、楽天証券の上場が控えているため証券口座の開設は行っておいたほうがよさそうです。


他の証券会社と抽選参加方法が異なるため下記記事でIPOルールをまとめています。




楽天銀行(5838)のIPOに当選したけど購入しますか?まとめ

IPOに当選したけど辞退した方もいるようです。私は現時点で700株当選していますが全て購入します!


さらに、楽天証券の後期型抽選にも購入申込を済ませました。


楽天銀行(5838)の当選株を購入して良いのか?


迷っているのは補欠当選分を購入するのかです。


投資家も前向きに検討している方が多いため補欠当選の繰上りは少ないと考えています。しかし既に辞退した方もいるようなので10%くらいの確率で繰り上がるのか?と考えています。


市場コンセサンスや大手予想を参考にして最終的には自己責任で購入申込を行いましょう。


初値が低くてもPER的には2,000円も見えてくるそうなので、リスクを許容できる方は初値後も保有し続けると大きな利益が出るかもしれません。


公開価格割れは現時点でないと考えていますが、上場日前日のNYダウが1,000ドル級の暴落となれば簡単に割れるはずです。


PER的には初値1,700円は可能だと思います。ただ投資に絶対はないためリスクを受け入れることができない方は購入を見送ったほうが良いと思います。


私はペナルティーがある証券会社の補欠当選は申込みを行います!あとコネクトも補欠なので申込むと思います。株式売却手数料を無料にできますからね。その他はギリギリまで考えたいと思います。


銀行株全体を考えると落ち込んでいますがネット銀行は別格と考えても良いのかもしれません。海外勢の購買意欲が高まっている観測もあるため期待したいと思います。


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