レオス・キャピタルワークス(7330)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。再承認案件になり今回は主幹事の変更が行われています。
さらにSBIホールディングス傘下の投資運用子会社になっています。昔は運用資金を集めることも容易だったかもしれませんが、現在は事業面で色々と苦戦しているようです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,400円 |
仮条件 | 4月07日 |
公開価格 | 4月17日 |
公募株数 | 357,700株 |
売出株数 | 2,859,700株 |
公開株数(合計) | 3,217,400株 |
オーバーアロットメント | 482,600株 |
幹事団 | 大和証券(共同主幹事) SBI証券(共同主幹事) 楽天証券 FFG証券 マネックス証券 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 松井証券 |
委託見込 | CONNECT SBIネオトレード証券 auカブコム証券 |
同社は投資運用会社になり、2018年の承認時は想定発行価格2,010円でしたが今回は1,400円となっています。
営業収益は伸びていますが今期利益比較だと2018年から伸びていないようです。SBIファイナンシャルサービシーズが親会社になり、ISホールディングスはその他の関係会社になります。
ISホールディングスが以前は親会社でしたが2020年6月に親会社ではなくなっています。
投資家はSBIホールディングス傘下となったことでより安心できるのかもしれません。IPO的には以前ほど運用成績が振るわなくなったため人気とはならない観測のようです。
また、前回主幹事だったみずほ証券と対立しているらしく今回は幹事にもみずほ証券の名前がないと観測されています。そうなると今回主幹事を任された大和証券の力の見せ所でしょうか。
想定ベースの上場規模は約51.8億円と重たく、時価総額は約173.2億円です。
株価設定に割安感がある訳でもないため、ネームバリューなどで公開株を売り捌けるのか見ものです。業績は小じっかりイメージです。
レオス・キャピタルワークス(7330)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
2023年4月上場分のブックビルディングも終盤に近づき資金流入に期待したいと思います。
同社は楽天銀行のIPOから2営業日で上場するため盛り上がりに欠ける可能性もあります。楽天銀行が振るわなければ同社にも影響があるかもしれません。
そもそも割安感がないことが買われない理由につながりそうです。あとは機関投資家に人気があるのか?と考えています。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
レオス・キャピタルワークスの上場データと初値予想を考察
レオス・キャピタルワークス(7330)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券とSBI証券が共同で引受けます。当選狙いだと共同主幹事の2社狙いになります。大和証券から申込めば当選確率が高いと思います。
幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
大和証券(共同主幹事) | 2,252,800株 | 70.02% |
SBI証券(共同主幹事) | 868,600株 | 27.00% |
楽天証券 | 16,000株 | 0.50% |
FFG証券 | 16,000株 | 0.50% |
マネックス証券 | 16,000株 | 0.50% |
野村證券 | 16,000株 | 0.50% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 16,000株 | 0.50% |
松井証券 | 16,000株 | 0.50% |
「証券、商品先物取引業」のIPOパフォーマンスは良いとは言えません。同社の場合は上場規模が大きく売出株中心となっています。
売出株もISホールディングスが96.1%を占めるため、ISホールディングスのイグジット案件と言えそうです。
運用する資金が巨額になったため運用成績が振るわなくなった構造でしょう。一般的は話なのでいずれこのような事が起きるのは目に見えていましたよね。
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レオス・キャピタルワークス(7330)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気見込みは低いと思いますが、4月上場分のIPOが少なくなるため最後まで悩みたいと思います。
※レオス・キャピタルワークス公式サイト引用
業績を確認すると2023年3月期の連結予想を確認することができました。営業収益96.76億円となり前期94.79億円から2.08%増、経常利益16.23億円となり前期19.69億円から17.57%減となります。
四半期利益は10.53億円となり前期13.03億円から19.19%減となる予想が出ています。
想定発行価格1,400円による指標はEPS87.68からPER15.97倍、BPS471.36からPBR2.97倍になります配当は未定となっていますが前期の配当性向は30.4%です。
至って普通の値付けになるようなので、公開価格を超えて初値が付いても上値を試す展開は期待できそうにありません。地合いが悪ければ割れる可能性もありそうです。
仮条件で価格設定範囲が下げられると参加しやすくなると思います。基本的に人気はなさそうな雰囲気です!
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