クリアル(2998)とペットゴー(7140)が明日上場します。外部環境が良いとは言えませんがIPOに資金が入っているため初値に期待できそうです。
大手予想を超えて初値形成となるのかドキドキ感があります。大型連休に入るため手じまい売りも考えていたほうが良いと思います。
※クリアル公式サイト引用
先にクリアルから確認してみたいと思います。東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 930円(公募・売出価格) |
上限値段 | 2,139円(更新値幅47円、更新時間10分) |
下限値段 | 698円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 233円以上、3,720円以下 |
クリアルは個人投資家に対して不動産投資型クラウドファンディングのサービスを行っています。また、富裕層などに対してワンルームマンション投資を実物不動産で行い、機関投資家や超富裕層向けに資産運用サービスを行っています。
不動産業としては株価設定が高く、某紙によれば「ネット証券だから」と評価されているようです。逆に店頭証券はディスカウントを行う傾向があるようです。
この辺りはIPOを長く続けているとわかってきます。
特にクリアルの主幹事であるSBI証券は株価設定が高くなる傾向にあるようです。公開価格が安すぎる問題も多少関係しているのかもしれませんが、常に強気姿勢だと感じます。
クリアルに限っては個人投資家からの評価が高く公開価格割れはないと思います。初値予想も上方修正されているため大手予想もクラウドファンディング市場の成長を織り込んできたように思います。
大型連休中に外部環境が変化する可能性があるため、セカンダリー投資に参加される方は特に気を付けたほうがよさそうです。
同社の業績やこれまでの初値予想は下記記事でまとめています。上場による吸収金額は約10.7億円です。
クリアルの上場データと初値予想を考察
クリアル(2998)IPOは買われない?株価設定が問題
ペットゴー(7140)の気配運用を調べてみました
ペットゴーの気配運用を調べてみました。東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 550円(公募・売出価格) |
上限値段 | 1,265円(更新値幅28円、更新時間10分) |
下限値段 | 413円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 138円以上、2,200円以下 |
ペットゴーはペット用のヘルスケア商品をECサイト経由で販売を行っています。自社サイトでは2割程度の売上となり、大部分は楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon支店、auPayマーケット支店経由での売上になります。
売上の約8割がリピーターとなっているため、上場により知名度が高まることで売上増となる期待が持てそうです。
上場による吸収金額が約4.0億円で株価設定も低いことで初値2倍が視野に入りそうです。上場承認時は初値持越し観測でしたが現在は修正されています。
初値予想が下方修正された理由はベンチャーキャピタル保有の301,200株の存在があるようです。この他にも売却可能な既存株主の存在があります。
ロックアップは公開価格の1.5倍以上となっていますが、初値形成後の売却となるため初値2倍程度まではオーバーシュートする可能性がありそうです。
類似企業比較ではエコートレーディング(7427)が参考になります。モーニングスターのレポートでも紹介されていました。
同社の業績やこれまでの初値予想は下記記事でまとめています。
ペットゴーの上場データと初値予想を考察
ペットゴー(7140)のIPOは割安感から初値持越し観測
クリアル(2998)の最終初値予想はこうなる!
クリアルの最終初値予想を調べてみました。初値予想が上方修正されさらに期待できるかもしれません!大手から発表された最終初値予想は1,300円となっています。
投機的な資金が向かうのか注視しています。モイ(5031)は初値予想よりもかなり高い価格まで買われました。クリアルもSBI証券主幹事なので気になります。
強気の価格設定でも結果を残せそうです!
不動産業のカテゴリーになりますがITを利用しているあたりが評価されると考えています。続くIPOがないことで資金が集まりそうです!!
ペットゴー(7140)の最終初値予想はこうなる!
ペットゴーの最終初値予想を調べてみました。需給を考えるとこちらも公開価格割れはないと思います。Eコマース(電子商取引)銘柄と考えた場合は高騰してもよさそうですが、新味が感じられない事業なのでその勢いはないかもしれません。
※ペットゴー公式サイト引用
大手から発表された最終初値予想は1,000円となっています。
円安が長期的に定着すれば同社製品にも影響はあると思いますが、D2Cブランドの「ベッツワン」は価格競争面で優位になる可能性があります。
上場で得た資金はD2Cブランドの製造費や広告販促費などに利用されます。また、D2C(消費者直接取引)ブランドとなっていますが、プライベートブランドのことを指していると考えられます。
同社の事業は特別人気だとは思えませんが、不人気でもないためそこそこの初値が期待できると思います。こちらもセカンダリーに参加される方は大型連休に注意したほうがよさそうです。
次は連休明けのIPO承認に期待しておきたいと思います。上半期にもう少し利益を出せたら最高だと考えています。コツコツ頑張りましょう!
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