【最終】Fusicとココルポート、エコムIPOの上場直前の初値予想！

Fusic(5256)とココルポート(9346)、エコム(6225)の上場直前の初値予想と証券取引所から発表された気配運用を調べました。


一番人気のIPOはFusic「フュージック」だと思います。個人的にも期待しています！



※Fusic公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたFusicの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	2,000円(公募・売出価格)
上限値段	4,600円(更新値幅100円、更新時間10分)
下限値段	1,500円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	500円以上、8,000円以下

事業領域はクラウドインテグレーターになります。IPOでは特に人気が高い部類になります。クライアントのシステム開発やDX等に強みを持っています。


システムインテグレーターと比較した場合にPERも高くなるとされています。業績水準はまだ低いようですが成長を見越した買いが期待できそうです。


また受渡日ベースでは新年度に入るため新しい資金を呼び込む可能性もあるようです。人気事業のため公開価格割れは考えられておらず、地合いが悪くても買い先行で始まると思います。


上場規模は約6.9億円、時価総額は約24.0億円になります。


同社のデータインテグレーションサービスではIoTやAI(人工知能)、ビッグデータ解析など人気キーワードもあります。この他、システムを開発し販売も行っています。


上場後に育つ企業なのかはわかりませんが、上場1日目には初値が付かない可能性が高そうです！


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

Fusic(フュージック)の上場データと初値予想を考察

Fusic(5256)の上場直前の初値予想はこうなる！

Fusicの上場直前の初値予想について調べてみました。


IPOチャレンジポイントを利用した投資家は「どのタイミングで売却しようか？」と考えているはずです。


ポイント枠当選ではない方は売り惜しみをせず売却してくると思います。ポイント利用者は6年以上貯めているはずですからね。





大手の上場直前の初値予想は5,000円となっています。


情報通信業で公開株数が少ないグローズ株になります。


3月の上場ラッシュ終盤になりIPOに向かう短期資金も落ち着き始めています。しかし、公募組の売渋りが起きると思うので上場1日目に初値はつかないと考えています。


SBI証券が主幹事を務め先に上場した日本ナレッジ(5252)のセカンダリーで見せ場がなかったのは残念です。


ただ銘柄によりセカンダリーもそれなりに盛り上がっているため短期筋に選ばれれば面白い展開も期待できそうです。上場2日目に初値が持ち越されると4月03日になるため週末リスクも出てきます。


金融危機が過ぎ去った訳ではないため公募組は色んな意味でドキドキしそうですね！

ココルポート(9346)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

ココルポートの上場直前の初値予想と気配運用について調べてみました。



※ココルポート公式サイト引用


東京証券取引所から発表されたココルポートの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	3,150円(公募・売出価格)
上限値段	7,250円(更新値幅160円、更新時間10分)
下限値段	2,363円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	788円以上、12,600円以下

上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

ココルポートの上場データと初値予想を考察


事業は障がい福祉サービスを行い、主に就労移行支援などを行います。業績が急拡大しているため需要が見込めそうです。


機関投資家次第だと思いますが、公開価格が割安との観測から初値利益が期待できそうです。


ただ、地合いが悪くなると公開規模が大きいため不安があります。


大手の上場直前の初値予想は3,700円となっています。


上場による吸収金額は約33.8億円、時価総額は約108.8億円です。


ドミナント展開を行い企業規模を拡大させている最中のため、業績が頭打ちとなるまで期待できそうです。競合のLITALICO(7366)と比較すればまだ割安です。


公開価格3,150円のPERは22.9倍になります。LITALICO「リタリコ」は株価2,546円でPER62.56倍、PBR14.76倍となります。


値がさ株なので個人投資家需要はあまり期待できないかもしれません。


本日上場のビズメイツ(9345)も値がさ株でしたが上手く発進しているため、積極的な個人投資家の資金が向かう可能性はありそうです。あとは地合いでしょう。

エコム(6225)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

エコムの上場直前の初値予想と気配運用について調べました。



※エコム公式サイト引用


名古屋証券取引所から発表されたエコムの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,680円(公募・売出価格)
上限値段	3,865円(更新値幅84円、更新時間10分)
下限値段	1,260円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	420円以上、6,720円以下

上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

エコムの上場データと初値予想を考察


事業は工業炉の開発設計などを行う工業炉メーカーになります。もちろん保守点検も行います。


売上の8割弱が自動車業界向けとなりコロナ禍以降の業績が伸びていないとの観測があります。資源価格の高騰や円安なども営業収益減につながったようです。


業績はしっかりとしていますが、名古屋証券取引所メイン市場ということで人気がないようです。


大手の上場直前の初値予想は1,545円となっています。


上場による吸収金額は約2.7億円、時価総額は約17.4億円です。IPOでは不人気事業になるため資金流入が限られそうです。


地方市場への上場なので仕方がないと思います。配当が33円となっていますが配当利回り1.96％だと公開価格程度では旨味がなさそうです。


売出株中心のIPOとなっていることも個人投資家には人気がなさそうです。また、普通に資本提携先のノリタケ(5331)の株を買ったほうが安心できると思います。


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