tripla(トリプラ)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。実は大手予想が引き下げられていた案件です。
ベンチャーキャピタルが同社株を大量に保有しているため警戒されてのことだと考えられます。上場するまでわかりませんがややトーンダウンと言った状況となっています。
※tripla公式ページ引用
東京証券取引所から発表されたtriplaの気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 800円(公募・売出価格) |
上限値段 | 1,840円(更新値幅40円、更新時間10分) |
下限値段 | 600円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 200円以上、3,200円以下 |
想定発行価格640円から25%も公開価格が引上げられた割に人気化しないとは厳しい状況です。
上場するまでわかりませんが大手では既存株主の売り圧力が強いため、その辺りが初値に大きく影響すると考えているようです。
インバウンド需要の回復も見られる中、まだまだ脱コロナには遠い判断になっているようです。
VC警戒となっている判断はPOPER(5134)の上場が影響しているそうですね。初値が期待値に届かずその後もジリジリ株価が下げています。結果、積極的に売買が行われていないようです。
同社株もそのようになる可能性があります。
それに現時点では2023年10月期の業績予想が出ているものの、日本のコロナ対策により旅行業界が再度低迷する可能性もあります。ようやく今期黒字化しているため初値くらい高ければと個人的には期待しています。
マザーズ指数は高値圏で停滞しているため期待したいと思いますが、VC出資が多いと警戒する環境のようです。リンカーズなどもVC出資が多く停滞していますからね。ベースフード(2936)は最悪な状況です。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
tripla(トリプラ)の上場データと初値予想を考察
tripla(トリプラ)IPOの評価は高いがVC出資がネック
tripla(トリプラ)の上場直前の初値予想はこうなる!
triplaの上場直前の初値予想について調べてみました。業績はコロナ禍を脱することから右肩上がりとなることが期待されています。旅行支援政策なども追い風だと考えられます。
大手の上場直前の初値予想は1,300円となっています。
上場規模は約9.5億円と低いにも関わらず初値1.5倍をクリアーできない環境にVCもヤキモキしていそうです。一時は初値持越しとなる可能性も多少なりあったようですが、その勢いは現時点でないと言えそうです。
ティムス(4891)も公開価格に迫ってきました。この辺りで反転して欲しいですね。
しばらく前まではVC保有率が低かったり、利益がしっかりしているIPOばかりでしたが直近ではVC案件が多くなっています。
12月の上場ラッシュが思いやられます。そんな環境でも利益が狙えるように努力したいと思います。
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