INTLOOP(イントループ)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。人気業態ではありますが大手予想では中堅幹事のため不安視している部分もあるようです。


予想サイトにより初値がブレているようにも感じますが、公開価格を超えて欲しいと願うばかりです!


INTLOOP(イントループ)IPOの上場直前の初値予想
※INTLOOP公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたINTLOOPの気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段3,500円(公募・売出価格)
上限値段8,050円(更新値幅175円、更新時間10分)
下限値段2,625円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲875円以上、14,000円以下


フリーランス人材を活用したビジネスを行い、コンサルタントやITエンジニアなどの専門性の高いプロフェッショナル人材の提供を行う企業です。


過去にもてはやされた時期もありますが、人材派遣会社と区別がつきにくいと言った指摘もあります。


現在でも高い評価対象となるようですが、同社の場合は上場規模が大きいことから公開価格割れとなる可能性が強いようです。


業績は好調に推移していることから、公募組が株式を売却すれば一定の価格で落ち着く可能性があると考えています。


フリーランス人材会社の評価は銘柄によりバラツキが多く、同社の場合は本来高く評価されてもおかしくないようです。


kimukimu

今回のIPOを簡単に言えば、上場規模が大きいため需給不足に陥る可能性があるということです!



機関投資家の需要があれば公開価格を超えるとされ、個人投資家主体だと公開価格を割る可能性があるようです。


明日は単独上場のため資金は向かうと考えられますが、実力以上の上場規模と評価されているようです。2022年7月期の単独予想で売上約131億円で四半期利益が約5億円なんですよね。


そして吸収金額が約47.3億円、時価総額が約161億円になります。PERは28.3倍になり類似企業比較では妥当な価格帯にあるようです。


一部の銘柄で高いPERを維持していることから単純比較が難しいとされています。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

INTLOOP(イントループ)の上場データと初値予想を考察
INTLOOP(イントループ)のIPOは上場規模が大きく低評価


INTLOOP(イントループ)の上場直前の初値予想はこうなる!

INTLOOP(イントループ)の上場直前の初値予想を確認するとやはり公開価格割れ濃厚のようでした。


想定発行価格から仮条件上限を20円上げてきたことは特に問題視されていませんでしたが、下限方向に580円も下げられていたことに違和感がありました。


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は3,200円となっていました。公開価格は3,500円です!!


【追記】
大手新聞社では3,500円と公開価格同値、さらに某社は4,000円とバラバラでした。


また、大手の初値予想が4回修正されているため予想も難しかったように感じます。4回目の予想は3,150円~3,500円でした。


幹事引受け価格が3,220円となっていることからシンジケートカバーよりも下げる予想が出ています。成長期待は高いとされていますが初値は苦戦するようです。


どうなるのかはわかりませんが、東海東京証券が主幹事を務めるIPOが最近苦戦しています。


大手の試算的には4,000円以上の株価も期待できるそうなのでセカンダリーで参加する方もいると思います。ただ来期も現在の勢いが続くのか先のことはわかりません。


短期資金流入の可能性を考慮しても3,220円予想となっていることから不安視しています。何とか今後のIPOのためにも公開価格を超えて初値が付けばと考えています。


シンジケートカバーで吸収できない可能性も十分あり得るようなので、IPOに参加される方はリスク面に気を付けておきましょう。予想が外れることもあると思いますが、全般的に重い内容です。


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