ジャパンワランティサポート(JWS)[7386]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ジャパンベストレスキューシステム(JBR)完全子会社の企業で親子上場になります。
利益率が高く上場規模も通常サイズのため需要は見込めると思いますが、初値利益を考えると公開価格前後となる見込みです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,640円 |
仮条件 | 6月03日 |
公開価格 | 6月14日 |
公募株数 | 97,000株 |
売出株数 | 543,000株 |
公開株数(合計) | 640,000株 |
オーバーアロットメント | 96,000株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) 大和証券 野村證券 東海東京証券 SBI証券 楽天証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 コネクト |
同社は住宅設備機器の延長保証事業を行い「あんしん修理サポート」等のサービスを行います。
住宅設備機器の故障による修理対応、さらに不具合解決サポートを行います。具体的な例をああげると、給湯器やキッチン、バス、洗面化粧台、トイレ等になります。
故障や不具合が発生した場合に同社が事業者の代わりに修理等を行います。
親会社のジャパンベストレスキューシステム(JBR)が個人向けにサービス提供を行っている事業の延長線とも言えるため、上場する意味自体に疑問もあります。
ただ収益は安定しており財務体質を考えると非常に魅力があります。売上は15億円未満となっていますが取引先大手にはヤマダデンキの名前があり、2021年9月期の売上に対し20.3%の売上を占めています。
親会社のJBRはジャパンワランティサポートが上場後も株式の70%程度を保有する予定となっており、上場ゴール感はあるもののそれほど悪い印象はありません。
新奇性などは感じられませんが同業他社に比べると株価はやや割安だと思います。上場による吸収金額は約12.1億円、時価総額34.4億円になります。
ジャパンワランティサポート(JWS)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。上場日の6月23日は4社上場する予定となっているため選ばれないIPOになる可能性もあるようです。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想1,500円~2,000円
※注目度B
※注目度B
底堅い印象を受ける銘柄ですが公開価格割れも視野に入るようです。想定発行価格は1,640円です。
株主構成は上場前で5名しか存在せずベンチャーキャピタルも出資していない状況です。
ただ某紙によれば新株予約権の対象者が4名しかいないにも関わらず、発行済株式総数に対し26%となっていることを指摘しています。
上場時に新株予約権(ストックオプション)を売却することはできません。中長期的には発行株数から考えると問題となる可能性があるようです。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
ジャパンワランティサポートの上場データと初値予想を考察
ジャパンワランティサポート(JWS)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 569,600株 | 89.00% |
大和証券 | 19,200株 | 3.00% |
野村證券 | 19,200株 | 3.00% |
東海東京証券 | 19,200株 | 3.00% |
SBI証券 | 6,400株 | 1.00% |
楽天証券 | 6,400株 | 1.00% |
幹事構成を考えると当選しにくいIPOだと思います。店頭証券が引受け上位を占めておりネット組の当選確率は低いでしょう。
にもかかわらず初値売却益が期待できないようです。
上場後に株価が大きく下がれば短期的に買われる可能性はあると思います。人気が見込めない要因は新奇性がなく他社にも似たようなビジネスを行っている企業があるからだと思います。
IT系のように一気に利益が見込める銘柄でもありません。ただ売上は保証期間中だとストック型になるため事業規模に応じて拡大すると考えられます。
同社のような銘柄が公開価格割れになる予想が出ること自体、IPO人気が低迷している証だと思います。このくらいの規模であれば初値1.5倍程度は本来期待できるはずなんですけどね。
もうしばらくIPO市場は我慢が続きそうです。
IPOが低迷しているためクラウドファンディングで利益をコツコツ積上げる投資は如何でしょうか?
Funvestの投資内容をまとめてみたので興味があれば参考にして頂ければと思います。私はキャンペーンに参加して色々頂くことができました。
Funvest(ファンベスト)の貸付型クラウドファンディングにつて評判と口コミをまとめました。実際に投資を行い儲かるために何を行えばいいのか考察しています。 メリットとデメリットを調べ投資を行う際の特徴を取り上げています …
ジャパンワランティサポート(JWS)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。初値予想も現状では微妙なので仮条件後にスタンスを決定したいと思います。現段階では参加予定です。
※ジャパンワランティサポート公式サイト引用
業績を確認すると2022年9月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上14.43億円となり前期12.51億円から15.35%増、経常利益5.05億円となり前期4.93億円から2.43%増となります。
四半期利益は3.27億円となり前期3.21億円から1.87%増を予想しています。
配当金はこれまで実施されたことがなく、当期純利益5億円を達成する時期を目途として、配当性向20%程度の利益還元を考えているそうです。まだ配当は遠そうですね。
キャッシュ先行となるビジネス故に安定した収益となりますが、IPOでは人気化しにくいとされています。上場規模が5億円程度であれば今の地合いでも十分利益が見込めたのかもしれません。
IPOが再開されるため市場からの注目度は上がると考えられますが、マザーズ指数から考えると本格的な回復はまだ先のようです。短期的に盛り上がるIPOは出ると思いますが同社ではなさそうです。
仮条件発表前の段階でジャパンワランティサポートが人気化するとの予想は出ていません。
住宅設備保証サービスは10年間の保証が中心とされていますが、同社の収益ロジックには魅力がありそうです。IPO的にはあまり人気がないようですけどね。
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