ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)7354が10月05日に上場します。ファンド売出し株のIPOになるため人気が低く個人投資家の間では需要が見込めませんでした。


ブックビルディングの状況を目論見の訂正事項で確認を行ってみたところ、「申告された総需要株式数は売り出し株式数を十分に上回る状況」だったとあります。


また、現在のマーケット環境等の状況や市場評価などを総合的に勘案して、公開価格2,700円に決定したそうです。


ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)最終初値予想
※DmMiX公式サイト引用


項 目気配運用の内容
板中心値段2,700円(公募・売出価格)
上限値段6,210円(更新値幅135円、更新時間10分)
下限値段2,025円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲675円以上、10,800円以下


自社コンタクトセンターを利用した電話受発信、フィールドセールスによる直接訪問、Webコンタクトを利用した顧客企業のエンドユーザー向けにたダイレクトマーケティングを行う企業です。


IPOとしては魅力が感じられない事業内容です。またファンド売出しによる上場(IPO)になるため評判や評価を考えた場合は低いと思います。


上場市場は未定だったものの東証1部に決定したことは好材料です。またキオクシアホールディングスが上場を中止したことは同社にとって好材料だと考えています。


業績は好調となっていますが、PERを計算してみると売出価格2,700円計算で24.50倍になります。類似企業平均が20倍前後であることを考えるとやや高めの設定になりそうです。※2020年10月04日調べ


また光通信との関係が深いことで様々な憶測も出ているようです。同社の詳しい情報は承認記事でまとめています。
ダイレクトマーケティングミックス(7354)IPO上場承認と初値予想


直近では雪国まいたけ(1375)の初値が公開価格を割れたことで、東証1部へ直接上場を行っても買われる雰囲気ではなさそうです。


上場後も売出人のインテグラルは株式の過半数を維持する見込みとなっているため、このまま事業収益期待はあると思います。業績面は流石ファンドといった感じています。


今回はそもそもIPOで初値を狙えるような銘柄ではないため、公募組の参戦者も少なかったようです。


ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)の最終初値予想はこうなる!

ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)の幹事引受け価格が2,538円になっていることから、最終初値予想は2,538円になっています。


他の情報誌も公開価格2,700円を6%程度下回る2,538円の記載がありました。このことからシンジケートカバーによる初値形成となりそうです。


また、みずほ証券は主幹事でありながら個人投資家へ配分を行っていないようです。気になりみずほ証券の管理画を確認すると抽選参加はできないようでした。


ダイレクトマーケティングミックス(DmMiX)抽選参加
※みずほ証券公式サイト引用


海外配分は3,922,900株になり、公開株数とOAを合わせ9,022,700株から計算すると比率は約43%になります。海外配分が多いため日本国内では不人気だったと考えられます。




タスキ(2987)上場2日目の初値予想と気配運用

上場1日目に初値が付かなかったタスキ(2987)についても調べてみました。注目されているのは上場2日目の上限で初値が付くのかどうかです。


上場1日目の売りから上場3日目に初値が持ち越される気がしています。VCのさじ加減で初値形成の流れも考えられるそうです。


タスキ(2987)上場1日目の株価
※SBI証券公式サイト引用


項 目気配運用の内容
板中心値段1,541円(公募・売出価格)
上限値段3,545円(更新値幅78円、更新時間10分)
下限値段1,156円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲386円以上、6,170円以下


タスキの気配運用は東京証券取引所から上記のように発表されています。また、新規上場銘柄の売買に関する規制措置が行われ、買付代金の即日徴収などが行われます。


大手予想では初値3,615円を維持しています。他社では4,000円となっているため上場3日目も買い上がる予想となっています。


私もですが、SBI証券でIPOチャレンジポイントを使って当選された方は売り時が悩ましいと思います。ポイントを使っていない方は即売でしょうか。


アクシスやヘッドウォータースの株価が好調であれば、タスキも予想値よりも高く初値が付く可能性もあると思います。


投資マンションデベロッパーにIoTを組み合わせ、クラウド事業も今後展開するためそのあたりで一時的な買いが入ることに期待したいと思います。吸収額が2.3億円と低いことに魅力があります。


ユニコーンで第9号案件のディビイが発表されました。上場(IPO)を行う場合、最短3年間となっていることで急成長が見込めます!AI技術使ったDX関連事業のためかなり人気が予想されます。


今回もディビイについて詳しくまとめたので投資前に参考にしてください!私も投資を予定しています。


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