Finatextホールディングス(フィナテキストHD)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。ファーストインプレッションは公開価格割れの可能性が高そうです。
前期が16ヶ月決算のため業績の分析にしにくいためスルーされる可能性もあるようです。上場数が集中するため、あえて申込まなくても良いというジャッジを下す投資家もいると思います。
某社レポートを見れば投資する気力が失せるかもしれません。本人次第だと思いますが赤字業績は不安材料です。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,290円 |
仮条件 | 12月03日 |
公開価格 | 12月13日 |
公募株数 | 2,800,000株 |
売出株数 | 12,675,700株 |
公開株数(合計) | 15,475,700株 |
オーバーアロットメント | 2,321,200株 |
上場時発行済み株数 | 48,754,628株(公募分を含む) |
想定ベースの時価総額 | 約628.9億円 |
幹事団 | 大和証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) 松井証券 あかつき証券 楽天証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 |
委託見込 | DMM.com証券 |
同社は証券や保険ビジネス向けにクラウド基幹システムを提供しています。
証券インフラストラクチャー「BaaS」の運営や保険インフラストラクチャー「Inspire」の開発・保守を行います。また、金融機関向けにDXの提供や支援を行っています。
さらにビッグデータ解析事業ではデータ利活用の促進を行います。
投資で人気となるキーワードが多く含まれていますが、VC売出し色が強く上場による吸収金額も想定ベースで約229.6億円と巨額のため不安があります。時価総額は約628.9億円です。
サブスクリプションによる収益も4割程度となっていることから業績面の不安も意外にありそうです。同日上場も6社となっているためわざわざ危険なかけをせずに、他の銘柄で利益を狙ったほうが賢いのかもしれません。
個人的にもIPOに参加しない方向で考えています。THECOO(ザクー)も株価設定が高いため悩みますよね。
FinatextホールディングスIPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので投資前に確認を行っておきましょう!最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
第1弾発表で公開価格割れ濃厚だと伝わってきます。仮条件次第のところはありますが海外引き受けが何割になるのかがポイントでしょうか。
公開価格の1割程度は既に海外の投資会社が引受けますが、海外上乗せがどのくらいあるのか?と大手でも心配しているようです。
個人レベルでは判断が付きにくいため機関投資家の状況を確認しながら参戦したほうがよさそうです。証券紙で取上げられたりすれば人気が出るかもしれません。厳しそうですけどね。
これまでの情報は下記記事でまとめています。
Finatextホールディングスの上場データと初値予想を考察
FinatextホールディングスIPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同になります。この2社で公開株数の98%を引受けることになっています。引受幹事上位の松井証券でも0.5%となっています。値崩れ防止なのか?と感くぐるところがあります。
幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
大和証券(共同) | 10,833,100株 | 70.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同) | 4,333,200株 | 28.00% |
松井証券 | 77,400株 | 0.50% |
あかつき証券 | 69,600株 | 0.45% |
楽天証券 | 69,600株 | 0.45% |
岩井コスモ証券 | 46,400株 | 0.30% |
マネックス証券 | 46,400株 | 0.30% |
平幹事からの申込みをするくらいなら大和証券からの申込みがよさそうです。
また、大和証券グループのストリームでもIPO取扱いの予定が告知されています。
ストリームはBaaSを利用して株式売買手数料を無料化している証券会社です。ついにIPOも取扱われるようです。キャンペーンが行われているためついでに頂いておくといいかもしれません。
最大5,000円相当の株式が必ず貰えます。売却すれば現金化することも可能です。詳しくは下記記事でまとめています。この記事では同社の詳しい事業内容を確認できる記事も掲載しています。
興味があれば参考になると思います。ホントに売買手数料が無料なので驚きます!
ストリーム(STREAM)のキャンペーンを活用すれば自己資金0円で株を始めることができます。株ロトキャンペーンが始まり最大5,000円相当の株を必ず貰うことができます! 口座開設を行うだけで貰えますが注意点もあるため詳細 …
FinatextホールディングスIPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気となる見込みが低いと感じているため積極的な参加を見送る可能性が高いと考えています。
業績を確認すると2022年3月期の連結業績予想を確認することができました。それによれば売上26.54億円となり前期27.51億円から3.53%減、経常利益-7.82億円となり前期-7.57億円とあまり変化がありません。
四半期利益は-10.00億円になり前期-10.12億円とこちらもあまり変化がない予想が出ています。業績評価は難しそうです。
EPSは-24.44になりBPSは174.12になります。想定ベースのPERは赤字のため算出不可でPBRは7.41倍になります。
吸収金額の割に実績が乏しいと感じてしまうため、ストック型収益でも買われないパターンなのではないかと考えています。
上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました
新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!
1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。