モンスターラボホールディングス、Arent、アクシスコンサルティングIPOの上場直前の初値予想！

モンスターラボホールディングス(5255)とArent(5254)、アクシスコンサルティング(9344)の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


IPOが同日3社となり資金分散が起きそうです。先に上場した銘柄に資金が入り株高状態となっているため3社同日上場でも期待できそうです！



※モンスターラボホールディングス公式ページ引用


先にモンスターラボホールディングスから確認してみたいと思います。東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	720円(公募・売出価格)
上限値段	1,656円(更新値幅36円、更新時間10分)
下限値段	540円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	180円以上、2,880円以下

DX系のシステムコンサルティングや開発を行っている企業になります。


2021年12月期は30億円以上の赤字を計上していましたが、2023年12月期予想は8.83億円の黒字になる予想がでています。


想定発行価格は620円でしたが公開価格は720円に決定しています。さらに売出株が100万株弱増やされOAも増やされています。


また、アセットマネジメントOneによる関心の表明を発表したことで人気があると見込まれています。VC保有株も多い割に人気みたいですね。


上場による吸収金額は約43.0億円、時価総額約241.2億円に決定しています。海外販売は公開株数の26.4％にとどまり意外と普通です。


本当に人気化するのか？と疑問もありますが200株当選しているため期待したいと思います！


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

モンスターラボホールディングスの上場データと初値予想を考察

モンスターラボホールディングス(5255)の上場直前の初値予想はこうなる！

モンスターラボホールディングスの上場直前の初値予想について調べてみました。





大手の上場直前の初値予想は1,080円となっています。


ロックアップ解除倍率が公開価格(売出価格)の1.5倍以上となっているため、その辺りの価格は意識しますよね。1.5倍だと1,080円になります。


そこから買い上がる力があるのかはわかりませんが、同日3社上場の中では最も注目されると考えています。


某紙によれば買い安心感があるとのことです。公開価格1.5倍以上は機関投資家の買い上げが必要だと思います。


財務状況の悪さが目立つとの観測もありますが、初値形成時にはあまり影響がないのかもしれません。業績期待が先行するIPOとなっています。

Arent(5254)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

Arent(5254)について上場直前の初値予想と気配運用を調べてみました。



※Arent公式サイト引用


東京証券取引所から発表されたArentの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,440円(公募・売出価格)
上限値段	3,315円(更新値幅72円、更新時間10分)
下限値段	1,080円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	360円以上、5,760円以下

上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

Arent(アレント)の上場データと初値予想を考察


事業は建設業界を中心としたDXコンサルティングやシステム開発・販売を行います。


想定発行価格1,750円から仮条件範囲が引き下げられ公開価格が1,440円に決定しています。機関投資家の評価が低いためこのような価格になったと考えられます。


また、売出株数とOAが減らされているためIPOとしての期待値は低いようです。株数の削減は大きなデメリットだと思います。


大手の上場直前の初値予想は1,750円となっています。


上場規模は約19.4億円、時価総額約86.7億円に決定しています。地合いが良いため公開価格割れはなさそうですが初値で買われるのかは不透明です。


仮条件引下げと公開株数の削減により、積極的な買いは限定されるのでは？との観測があります。


建設業向けにクラウドシステム開発を手掛け、前期赤字から今期黒字浮上となっています。業績自体は拡大傾向にあるため上場タイミングが早かったのかもしれません。


株価設定はPER38.9倍と高く同日3社の中では埋没の可能性がありそうです。

アクシスコンサルティング(9344)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました

アクシスコンサルティング(9344)について上場直前の初値予想と気配運用を調べてみました。



※アクシスコンサルティング公式サイト引用


東京証券取引所から発表されたアクシスコンサルティングの気配運用は下記のようになります。

項 目	気配運用の内容
板中心値段	1,950円(公募・売出価格)
上限値段	4,485円(更新値幅98円、更新時間10分)
下限値段	1,463円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲	488円以上、7,800円以下

上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

アクシスコンサルティングの上場データと初値予想を考察


事業はハイエンド人材領域における人材紹介やコンサルティングを行います。業績が好調に推移し利益もしっかり出ていることで人気となりそうです。


人材紹介は設備投資面のハードルが低く参入企業が相次いでいますが、同社の場合はハイエンド分野の人材会社になるため機関投資家の評価も高いようです。


想定発行価格1,650円で公開価格が1,950円に決定し割安感はあまりないようです。ただそれ以上に期待されているのかもしれません。PERは20.8倍です。


大手の上場直前の初値予想は2,750円となっています。


上場による吸収金額は約23.5億円、時価総額は約90.1億円になります。


直近上場のIPOはどれも買い気配で始まっているため同社も大きな買いを集めそうです。ただ初値は1.5倍程度に落ち着く可能性があるようです。2倍には届かない観測となっています。


実はこちらも200株当選しているため少し期待しています。グロース株のため成長期待はあるものの株価設定が高いため上値を狙って上昇するのは難しそうです。


人気化してもPER的には初値2倍が限界なのかもしれません。


類似企業ではPER40倍～50倍も存在しますが同日上場による資金分散で様子見となるパターンもあり得るかもしれません。その場合は初値に期待が持てません。


結局は今晩のNY市場次第のところもあります！


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